24/11/02 20:04:45.16 7KR8NG5Zr.net
「他者への有害性」の算出には社会的信用や法的な側面が十分に考慮されていない可能性があります。適法なアルコールの使用者と、違法薬物であるメタンフェタミンの常用者を比べると、社会的信用や受け入れられやすさには明らかな違いがあります。
この研究では、あくまで「他者への有害性」を医療費負担や治安悪化、事故などの物理的な影響に基づいて数値化しているため、違法性や社会的評価といった要素は評価基準に含まれていないと考えられます。社会的な信用や合法性の観点から見ると、メタンフェタミンのような違法薬物の使用は、それ自体が信頼性や社会的立場に大きな悪影響を及ぼしやすい一方、アルコールは文化的・社会的に許容されやすいため、社会的影響の評価にズレが生じているのかもしれません。
また、アルコールの使用は日常的に広く行われているため、暴力や事故などの「他者への影響」が数としては多くなる一方で、メタンフェタミンのような違法薬物の使用者数は比較的少ないため、その影響が数値に反映されにくい面もあります。こうした違いから、必ずしも社会の実情を反映しているとは言い難い部分があるのは確かです。