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労組と弾圧~関西生コン事件を考える~ | TVer
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4月16日(火)11:59 終了予定
MBS発 映像’24 労組と弾圧~関西生コン事件を考える~ | 毎日新聞
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やるべきことやった それだけではないのか 遅ればせながら今、光を
「忘れることにしよう」。ニュースに追われると、消極的な判断をしてしまうことがある。
市民団体の地味な告発、反社会的勢力絡みの事案―「背景に大きな問題があるかもしれない。
でも手間の割に扱いは小さそう」。「関生事件」も、そんな「前さばき」の対象だった。
連帯労組関西生コン支部、「関生(かんなま)」はミキサー運転手による労働組合だ。
一斉ストライキも辞さない、厳しい交渉姿勢で知られる。活動が過激に映ることもあり、
多くのメディアが「関生」を「反社会的勢力」視した。5~6年前、組合員のべ81人が
逮捕された。ストや労使交渉に対して威力業務妨害、強要などの疑いがかかった、
戦後最大規模の労働事件だ。
否認すれば長期間勾留される。取り調べで、保釈とひきかえに「脱退」を迫られ、
耐えきれず容疑を認め労組をぬけた人も多い。組合員は10分の1に減った。
裁判では、当局の筋書き通りの有罪判決もある一方、無罪判決が相次いでいる。
いずれにせよ記事やニュースは少ない。
今年の春闘は「賃上げ」など明るさが漂う。しかし権力や資本に疎んじられるや、
労組が「犯罪集団」とされる危うさが、現実にある。もしや、「関生」は労組が
「やるべきことをやっただけ」ではないか。遅ればせながら光を当てる。
「関生事件」とは何だったか。