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もち吉カレンダー令和6年(2024年)こくごのじかん
こくごのじかん~教室で出会ったすてきな世界
小学校の教科書で出会ったすてきな物語たち。
「百羽のツル」の仲間を想う優しさや、涙を誘う「泣いた赤おに」
戦うもの同士の誇りと尊敬「大造じいさんとガン」や、金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」
宮沢賢治の「やまなし」や、がまくんとかえるくんの友情「おてがみ」
雄大な「くじらぐも」や、ことばのリズムがたのしい「いるか」
日本の昔から伝わる「かぐや姫(竹取物語)」や、夏目漱石の代表作「吾輩は猫である」
おじいさんのために勇気を出した「モチモチの木」や、優しさと子供の成長の「手ぶくろを買いに」
これら素晴らしい物語を、版画タッチ、葦ペンタッチ、油絵タッチ、和紙の貼り絵の4つの表現で描きました。
URLリンク(takenaka-atorie.com)
>戦うもの同士の誇りと尊敬「大造じいさんとガン」
1970年ごろ、椋鳩十がある学校で講演したとき教師の半数以上がボイコットをした。
大戦直前に発表した『大造じいさんとガン』には、
「おれたちはまた堂々とたたかおうじゃあないか」と少年読者を戦争へ駆り立てる意図があるという理由であった。
これについて椋は、「戦時中「死ぬことが美しい」という考え方が広まった。
そうではなく「生きることこそ美しい」ことを強調したかった。
不合理で、非人間的な軍国主義の時代だからこそ、
「動物ども」の生命の尊厳をうたいあげることが、最も痛烈にクレージーな時代を告発することになると私は信じた」と心境を語っている。
↑物語作者の意図を思いっきり捻じ曲げておりますw