23/11/18 12:24:49.23 BCCbbwFVa.net
>>108
こういう研究結果がある
4000万人を殺したというチンギス・カンは地球の温度を下げたか?
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カーネギー研究所とマックス・プランク研究所の科学者たちにより、これまで知られていなかった征服者のグリーンな側面が明かされています。
「人間の活動が気候へ影響するようになったのは化石燃料の発見にともなう産業革命以降のこと、というのはよくある誤解です」とカーネギー研究所の環境科学者Julia Pongratz博士は述べています。
「実際には、農耕のために森林を開拓し地球表面の植生を変えたことにより、人間は数千年も前から気候に影響しているのです」
農耕牧畜を始めて以降の人類は、基本的には森林を減らすことにより吸収される二酸化炭素の量を減らし、大気中の二酸化炭素を増やすことにより「地球を温め続けてきた」と言えます。そんな歴史のなかで、人間の活動により「地球が冷える」ような出来事はあったのでしょうか?
Pongratz博士らは人口減少後の森林再生により気候へ影響した可能性が考えられる4つの出来事、すなわち13世紀から14世紀にかけてのモンゴル帝国による侵略戦争、14世紀末のペスト大流行、16世紀から17世紀にかけてのヨーロッパによるアメリカ大陸征服、17世紀後半の明の衰亡に着目しつつ、西暦800年からの土地被覆(森林・草地・水面・土壌など地表面の物理状態)のモデルを作成しました。
「ペスト流行や明の衰亡といった短期的な出来事では、土壌の物質(死体など)の腐敗により排出される二酸化炭素を帳消しにするほどの森林再生は見られませんでした。しかし、モンゴル帝国による侵略やヨーロッパによるアメリカ征服といった長期間にわたる出来事では、有意な量の二酸化炭素を吸収できるだけの森林再生が可能でした」とPongratz博士は語っています。
今日のアジアのほぼ全域から中東・東ヨーロッパまで、最盛時には地球全土の22%を占めた史上最大の帝国モンゴル帝国の祖であり、4000万人を殺したと言われるチンギス・カン(チンギスハン、1162-1227)。その大量殺害のあとの森林再生は、実際に地球の温度を下げるほどの規模だったそうです。