23/10/09 16:08:04.71 FIyvjIyJ0.net BE:241672384-2BP(1000)
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2022年は、日本が貧しくなったことが痛感される年になった。
急激に円安が進んだため、様々な指標で日本の国際的地位が下がったからだ。
10月に公表されたIMF(国際通貨基金)のデータによると、2022年には、台湾の一人当たりGDPは4万4821ドル(世界第24位)となり、日本の4万2347ドル(27位)を超えた。
ただし、2023年に公表されたIMFのデータでは、台湾は、日本をわずかに下回った。
10年前の2012年をみると、日本の一人当たりGDPは、韓国の1.9倍、台湾の2.3倍だった。
2013年に異次元金融緩和が導入されて円安が進み、日本の地位は顕著に低下した。
それが2019年まで続いたのだが、2020、21年に、韓国、台湾が日本に急迫したのだ。
IMFの予測によると、日本、韓国、台湾の相対的な関係は、今後も暫くはいまのままで続く。
しかし、韓国の成長率が日本より大幅に高いので、近い将来に韓国も日本を抜く可能性が高い。
これまでも、シンガポールと香港の一人当たりGDPは、日本よりかなり高かった(2022年で、シンガポールは世界第5位、9万9935ドル、香港は第16位、6万2015ドル)。
ただし、人口は数百万人だ(シンガポールは569万人、香港は748万人)。つまり、都市国家であって、日本とは簡単に比較できない面がある。
それに対して、台湾は人口が日本より少ないとはいえ、数千万人のオーダーだ(2357万人)。
この規模の人口のアジアの国・地域の一人当たりGDPが日本とほぼ同じになるのは、初めてのことだ。
韓国、台湾の成長率は日本よりかなり高いので、韓国、台湾が日本を抜くだけでなく、将来は差が拡大していく可能性が強い。
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