23/10/29 23:45:21.57 bCm6/DEWW
「そうそうたる大会社に行き、少し前まで『半導体は日本だ』と頑張った友人がいた。しかし、今は
見る影もない－。俺たちの世代は何をやってきたんだろう。私とすべてジャンルは異なるが、この年になって、
じっくり考えるんですよ。」少し遠い目をする「自分のやってきたことはこんな副作用を生んでいたのかと
考えるものばかりですよ。自分の思った通りになったことは絶対ない。ほとんど、予期しないことが起きている。
例えば難民の問題。私は議員になりたての頃、自民党法務部会でこの問題に取り組みました。当時は、
無制限に外国人を入れるととんでもないという議論があり、入国には『職業訓練』という形を取り入れたが、
今から思えば、物の見方が足りなかったと自省することが多い。『こんなこと考えもしなかった』という問題が
次々と起きてね」もう一例として挙げたのが、女性の社会進出の遅れだ。「私は昭和２０年生まれだから、
現行憲法の『男女同権』は素晴らしいと教わった。
しかしその私が何をやってきたかといえば、政治家の傍らで、家事は全部女房に押しつけた。
家事はやってみると結構大変ですよ。こんなこと言ったら、あの世の女房に怒られるかもしれないが、
専業主婦じゃない人が家事に取り組むのは大変だ。今は働く女性が圧倒的に増えたでしょ。
亭主と女房がどっちも働いているのに、家事は女房だというんじゃね。子育てしながら政治に携わる
上川陽子外相や加藤鮎子こども担当相は相当優秀ですよ」・・・と言った。
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23/11/04 07:34:49.28 dsk/NW7Gt
ma
74:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/11/11 04:45:01.28 uYhhDNavJ
「２ちゃんねる」の元管理人で実業者のひろゆき氏が円安の弊害を予見した。
日米の金利差に伴い、もっかドル円で円安が進行している。１０日時点で１ドル＝１５１円台で推移している。
ひろゆき氏は１０日までにＸ（旧ツイッター）を更新。「円安になると日本人の給料が外国と比較して
割安になります。円安で同じ商品を輸出すると円換算での利益は増えます。海外投資も高利回りになります。
輸出企業・資産家・投資家・外国人は円安美味しいものです。資産のない労働者、と、国内向け企業が
円安で苦しみます」と解説した。円の価値が低下する円安を日本の国力衰退と考えれば、
今後も円安に進む可能性が高い。ひろゆき氏は１０日に更新したＸで「１ドル３００円になると、
中国で年収２００万円の工員が働く工場が日本国内の工員の給料とドルベースで同額になるので
回帰するメリットが生まれます。１ドル３００円で給料は変わらずに、電気代は２倍で、
ｉＰｈｏｎｅは２０万円、ガソリンは３００円／ｌ。魚介類や農産品も燃料コスト高の煽りを食らうので、
サンマ一匹５００円」と恐るべき〝未来〟を予見した。
これにはフォロワーから「生活できなくなっちゃう」「秋刀魚１匹５００円は地獄」
「自給自足で生きていきます」など、悲鳴が上がっている。・・・というが、実は円高にならなかったら
それなりに、それで良かったんだ。実はここにカラクリがある。要するに自民党に橋本内閣が出来た時代に
その、預け置いた金の返還を求めたのである。金兌換制を信じれば、金は時の統一貨幣である。
ところが、米国において金の在庫が無かったと言うより、出さなかったのである。で日本の金であった
旧株券、つまり三井三菱住友などの生保株券の 原価方式を時価方式に変えよと言う圧力に乗ったのだった。
75:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/11/11 04:45:25.42 uYhhDNavJ
これによって、あれよ、あれよと１５０円が、１１０円 ９０円となって行った。此の時これに対応すべく
やった事が 労働者派遣法だったのだ。実はこれが大間違いで、政府介入でドルの大型買い入れすれば、
日本は大金持ちの日銀が出来ていたのである。その枠を広げ切れず、対応も出来なかった。その後
御手洗君が経団連の会長になっていたが、給与闘争に、国際競争力が無くなるとほざいたのだ。
こんな、大嘘と大馬鹿の経営者が、牛耳っていたのだ、実は此の時もしリスクヘッジに経営者自ら
ドル建て資本に移動したり、ドル補充の余剰金積み上げを経済界でスクラム組んでやっていれば、
こんなに早く１００円時代にならず、に大型バブルの、景気は続いていたのであって、それをやらなかった
。で行ったのが 同じような省資源 省力化の人員整理で、国鉄解体思いやり予算の無駄使いだったのである。
76:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/11/24 11:37:51.20 gW3q7Bv7J
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・４２
ところが、アメリカの発達はすさまじく、大陸横断の鉄道が出来ると、制作者達は、
こんな危険で高い敷地料金で、映画スタジオなんかやってられない。とばかり愚痴る所
に、サンフランシスコでかなりの盛況だったらしい。と聞きつけ、幾つかのスタジオが
持ちより、ハリーウッド、つまりハリーの山林に移り住んだ。このハリウッドを創るに
当たって、戦前にアメリカでは大量の移民を受け付けていた。その中では、富裕層は、
イギリス人でもフランス人でもなくイタリア人投資家であったのだ。つまり十字軍遠征
のころ、スペインとのベルベル戦争で負けて以来、ペルシャでの大富豪はイタリアであ
ったのだ。このイタリア人が飛びついたのが無声映画、トーキーだった。元々は英国で
エリザベスの伯母である、ヴィクトリア女王時代の、見世物としてキネマボックスは、
大流行りした。ステレオスコープとされた、フイルムのスライドを通してみる仮想世界
は、今までにない斬新な風景であった。このパラパラ漫画の様な個人で見るヌード写真
や空飛ぶ妖精などが、映画フィルムの原点であった。ビクトリア女王は、1837～1901年
64年間に渡って、イギリスの女性国王として君臨した。本来国王のみの治世であったが
プロテスタントとカトリックの覇権争いで欧州は、ドイツの神学者ルターがローマ教皇
を批判して以来、異教徒を殺す魔女狩りまで発展していた。ルターに賛同する人たちは
反抗する人＝プロテスタントと呼ばれた。これは大きな事で、中世の生活にとって宗教
は、キリスト教信仰以上に、「生きること＝生活」そのものを意味したものであった。
つまり、生活をするうえでの、様々な慣習、言語、価値観、祝祭日や暦など商売まで、
すべて宗教によって決まり成り立っていたからだ。生活の、ありとあらゆる事柄には、
宗教の規範によって成り立っている村社会なので、「社会」も宗教間で異なることは、
大きな、命さえも危険な仲間外れを意味したのである。
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23/11/24 11:38:14.21 gW3q7Bv7J
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・４３
つまりルター派（プロテスタント）を結成して以来、これまでどおりローマ教皇を奉
じる人々（カトリック）と自分たちを区別し、対決姿勢を強めた欧州で、唯一英国は、
プロテスタントの方針を取る国であったのだ。カトリック教会の自己改革は、ルールの
厳格化と異端の排除につながって、後に社会不安が高まるに連れて「魔女狩り」が流行
するに至るが。激しくなったカトリック信者の宗教的情熱は、そのまま新大陸征服へも
向いて、プロテスタントとの宗教戦争につながっていく。カトリックではミサのときに
俗人の聖体拝受に「パンのみ」しか認められなかった。しかし、両形色説派は「パンと
葡萄酒」の両方を使い、俗人にも聖人の行為を認めた。当時のカトリック教会にとって
は、教会を護る司教たちに対する、重大な挑戦と取られた。1411年、ヤン・フスは教皇
グレゴリウス12世が販売した「贖宥状」に対しても反対を表明、破門されてしまうのだ
った。その後に、コンスタンツ公会議に召喚されたフスは、こうした宣教師達のだまし
討ちに遭って捕らえられて、８ヶ月の、容赦ない拷問の異端審問の末に、焚刑にかけら
れて殺されたのだ。更に遺灰はライン川に遺棄されて、遺体を葬る祭儀も規制された。
彼が信望の熱い司教だったので、この事件にチェコ国内は騒がさせ、皇帝とローマ教皇
に対する不満が、一挙に高まる。そんな中で、皇帝ヴェンツェルは、プラハの新市街の
平定に市参事会員をすべてカトリックに置き換える政策を実施。これに両形色説の人々
は激怒し、プラハ市役所におしかけ参事会員のメンバーを窓から放り投げた事件が起こ
る。下で待ち構えていた民衆は参事会員を、槍や剣で受け、惨殺した。これが「プラハ
窓外放出事件」という事件で、一挙に戦争に突入した。1617年、熱烈なカトリック教徒
で対プロテスタント強硬派の、ハプスブルク家のフェルディナントがボヘミア王に即位
し、プロテスタントを迫害する政策を実行しようとした。これに対しプロテスタントの
ボヘミア貴族たちはフェルディナントを王と認めず、対立が深まっている最中の事件で
ここで３０年戦争が起こるのである。
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23/11/24 11:53:03.45 gW3q7Bv7J
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・４４
この度に薨去したエリザベス女王は、イギリス国や英連邦の君主であるだけでなく、
16世紀にローマカトリック教から分離した、英国国教会の最高権威者で、信仰の擁護者
であるということである。英国王室の公式サイトによると、こうした称号は、1521年に
ヘンリー８世がローマ法王レオ10世から「信仰の擁護者(Defender of the Faith）」と
いう称号（タイトル）を与えられたときにさかのぼり、ヘンリー８世の最初の妻キャサ
リン・オブ・アラゴン王妃が、後継ぎとなる男子を生めず、彼女との結婚を破談にする
ことを法王が拒否したために、ヘンリー８世が1534年に、ローマカトリック教を放棄を
宣言し、離婚。この歴史的分裂の後、ヘンリー８世は自らを“Anglicana Ecclesia”と
呼ばれる英国国教会の 最高権威者の地位に就いた。のである。メアリー１世が英国に
ローマカトリック教を復活させようとするいっぽうで、その異母妹のエリザベス１世は
1558年に戴冠すると、自分が英国国教会の最高権威者であると宣言して、決別したのだ
。それ以来、ロイヤルファミリーは、キリスト教の一派である英国国教会の教義を信仰
している。ここに初代の女王陛下が産まれたのであった。現在も、エリザベス女王が、
英国国教会の最高権威者として認知されている為に、教会聖職者のトップにいるのは、
カンタベリー大司教という事になる。「1953年のエリザベス女王の戴冠式では、カンタ
ベリー大司教が、彼女を国王に任命し、女王側は「英国国教会の安定と、礼拝の原則、
規律、政府を、英国で制定された法にのっとり、神聖に維持し、保護する」と宣誓して
いる。つまり、プロテスタント教会を護る為に、英国は、国王から女王の地位を創出し
、法を作り、「君臨すれども統治せず」を宣言し、その皇極席に就いたと言えるのだ。
これは、ロシア正教会と同じ形式にある。
79:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/11/24 13:47:17.11 gW3q7Bv7J
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・４５
才色兼備の華麗なる女性王位継承者たちが、勢ぞろいしているヨーロッパ王室では、
あるものの、王女たちにも、その大きな国民の大きな期待に 応えねばならず、気苦労
も多い。幼少の頃より、厳しい教育を受けて帝王学をたたき込まれ、常にメディアにも
追いかけられて、行動の一部始終を報じられ、大変なストレスとなっている。こうした
ことから、スペイン国王夫妻はレオノール王女などは、報道にさらされないようにと、
メディアに特段の自制を求めている程だ。将来の女王と積極的に結婚したい。と考える
良き男性を確保することは、そうそう簡単ではありません。結婚候補とされる貴族男性
も、昨今では、自由を謳歌したいと考える人が多くて、わざわざ王族と結婚をしての、
束縛される生活などを選ばない。昔のような門閥結婚ではなく、スウェーデンのヴィク
トリア王女がそうであったように、平民の男性との自由恋愛に基づく結婚ができれば、
本人達に幸せが訪れないと悟る事になる。ビクトリア女王は、それはまれなケースでも
あった。ヨーロッパ社会には、王族の結婚に、議会の承認すらも必要とされることが、
多々ある。これは、王室や国家に 害をなす人物が姻戚関係となるのを防ぐ目的での事
だ。国民の代表たる議会が、認めない縁談や結婚には、王位継承権は剥奪されるという
、暗黙のルールが敷かれている。こうした、最も苦労する結婚で、スウェーデン出身の
ヴィクトリア王女は、ストレスで拒食症を患っている。オーロフ・ダニエル氏に出会い
、ヴィクトリアは、筋力を回復させるため、ジムに通いした。そのジムのトレーナーが
ダニエル氏であった。ダニエル氏は優しく誠心誠意をもって、王女に接し、王女はダニ
エル氏に心ひかれた。ダニエルは体育大学を卒業し、トレーナーを務めていた一介の、
平民である。王女が恋人のダニエル氏について父王に話した時、「結婚は認めない」と
激怒され、当時の議会も、国民もこの２人の交際に反発し大反対だったのである。
80:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/11/24 14:01:43.55 gW3q7Bv7J
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・４６
ダニエル氏側も、何も平凡な自分が将来が、女王の夫になるなどとは考えてみただけ
でも恐ろしく、躊躇していた。しかし、ダニエルはヴィクトリア王女のために決意し、
王族として必要な作法や教養を身に付けるべく猛勉強する事になる。王女もダニエル氏
を懸命に支え、結婚を諦めません。ダニエル氏の熱意や王女への一途な思いは、やがて
評判になり、遂に結婚が許された。オランダ、ベルギー、スペインの王女たちは、まだ
10代なので、すぐには結婚となりませんが、将来の女王と積極的に結婚したいと考える
良き男性を確保することは、簡単ではない。結婚候補とされる貴族男性も昨今は自由を
謳歌したいと考える人が多く、わざわざ王族と結婚をして、束縛されることを選ばない
。彼女の治世時代は、「ヴィクトリア朝」と呼ばれ、イギリスの帝国主義政策の拡大や
、産業革命の進展など、多くの歴史的な出来事が起こる多感な発展時代で。彼女はまた
、インド皇帝を望む、と言う時代でもありました。つまり、時代はカトリックから離れ
た彼女を、王として必要としていたのである。現在、ヨーロッパで王室がある国は７つ
に国である。そのなかでも、現在女王が在位しているのはイギリスとデンマークの２ヶ
国であるが、スウェーデン、オランダ、ベルギー、スペインでは、王女が第一位の王位
継承者として控えている。つまり、今後も続々と女王が誕生する事になる。ベルギーも
男系男子にのみ、王位継承資格を認めてきました国だったが、1991年、ベルギー議会は
男女同権の観点から、王位継承権者を、長子継承とすることを決め、憲法が改正された
。スウェーデンは、1980年に、王位継承法の改正し、それまでの男子継承から、男女の
区別のなく長子継承に変わり、カール16世グスタフ国王の長女のヴィクトリア王女が、
王位継承者となっていた。オランダも、1983年、王位継承法が改正され、長子継承にな
った。スペインは、早くから男子優先を廃止し、長子優先にしようとする動きが国会で
あった。が、レティシア王妃が男子を産んだ。しかしながら、現国王に男子がいないの
で、次期王は女王となる可能性はたかい。
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23/11/24 14:10:09.56 gW3q7Bv7J
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・４７
ところで、ビクトリア期に、１８５０年代ごろからは、別の機器が人々の想像力を、
とらえ始めたステレオスコープだが、これは今の仮想現実（ＶＲ）のヘッドセットと、
全く同様の人気で、利用者が接眼レンズをのぞき込むと、左右に配置された２枚の写真
がひとつの立体的な光景として体感される。と言ったものの発展形だった。「大型の、
ステレオスコープには１００に上る光景を収納できた。自分なりに３次元の世界旅行を
作り出すことも可能だった」と云う。やがて地元の業者に加え、国の施設も、幻灯機の
スライドやステレオスコープの写真を貸し出すようになった。今日の技術と同様、コン
テンツや、機器は時間の経過とともに大幅に安くなり、入手も容易になっていった。こ
うして、幻灯機はバカ売れした。だが進化は幻灯機だけではなかった。異なるターゲッ
トに合わせる形で、多様な価格帯のさまざまな機器が存在した。ちょうど今日のテレビ
市場やコンピューター市場のように、無声トーキが出た。これこそが、ヴィクトリア朝
の時代に、英国は豊かな文化を持つ強大な国の証しでもあった。安定した政府、繁栄を
続ける州、拡大する独占権。インドを含む大帝国を支配して、有り余る財力が新大陸に
上陸し、さらに人口の3／4以上が労働者階級であったにもかかわらず国は富んでいった
。しかし、後半になると、イギリスは他の主要国とくに米国と比べ、世界的な政治経済
の勢力は衰退しはじめた。が、それでもヴィクトリア朝は英国最大の繁栄をほこった、
巨大王朝であった。本場イタリアの他にもイギリスやアメリカ合衆国などでは、これら
の西部劇をスパゲッティ・ウェスタン(Spaghetti Western）と呼んでいた。マカロニ・
ウェスタンという呼称は『荒野の用心棒』が日本に1965年に公開された際に、映画評論
家の淀川長治が「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで「マカロニ」と呼
び変えたと言われる。
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23/11/26 04:23:38.61 1NHkQGZwC
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・４８
ヴィクトリア朝の社会の特徴としては、かなりおおらかで、国民は階級で組織されて
いたことがあげられる。人種、宗教、地域、職業は、すべてアイデンティティと地位の
重要な要素を決めていましたが、ヴィクトリア朝の社会は、はジェンダー(性別)と階級
に基づき構成されていました。ヴィクトリア朝のイデオロギーでは、男女は異なる性質
を備えるもの。と意味づけられている。例えば、男性は体力があるが、女性は弱い物、
男性は政治や労働など公的な職務につき、女性は家で家族の面倒をみるなどの固定観念
と、キリストの言う有色人種は物言う家畜時代から、一歩踏みでて、経済差別の時代に
代わる契約社会だった。この契約によって、王や王女は、朝起きた時から 召使いの目
の中て、糞尿をし、歯磨きと布での身体拭き掃除が、丁寧に行われ、着物も用意されて
下着から上着まで、何一つ自由に、自分で着る事は無かった。水も便所も持ち運びされ
手も顔もその部屋で洗う。着付けや化粧が終わる頃、ラッパなりドラなりが叩かれて、
従者がドアを開けて入って来る。と同時に部屋の掃除やし直しが行われる用意に階段や
廊下にズラリと並んで頭を下げてあいさつする。ここで気に入らないと処刑すらされる
召使いも多々あった。こうして食堂に入って、家族があるものは、やっと家族の顔を見
て拝謁出来る挨拶をする。その後、訓示とお祈りによって朝食が始まり、静かで簡素な
朝食が終わり、今日の予定や近日の催し物が報告されて、そして本人の一日が始まる。
まあ、日本の将軍も 二人の美女の前で糞尿し 駕籠でも瓶にしか小便出来なかった。
と言われる。つまり毎日日記の様に 分析されてしかる長老に報告されるのだ。まあ、
どっかの研究用モルモットである。この西洋の城でも同じで、朝、起きるとともに、優
しくはあっても、裸にされて、お湯の布巾で、どっかの飾り物如くに、頭も顔も、陰部
もケツの穴も、拭かれて、微動だにも出来ない。ってのは何とも 情けない帝王と言え
る
83:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/12/12 16:32:33.84 +hURUQgfs
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・４９
そもそも、「生物は不変のものではなく長期間かけて次第に変化してきた。」という
仮説に基づいて、「現在見られる様々な生物は全てその過程のなかで生まれてきた。」
とする理論であるという。基本的に、生物学における「進化」は、純粋に長い時間での
自然淘汰による集団の「変化」を意味するものであって「進歩」を意味せず、価値判断
については、中立的である。主にチャールズ・ダーウィンの功績とされているがのだが
、そのいくつかは、既に初期の思想家によっても発展されており、優生学の擬似科学で
（生物の遺伝構造を改良する事で人類の進歩を促そうとする科学的社会改良運動) は、
ヴィクトリア朝においては、進化論における負の副産物であり続けた。またヴィクトリ
ア朝時代の人々は、心理学やエネルギー物理学の新しい分野にも魅了されて発展した。
、そもヴィクトリア王朝時代の、政治体制は、表向き正式には立憲君主制であったのだ
が、実際には、神に守られた無敵艦隊とされるスペインの襲来に、議会の商人議員が、
海賊にフランシス・ドレークに頼んで、イングランド艦隊と共に夜襲をかけてアマルダ
の海戦で買った時から、その地位はなかった。その後米国議会の貴族達は、次々と国王
に屈服させる法案を認めさせ、議員や勃興貴族が、支配していた。英国の憲法では、書
かれておらず、現在も又、成文法と慣習法の組み合わせによって構成されている行政で
連邦政府と言う独特の多民族統一統治を行っている形態である。政府では、君主と２つ
の国会、上院と下院から構成されて国体を進めている。この時代の君主はヴィクトリア
女王で、ジョージ４世（1820～30）とウィリアム４世が続き、エドワード７世とジョー
ジ５世が続いた。そもそもが征服王朝の変遷の繰り返しに、庶民はいたずらに戦争に、
駆り出されいたので、カトリックとプロテスタントの宗教戦争時代に、プロテスタント
の自由度、つまりローマバチカンの呪縛を切る為に、現国王制の君臨すれども統治せず
の遺志を貫いて、今に至っている。
84:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/12/12 16:33:05.17 +hURUQgfs
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・５０
ヴィクトリア朝時代には下院が政府の中心となり、貴族議員の特権で上位にあったが
、上院は権力を失い、1911年の議会法が制定されるまで影響力を持っていたが失われた
。こうして現代の君主制の 国家の象徴へと変わっていきました。下院はイングランド
、スコットランド、ウェールズ、アイルランドのカウンティと、地域や区を代表した、
地方有力者が、議員に選出され、国会議員 (MP) と呼ばれる 約600人で構成されている
。英国のイングランドの権力は、他の３ヶ国よりも多くの代表者を擁して保持していま
したが、それはこれら４つの国の中で最初の国としての地位、つまり伝統の産物である
と同時に、大きな政治力と富を持っていたからであった。上院は貴族院であり、主に、
終身在職権を持つ数百人の貴族として在籍していました。階級は所得をはじめとして、
職業、教育、家族構成、政治、余暇の過ごし方などで格差があり、経済的にも文化的に
も、大きな影響を与えていた。労働者階級は、人口の約70～80％で、収入のメインは、
『賃金』や『家賃』であった。世帯収入は通常年間100ポンド以下(当時の年収) であり
、一方、給料と利益で収入 (年間100～1,000ポンド) を得ていた中流階級は、19世紀に
急速に成長し、人口の25％以上まで達して、19世紀に、中流階級の人々は社会の道徳的
指導者であり政治的な力も得た。こうした新興階級の上に、裕福な上流階級の貴族がい
た。資産や家賃、利子から収入を得て、年間1,000ポンドかそれ以上の金額を 搾取して
、肩書き、財産、土地、あるいはこれら３つを持って、産業革命の中にいた。また英国
の土地の、大部分を所有しており、地方政治、国家政治、帝国政治などを支配する力を
次々に獲得していたのも、上流階級であった。女性が働きづらい世の中ではありました
が、女性たちは、男性よりも信仰心があつく道徳的にも優れている、と、考えられてい
て、労働者階級の家族は、男性ひとりの給与では生きていけないので、必ずしも「女性
が家庭にはいる」ことが徹底されたわけではありませんが、このイデオロギーはすべて
の階級に影響を及ぼしました。
85:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/12/20 00:27:33.73 Ru93yFAdP
人間にとって、後ろ向きに歴史見て 後すざりして、未来と言う前に進むって当たり前だけど、結構難しい
時々 休んで ちゃんと邦楽見ないと 理想郷 桃源郷だった 砂漠の中の緑地 に戻れない
86:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/12/20 00:29:44.30 Ru93yFAdP
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・５１
ヴィクトリア朝時代、英国人のほとんどはキリスト教徒でした。イングランド、ウェ
ールズ、アイルランドのイングランド国教会は、州の教会であり、ウェールズ人とアイ
ルランド人の大多数は、他の教会のメンバーだったにもかかわらずに、宗教的景観の大
部分を占めていた。ちなみにスコットランド教会は長老派 (プロテスタント)でした。
他にもイングランド国教徒ではない、プロテスタントの特にメソジスト派や、ローマの
カトリック教徒、ユダヤ教徒、イスラム教徒、ヒンズー教徒、その他が、その期間の終
わりには、若干の無神論者さえいたが、英国には多国籍の多民族の移民と共に、宗教的
な多様性もかなり多くあった。ヴィクトリア朝の宗教と科学が 宗教の多様性と共に、
進化して行く。この信仰の進歩と共に、並行して、ヴィクトリア王朝では、科学を発展
させたことでも、よく知られ国民に高評価を得ている。馬車道で鉄のレールの荷馬車が
行き交う中で、非常にこの時代はスピーディに、科学的発展で、国民に最もよく知られ
て行ったのが、進化論でであった。しかし、この進化論は大いに社会に影響を与えた。
貧民層は未来に夢を持ち、上流貴族層は、時間は、味方にも敵にもなる事が理解して、
更に新興の中流層は時間の中で生きている事を意識した。これが奴隷制の廃止と、教育
・労働環境の整備に繋がり、他国以上の勢力保持に国内整理をつけさせた。ヴィクトリ
ア時代の重要な出来事は、これまで日の沈まない国としての栄光が、経済破綻として、
現れて来た事だ、一時はインド綿花の集団栽培で生産した綿を引き揚げ輸入し、綿糸を
機械化した工場で紡ぎ、別の工場で綿布にし、布生地は大量に生産され、消費された。
が、ヴィクトリア期には、既にどこの国もこの機械化の波に対応し、日本の江戸期すら
エレキテルが伝わり、蒸気船が来るぐらい他の国の生産で、売れずに経済疲弊が起こっ
ていた。合わせて 植民地原住民の不満の高まりと銃砲火器も流通し発展して、各地で
反乱、数多く起こるのである。
87:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/12/20 00:46:13.47 Ru93yFAdP
スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・５２
大英帝国では、各地での戦争を繰り返したことで財政難になって、アメリカの開拓地
１３の植民地に対して、砂糖・印紙法タウンゼント諸法などいくつかの税法をつくり、
課税を強め、埋め合わせしようとした。この一方的に課税押し付けは、当初は、うまく
行った。というのも、これまでアメリカ開拓はうまく行ってなかったが、タバコ栽培に
よって、一挙に好転し富を稼ぐ用地に代わって行った頃だったからだ。貿易相手には、
英国本土は欠かせなかった。更に黒人奴隷を連れて労働力不足とはならならずに済んだ
のも英国の奴隷船に頼ったからだ。沿岸部はサトウキビが東南アジアから持ち込まれ、
ジャガイモ・トウモロコシ・かぼちゃ・トマトでも、食いつなぎが出来て、鉄道も敷設
にも及んだ。当然馬車引きの貨車であったが、それでもずっと楽になり繁栄に向かった
。しかし、本国の重税圧力は続き次第に強くなり、本国に対する植民地の不満は次第に
増大。植民地側が最も反発を強めたのは1765年に発令された印紙法であった。印紙法は
、「植民地で発行される印刷物全てに課税する」というもので、「英国の本国議会に、
植民地側の意見が盛り込まれてないこの決定は無効である。」と現地人が強い反発を示
した。印紙法をめぐる植民地側の反発の中、「代表なくして課税なし」という有名な、
スローガンも生まれ結果としてこれらの税法は廃止された。が、不信感と不満はぬぐえ
なく過ぎる。1837年～1901年から王朝は、ハノーバー・コンセプトで、ジョージ１世が
、イギリス王位とハノーヴァー選帝侯の地位を兼ねていたので、ハノーヴァー朝のジョ
ージ１世、ジョージ２世、ジョージ３世、とアメリカの自治州も英国下となり独立し、
フランス革命、産業革命の時代）、ジョージ４世（１８２０～３０年）、ウィリアム４
世（１８３０～３７年）と続いて来て、１９世紀後半の ヴィクトリア女王時代（１８
３７～１９０１）のアメリカ合衆国時代を迎えていた、大英帝国の 繁栄期を迎えた。
などと言われるものの、ここで大きく得したのアメリカの各国の自治州が英国拡大と共
に独立した事だった。
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スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・５３
こうして 英国に責任内閣制の原則が確立して行ったジョージ１世の時。与党であっ
たホィッグ党に属する政党政治家と、大陸に移ったトーリ党の反王朝主義があって、国
と国の外交戦略を行う時代でとなった。新大陸時代と言われる、アメリカ植民地時代で
ある。アメリカで風を起して、本国の英国を変える。そうした野望が次々に、渡米して
米国に根をおろしていった。所謂ソ連内で産まれた反ユダヤ派に苛められた ユダヤ教
内の過激派やテロリスト達は、このホロモドールやホロコーストあるいは残虐非道な、
ユダヤ人やユタ人ノロ人へのジェノサイド行為は国が我々の無い為と、説いたここで、
テロリストは自らをシオニストだと訂正して名乗った。これは、ユダヤ教の聖典である
聖書（旧約聖書）の中に収められている一節の神の啓示で「わたし（神）はシオンに帰
り、エルサレムにただ中に住もう。」と言っているところから取った言葉である。そも
そもヘブライ語は古語ではあるが、朝鮮語のハングルなど同じで古語ではなく、古語を
もじった新しい整理された言語作られた創作語であって、古文書などそれらで読めない
。のである。こうした社会情勢の元になったのが、バチカンからの他宗の教徒の家畜論
で１０世紀頃からの魔女狩りと同等にあった。どのような人種であれ、「歴史」という
ものを調べていくと、大抵一つや二つは様々な悪意によって起こった「事件」という物
に行き当たる。ナチスによるユダヤ人の迫害や、コロンブスによる先住民の虐殺などは
、その最たるものだと言える。しかし、そのような「歴史上の事件」を語るにあたって
は、 200年近くにわたって行なわれ続けた「魔女裁判」という欧州族の事件についても
避けて通るわけにはいかない宗教学史が横たわる。「魔女」という超自然的な存在を、
出現させた世界史上でも 最大規模の迫害と虐殺は、今もなお創作の題材などとして、
不謹慎な言い方ではありますが人気を集めて、アニメにも取り入れられている。
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スカラベ哲学の勧め・・・・・・・・・・・・・・・・・・５４
このバチカンでの、司教の時代に沿った、他信教者の信心は野蛮な悪魔を祀るもので
、有色人種の奴隷などは、ただ喋る事を覚えた、家畜で、牛馬や犬猫同等である。とし
た。魔女裁判は教会による「異端審問」を源流として、民衆の間から発生した迫害であ
った。と言われている。このため時折、「12世紀ごろの異端審問によって、教会主導の
魔女狩りが横行した」と語られることがありるが、これについては大いに間違いがある
と言える。そもそも紀元前の時代から、ローマ帝国時代、占領国は占領民を奴隷とした
。教会の異端審問は「神の教えに背くもの」を罰し、魔女狩りは「魔術によって人を害
する者」という、実在のないものをでっち上げて罰した。違いが存在していると言える
が、凄惨な拷問や処刑、ずさんででっちあげの捜査など、似通った部分もかなり多く、
異端審問と魔女裁判で、そもそも存在しないものをでっちあげて罰している処が、西洋
主義である。大航海時代の、この期間の此の時の重要な政治的出来事のエポックの、一
つが、大英帝国における奴隷制の廃止があった。紀元前時代から凡そ、２千年間も欧州
に形を変え、品を変え、労働力として酷使し搾取してきた社会の最後に加わった国だっ
た。幸いにして、フランスの様な傭兵部隊による防衛でなく、海賊ドレーク率いるイン
グランド艦隊を作って、対スペイン海戦に勝利して、奴隷貿易にはまった国民性である
。このカトリック独占権の拡大に対抗しながら議会やプロテスタント独占や労働者階級
の政治活動の矛盾があった。とくに選挙法改正と社会の変革要求の欲望は強かった。特
に、中産階級の拡大で、支配的な政治イデオロギーとしての自由主義が台頭し、そして
保守党と自由党の国家支配化が迫り、国民の指示に奴隷廃止法が出来るが、そして1906
年のイギリス労働党の出現後に敗けた旧体制派は、新大陸での心機一転の巻き返しや、
反転攻勢の資本拡充に移って行った。
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実は、ここが大事で、この今のイスラエルやドイツナチスも、実は実体経済で優位に
ありながらも、周りに敵国しかいない状態に疑心暗鬼での、妄想政治を行っていくので
あって、これらが、アメリカの福音派（ふくいんは）よろしく、終末思想に沿った独裁
国家を目指す試みが多い。これらは全くの妄想行為であり、ここに「異端審問」「魔女
狩り」の源流がある。いま日本で、歌詞で、「心配ないからね 君の想いが、誰かに と
どく明日がきっとある。どんなに困難で くじけそうでも信じることを 決してやめない
で・・・・云々・・・・どんなに困難でくじけそうでも 信じることさ、必ず最後に、
愛は勝つ 信じることさ、必ず最後に、愛は勝つ。」と言う言葉が、浸透していってい
る。これは、自民党の裏金問題、と、国連の米国否決問題に 端を発しているようだ。
アメリカ大統領選が今後行われるが、バイデン大統領のやって来た事は、失敗ばかりで
バイデンが全てを上手く整え、民主主義を守ると言う事が幻想だった。、がしかし、か
といってトランプで世界が変わる。米国が良くなると言うのも幻想である。そもそもが
、英国が使った２枚舌３枚舌の外交手段を真似て、米国は、パレスチナ民を護る、決し
て放棄せず云々と、英国と共に国連表明し、エジプト、リビア、サウジを黙らせている
。リビアに核兵器開発疑惑もあったからだろうが、それにしても、今の偏りは異常だ。
だが、歴史上、ヴィクトリア王朝時代の大英帝国の、劇的な世界侵略は、ありとあらゆ
る商品が、先行し産業革命の恩恵を受けたイギリスから、世界中にもたらされることを
狙ったし、意味した。1820～1870年の間にこの国は、世界拡大を果たし、多くの国や人
がその経済と司法と独裁の支配下におかれた。拡大の多くは暴力的な砲艦外交であって
、インド暴動、ジャマイカのモラント湾反乱、中国のアヘン戦争、ニュージーランドの
タラナキ戦争が起こっている。
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これを真似しようとした、スペイン、ロシアは、時の大国でありながら、失速し躓き
、転んだのが、江戸時代であった。中東での権益拡大の狂騒劇に東欧の食糧輸出が絡ん
でいた中で、石油事情が絡まり、黒海海戦が起こり、それはクリミヤ戦争と呼ばれた。
第一次大戦の予行演習とされた。丁度鉄と火薬の全盛期で船が戦艦として出現した時代
だ。とは言え、本当に失速の影響が大きかったのは、英国と仏国だった。何故なら英国
両国とも、歴史の発掘ブームと共に、中東やエジプトに多大に投資資金を融通した結果
その利潤が泡に帰したのだが、唯一、スエズ運河に於いての事業が一方通行でありなが
らも、1869年11月17日に正式に開通した。スエズ運河は、紅海を経由しての、地中海と
北インド洋を結ぶ水路で、アフリカ大陸を回らずにヨーロッパとアジアを海運で連結す
ることができる。日本では戊辰戦争の一局面として、旧幕府軍が「蝦夷共和国」を樹立
した。12月15日に蝦夷全島平定の祝賀祭（蝦夷地領有宣言式）を催し、榎本を総裁とし
仮政府の樹立を宣言した。明治元年（1868年）10月に榎本が函館入港中の英仏両艦長に
明治新政府との仲介を依頼したものの、拒否された。「榎本武揚等歎願書」によると、
徳川家の禄高が70万石に制限されたことによって禄を離れざるを得ない旧幕臣を蝦夷地
に入植させ、農林漁業や鉱業などを興すとともに、ロシア帝国南下に対する北方警備を
して、米英に協力を仰いだのだった。しかし、この榎本は蝦夷地につかせることを画策
したものの、榎本は王政復古の「皇国」を、否定したことはなく、1868年８月の榎本の
「檄文」では「王政日新は皇国の幸福、吾輩も亦希望する所なり」と述べ「強藩の私意
に出で、曲げた暴力は真正の王政に非ず」と新政府側の諸藩を非難した。榎本らにより
表明された文書に「共和国」の名が現れず、「共和国」の名は仮政府の周囲の者によっ
て、呼ばれたにすぎない。最初に「共和国（リパブリック）」という表現を使ったのは
、1868年11月、英仏軍艦艦長に随行し、榎本と会見した英国公使館書記官アダムズであ
った。
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しかし、この後英国は、榎本の遺志や予見に反して、旧幕府を敵対した。フランスや
米国を重んじた契約履行だったからだ。米国での購入船「甲鉄艦〈こうてつかん〉」は
、日本にやって来た時、榎本はこれで蝦夷地で善戦出来ると信じた。が、座礁し威力は
無く、そのまま鹵獲され新政府軍の東艦（あずまかん）として接収された。その後五稜
郭の落城し、天皇の東京奠都が行われ、明治天皇が東京に到着し、首都を江戸から東京
都となり、明治を迎えたのだが、英国のロシア南進の歯止めに、利用され続けて、国際
社会に船出している。一方、で米国は、エイブラハム・リンカーンが殺され、暗殺後は
アンドリュー・ジョンソンが、大統領就任を果たしている。ジョンソンの政策はリンカ
ーン政策よりも強く、州の規制をした。より懲罰的で広範囲に及ぶ法案を出し、議会の
急進派によって支持された。が、しかし、この急進派達は、ジョンソンの融和的なアプ
ローチでの、南部地域にほとんど罰を与えなかったことに不満だった。ジョンソンが、
南部諸州の黒人法典を可決し、南軍議員の連邦議会選出許可を、認めなかったのである
。ゴリゴリの敵対主義でユダヤ中心に、カトリック並の人種偏見がはびこっていたのだ
。ジョンソンは1865年中に、レコンストラクション（復興再建）を果たそうとした。が
、その前に、南北戦争でアメリカ連合国（南部連合）と奴隷制のシステムが崩壊した後
の問題を解決しようとする試みは更なる対決の危険が潜み、大陸会議は、再び開かれる
ことで折り合いをつける。1866年に議会が再開で、南部諸州からの代表団が議会に入る
ことが、暴力的に禁じられ、ジョンソンの拒否権を越えた解放奴隷局法案と1866年公民
権法が可決され、再建に関する大統領の決定が全て覆えされた。ジョンソンの、議会の
再建計画に、敵意を抱いた議会で、その政権に対する不満が高まり、市民平等権の確立
が、急速にしぼんで、大きな壁を作ったのである。これがロシア・ドイツ系、すなわち
風見鶏として生きて来たユダヤ資本家の、大きな狂人思想で、魔女狩りや異端審問と同
じ、欧米の白豪主義思想の米国上陸を果たした時の姿だったのである。