23/03/14 12:38:42.88 QKfrAdv30Pi.net
陳建民・・・パパス
20代でイギリス領香港に四川料理店を開業し中華の帝王となる。
観光ビザで来日後は高級ホステスの居候や果物屋の見習いなどを経て、
当時の外務次官である奥村勝蔵の口効きで外務省宴席料理担当に。
エビチリ、回鍋肉、担々麺、麻婆豆腐(日本風)などのオリジナル料理を次々と考案。
NHK「きょうの料理」のレギュラーになると、それらのレシピはたちまち話題になり家庭料理や町中華の基礎となる。
特に恵比寿中国料理学院を設立後は中国料理の普及に大きく貢献。
日本の主婦層がイメージする家庭中華の大半は陳建民が考案したもの。
陳建一・・・5主人公
帰化した父親と日本人の母の間に生まれた。
当初は違う道を志し玉川大学文学部に入るが卒業後は父の経営する四川飯店で厨房見習いに。
父の死去によりなんと30代前半で四川飯店のオーナー料理長に抜擢。
「20代は1日2時間睡眠、30代は3時間睡眠」という地獄のような20年だったという。
30代後半に料理の鉄人に最年少で出演、6年後の番組終了までレギュラー出演を続ける。
建一の努力により四川飯店は赤坂、池袋、六本木、静岡、名古屋、徳島、呉、松山、博多で店舗を展開する巨大グループとなるが、
00年代後半、年齢が50に差し掛かろうとしていた時期に肺がんの腫瘍が発覚。
息子に経営の第一線を譲り、後人生は料理番組の講師として静かに過ごす。
2013年11月、黄綬褒章を受章。
陳建太郎・・・5勇者
玉川大学を卒業後は菰田欣也(陳健一の弟子であり料理の鉄人にも数度出演)に師事。
後に料理修行の為に中国に渡り、2年半に渡って四川省成都市の最大手四川料理店「菜根香」で厨房を任される。
父の癌発覚後、30歳にして四川飯店の3代目オーナー料理長となり、2015年には運営会社の代表取締役社長にも就任。