23/01/26 10:45:37.23 nsEv0Pjw0.net
>>168
―お母さんはなぜ医者になることにこだわったのですか?
「母はいわゆる教育ママでした。公立高校が進学校とされて、そこから東大や国公立医学部に行くのが滋賀県民のエリートコースだと言い聞かされていました。
母はそのレールに私を乗せようとしました。母は工業高校を卒業したそうです。最終学歴が高卒であることを悔やんでいると何百回も聞かされました。学歴コンプレックスがあったのだと思います」
「母の友人にNさんがいます。少し母より成績が劣っていたようですが、看護学校に行き、現在も看護師としてばりばり働いているそうです。
母からは、看護師は介護士のように下の世話もしなければならない過酷な仕事と聞かされていました。
今でこそ、新型コロナ流行もあって社会的に意義のある仕事というイメージがついていますが…。
それから、母の実母の再婚相手が歯科医でした。医者が社会的に認められているのを肌で感じていたのかもしれません。
まとめると、母は自分の学歴へのコンプレックス、看護師への偏見、医師への尊敬があったのだと思います」