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1933(昭和8)年に特高警察に虐殺された小林多喜二の元恋人が、2009年まで生きてて101歳で亡くなったと知った時はびっくりした
小林多喜二の恋人、タキさん死去 101歳
2009-12-11 20:50:55
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大館市生まれの作家、小林多喜二が終生思いを寄せた女性、タキさん(旧姓田口)が、
老衰のため今年6月19日に神奈川県内の介護老人施設で死去していたことが分かった。101歳だった。親族が12月10日、明らかにした。
タキさんは、北海道小樽市の料理屋で働いていた16歳のとき、当時銀行員で21歳の多喜二と出会った。
多喜二は美ぼうのタキさんに引かれ、小樽や東京で一時期同居して結婚を望んだが、実現しなかった。
弟妹たちの面倒を見なくてはいけないタキさんが身を引いた?と伝えられている。
エリート銀行員だった多喜二は、タキさんとの交流を通じて人間的にも文学的にも成長し、プロレタリア作家として社会変革を志すに至ったとされる。
社会の底辺で生きる女性を主人公に、「瀧子(たきこ)もの」と呼ばれる数編の作品も残している。
多喜二は思想犯として逮捕され、29歳で死亡。タキさんは戦後になって事業家と結婚した。親族は「本人は平穏な晩年を送りました。
幸福な一生だったのではないでしょうか」と語った。
先月出版された書簡集「小林多喜二の手紙」(岩波文庫)には、多喜二がタキさんにあてた恋文23通も収められている。
(「秋田魁新報」2009/12/11朝刊より)