正論「それでも私は消費税増税に賛成です。」at POVERTY
正論「それでも私は消費税増税に賛成です。」 - 暇つぶし2ch84:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/08 20:09:58.05 PzzaYFBgC
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・38

 2008年12月1日、大統領に選出されたオバマは、ライバルの、ヒラリー・クリントン
議員を国務長官に任命した。又ロバート・ゲイツ国防長官を留任させ、ブッシュ政権の
路線延長を行った。ジェームズ・L・ジョーンズ退役大将(元NATO軍最高司令官)を、
国家安全保障担当補佐官に任命、ジャネット・ナポリターノ知事を国土安全保障省長官
にした。クリントンは承認式で彼女は「米国の利害を前進させ、世界的な脅威を、減少
させ世界でチャンスをつかむ。最善の方法は世界的な問題解決の方法を考え、実行する
ことだ。我々は『スマート・パワー』、すなわち、外交、経済、軍事、政治、法律、そ
して文化を、状況に応じて正しい手段を、あるいはそれらを組み合わせ、利用しなけれ
ばならない。スマート・パワーによって我々の外交政策は世界で指導的地位に立つこと
ができる。」と述べた。つまり、NATO掌握の完全な覇権主義を宣言していたのだ。
この頃中東はハチの巣をつついた如く戦闘が繰り広げられていた。ブッシュの起こした
中東戦争で、多くの爆撃の下、瓦礫の民が、辛うじて生活していたのだった。オバマは
用意された就任式の演説で「イラクからの撤退とアフガニスタンでの紛争に 傾注する
プロセスを開始することを望んでいる。と述べている。」ここに軍需産業及びブッシュ
家の持ち去った利権の本家オサマビン・ラディンの追跡は、継承する。と宣言している
。2009年、オバマはアラビア語圏テレビ局のニュース・チャンネルでアル=アラビーヤ
に対し、大統領として初めて公式インタビューに答え「イスラム世界に対する私の仕事
は、米国はあなた方の敵ではないということを伝えることだ。」と語っている。更には
アジア・ソサエティー演説で、クリントンは「中国の台頭は、明らかな脅威だと信じる
ものもいる。しかし反対に、我々は米中関係は互いの成功へ向けて努力することで利益
を得ることができる。と信じている。我々はこの地域における共通の利害関係を持ち、
機会を共有するため懸命に努力することに興味がある。」と語っている。これはオバマ
の、「中国の人権問題は許されるべきでなく、国際経済や環境問題、安全保障の問題で
北京と協力する際の「障害」になる。との批判に相対するものだった。

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23/01/08 20:10:22.70 PzzaYFBgC
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・39

ジェームズ・ジョーンズは、米国の外交政策で「主要な方針について、再検討中」で、
ロシアが「新たな軍拡競争の引き金になりかねない」と懸念の、ペンタゴンのポーラン
ドとチェコへのミサイル配備計画は、現在保留中で、配備を広げる論議が行われている
と素直に述べた。2009年2月7日に行われた演説で、ジョセフ・バイデン副大統領は、ロ
シア政策に強く「協力と協議」路線へ変更する。と述べたが「ここ数年、ロシアと我々
NATO同盟国との間で危険な動向が見られ、今はリセット・ボタンを押し我々が共に努力
すべき多くの地域を、訪れるときである。」とも述べる。オバマ政権ではポーランドと
チェコにミサイル防衛を配備する「ブッシュ政権の計画」を見直していることを認め、
この会談までの、ロシア政府はポーランド国境のカリーニングラードにミサイルを配備
する計画を見合わせている。バイデンは「ロシア勢力圏」という考えを拒否、「我々は
ロシアとすべての点で合意するつもりはない。」と啖呵を切り、「米国はアブハジアや
南オセチア」を独立国として認めない。」とし「勢力圏もまた然りである。独立国は、
自決権を有し、自ら同盟国を選ぶことができる。という我々の見解は変わらない。」と
述べている。これに大いに米国の兵器商人は商機を見た。と話す。大統領選期間中に、
米国とロシアの大陸間弾道ミサイルや、核兵器、核物質保有量の削減を軌道に乗せて、
ロシアと協力していく。と述べ、オバマ政権の代表としてヘンリー・キッシンジャー元
国務長官がロシアのドミートリー・メドヴェージェフ大統領と交渉したと報じている。
キッシンジャーは間もなく失効する第一次戦略兵器削減条約に代わって、両国が核弾頭
の所有数を1000発に削減することを話し合ったという。2009年4月にオバマとメドベー
ジェフは、二国間関係についてロンドンで会談を開く。2人の指導者は共同声明で「我
々……は、両国関係が冷戦を超え、国家の関係において新しい始まりの 計画を立てる
用意ができている。」と語る。彼らは互いの目標が「核のない」世界であることを述べ
、大陸間弾道ミサイルや核兵器に関する条約について再び交渉することを約束した。

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23/01/08 20:10:51.80 PzzaYFBgC
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・40

 2009年7月6日、バラク・オバマ大統領とドミートリー・メドヴェージェフ大統領は、
ロシアのクレムリンで会合を持ち 新しい条約が作られ、7年以内に核弾頭1700発以下
に削減する基本合意をした。現在の両国間における核兵器に関する条約である STARTは
、2009年12月に期限を迎え、加えてロシアは米国がアフガニスタンの戦闘地域へ兵器を
輸送する際にロシアを通ることも容認した。2009年07月20日から始まったウクライナと
グルジアへの3日間の旅行中、ジョセフ・バイデン副大統領は、米国はアブハジアと南
オセチアを独立国として認めないと再び述べた。そして、「世界」に対してもこれらを
独立国として認めないことを求めている。後退したとはいえ、世界で唯一の超大国米国
は、日本にとって唯一の同盟国である。外交政策でどこに向かうかは、日本にとって常
に重大な関心の対象である。特にこのオバマ政権の外交がどうなるのかは、細心の注意
が払われ、期待された。しかし結論を先に述べるならば、ブッシュ同様、オバマ政権は
消極的な外交と積極的な戦争容認であった武器商人の継続利用である。よくいっても、
現状の維持、あるいは“漂流”だろう。同時に、北朝鮮との融和などという驚きの可能
性を秘めていた事も否定できない。オバマ大統領に残された任期ですでに内政・外交で
「レームダック(死に体)」化していた。退場前に外交面の「遺産」を残したいオバマ
だが、イランとの核合意とキューバとの国交樹立を重点的に推進しようとしても、国内
の黒子の商人が納得していなかった。この2件とも米国内での反対層は、激しくあって
、輝ける外交成果として歴史に残る可能性は薄かったのだ。トランプ政権で、いち早く
駆け付けた安倍首相だったが、イラン核合意破棄やキューバ関係のヘルムズ・バートン
法(キューバ自由民主連帯法)の適用を命じた。1996年法制化された1959年のカストロ
兄弟によるキューバ革命での押収された企業の賠償を請求することを認めた国家賠償で
ある。アメリカのキューバ送金制限、クルーズ船のキューバ寄港禁止、アメリカ国民の
キューバ観光の制限など数々を行った。ちなみに、大統領選挙でジョー・バイデン氏が
勝利確実と、されたとき、隣国キューバの人々は、ビールやラム酒で祝杯を挙げた。

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23/01/10 16:05:22.02 C0MsmTxIR
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・41

 つまり 安倍首相でも、トランプ政権下の キューバに対して行う、150項目あまりの
制裁を課して行く中で、それを止める手立てを持たなかったのだ。キューバは、現在も
経済的窮状にある。その主な制裁内容は以下の通りだ。アメリカからの民間航空のキュ
ーバへの乗り入れを制限・アメリカから首都ハバナを除く都市へのフライトを禁止。ク
ルーズ船のキューバへの寄港禁止。・キューバの観光業は「ガビオタ」と呼ばれている
軍人グループ組織によって運営されている観光業も、トランプのアメリカから観光客の
キューバへの訪問はキューバのガビオタが豊かになるだけだ。として禁止したのだった
。アメリカからキューバへの送金の制限・ アメリカに在住しているキューバ国民が、
キューバに住む親族らに送る送金を3ヶ月前に最大1000ドルとした。例えば、2008年か
ら2018年まで仕送り総額は300億ドルになるとスペインの『EFE通信』が昨年4月に報じ
ていたが、これはキューバが手にしていた重要な外貨の1つであった。アメリカ国民の
キューバ観光の制限は・キューバを訪問する観光客は年間で およそ500万人弱。その内
の80万人近くがカナダとアメリカからの観光客である。現在キューバでは60万人(4人
の1人)が自営業者となっており、その大半が観光業に従事しているという。レストラ
ン、ホテル、50年代の車を利用したタクシーなどがそれである。署名した国々の1つで
あるロシア自体が、2022年にウクライナに侵攻したので、(ロシアの署名分に関しては
)この覚書は、既に破棄されている(また、2014年のクリミア併合でも既に反故にして
いることは、ロシアの2018年大統領候補のクセニア・ソブチャクからも違反行為という
声が上がった)。なんとも皮肉にも、アメリカ合衆国は、かつてのソ連邦領にあった、
ウクライナに独立を求め、武器や兵器を援助しているまであっも、自分のすぐそばの、
昔からの独立した島嶼国には、経済封鎖を行い、独立の宣言や行使あるいは、人や金の
往来を大きく禁止しても、全く二枚舌で恥ずかしい事だ。との議論はないのである。

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23/01/14 00:02:20.32 qjzaFVuOK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・42

 ミンスク議定書には、2014年9月5日に、ウクライナも、ロシア連邦も、ドネツク人民
共和国、ルガンスク人民共和国も出席し調印した、正式な条約である。ドンバス地域に
おける戦闘(ドンバス戦争)の停止について合意し文書化された。ここで示されたのは
欧州安全保障協力機構(OSCE)の援助の下で、ベラルーシのミンスクで調印され、
最終的には、このロシアを加入させたOSCEの下で、NATOが動く事が記載されて
いる。以前から行われていたドンバス地域での戦闘停止の試みに添い、即時休戦の実施
を合意して、平和裏にウクライナ領域を独立国にする案だったのだ。先ず (1)双方即時
停戦を保証する。と謳い、(2)OSCEによる停戦の確認と監視を保証し、(3)ウクライ
ナ法「ドネツク州及びルガンスク州の特定地域の自治についての臨時令」を導入して、
これに伴う地方分権を果たすと盟約したものだ。更に、(4) ウクライナとロシアの国境
地帯には、ちゃんと、セキュリティゾーンを設置し、ロシア・ウクライナ国境の恒久的
監視とOSCEによる検証を確実にする。と決めたのである。しかし、ウクライナには
これに従わず、NATOも、アメリカも、監視の名目の兵站を置かなかったのである。
理由はいくつかあった。このウクライナにとっては、「ドネツク州及びルガンスク州」
は、実は、統治してない地域だったのだ。つまり幕府の直轄地や天領のような存在で、
旧ソ連邦やロシア連邦の指令で動いていた土地だったのである。更に問題だったのは、
ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国も出席した。というものの、彼らには行政
すら統治能力はなく、警察自治もましては軍事行動の能力もなく、国際的外交機運も、
ない存在であった。又仮にあったとしても、Eu側のNATOも米国の大統領や政府も
全く援助も偵察にも その介入意思はなかったのだ。それはグルジア問題、つまり南オ
セチアやアブハジアの独立を承認して、両地域のジョージアからの分離がより一層決定
的になってしまった問題でも、何もしなかったのだ。

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23/01/14 00:41:07.67 XyJcgU0Vr
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・43

 この ミンクス合意の議定書の項目は12項目があった。(5)全ての捕虜及び違法に拘留
人物の解放。(6) ドネツク州及びルガンスク州の一部地域で発生した出来事に関連する
人物の刑事訴追と刑罰を妨げる法律。(7)包括的な国内での対話を続ける。(8)ドンバス
の人道状況を改善させる手段を講じる。(9) ウクライナ法「ドネツク州及びルガンスク
州の特定地域の自治についての臨時令」に従い、早期に選挙を行う。(10)  違法な武装
集団及び軍事装備、並びに兵士及び傭兵をウクライナからの撤退。(11)ドンバス地域
に経済回復と復興のプログラムを適用し(12)協議への参加者に対して、個人の安全を
提供すること。をさだめている。議定書はウクライナ、ロシア、OSCEの代表で構成され
3ヶ国連絡グループが作成した。このグループは、東西ウクライナ間での紛争の解決と
対話を円滑にするために6月に設置されている。大部分がポロシェンコの「15ヶ条の、
講和案」に類似して文書が書かれ、各代表が署名した。OSCE代表ハイジ・タリアヴ
ィーニ(スイス外交官)、ウクライナ代表 レオニード・クチマ(元ウクライナ大統領)
ロシア代表 ミハイル・ズラボフ(在ウクライナ・ロシア大使)、ドネツク代表 アレク
サンドル・ザハルチェンコ(共和国閣僚評議会議長)、ルガンスク代表イゴール・プロ
トニツキ(共和国首長代行)である。しかし、ミンスク議定書の調印時から直ぐに、2
週間の間、双方の勢力がたびたび違反し。度々ミンスクで会談が続けられ、議定書に続
く覚書が2014年9月19日に調印されていく。2015年1月までにミンスク議定書による停戦
は完全に崩壊し、議定書に反したドネツク国際空港の戦闘で分離主義者の勝利に続いて
、ドネツクのエデゥワルト・バスリン報道官は「ミンスク覚書は、採択された内容では
斟酌されないだろう」と述べていた。つまり紛争をドネツクは止める意思が無かったの
である。

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23/01/15 10:32:42.19 I7n22jIyY
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・44

 このミンクス合意問題を日本人はあまり気にしてない。というかあまり知っていない
。ところが、これは日本の大きな外交成果で、日本が一番重要に関わっている事なのだ
。1991年の04月16日、ソ連(現ロシア)のミハイル・ゴルバチョフ大統領がソ連の国家
元首として初めて来日。当時の海部俊樹総理と会談し、日ソ共同声明に署名しました。
ゴルバチョフ大統領は、旧ソ連最後の最高指導者です。1985年の、ソビエト連邦共産党
書記長に就任後 ソ連の経済改革を目指し、ペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(
情報公開)を実行していく。旧ソ連国内は、保守派と改革派に分裂し、1991年「8月ク
ーデター」が勃発した。新連邦条約締結に失敗して、ソ連共産党の一党独裁体制と、ソ
連の体制そのものが終結・崩壊した。彼自身はノーベル平和賞を受賞したほか西側諸国
での評価は高く、特に日本では「ゴルビー」の愛称で親しまれました。その後、2022年
08月30日、91歳で亡くなりました。海部はこの時の事に多くは語らない。しかしこの時
ゴルバチョフに感銘を受けて、日本ミッションが出来た事は確かだった。ゴルバチョフ
氏の最大の功績は、冷戦を終結させ、核戦争の危険を「具体的」に大きく下げたこと。
とされる。鉄のカーテンが取り払われ冷戦を終結させ民主主義ソビエトを創り、そして
東欧諸国にもたらしたともされる。が、「社会主義の可能性を信じる」ゴルバチョフ氏
は「ソビエトを悪の帝国」と呼んだレーガン氏、イデオロギー的には相対立する中で、
ゴルバチョフ自身はソビエトの鉄のカーテンを取り払うつもりはなかった。東側陣営の
枠内での民主的適正化を考えていたのであって、東欧諸国の民主化は、ゴルバチョフの
思惑を越えた物だったと思う。さらに人々の自由を求める思いが、東欧革命という形で
体制変革にまで至るものの、ソ連政府自体は、適切な管理の下での、改革開放を考えて
いたのである。そして、それを支援するのが海部ミッションだったと言える。

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23/01/15 10:33:04.08 I7n22jIyY
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・45

 翌年に欧州安全保障協力機構(OSCE)の結成がなされ、ヨーロッパ、北米、中央
アジアの57か国が加盟する、世界最大の地域安全保障機構として出来上がった。1992年
以降の事務局所在地は オーストリアのウィーンに置かれた。加盟国間を橋渡しして、
信頼醸成を行う国際機関として、経済・環境、人権、人道の問題での、安全保障を脅か
す要因を取り除いて、「民主主義」と「法の支配」の確立が、安全保障上不可欠である
との観点からの、選挙監視活動を重視した組織運営を行う。これは、安全保障を軍事的
側面のみならず包括的に捉えて活動する(包括的安全保障)を行うものとして、日本で
中村 哲 医師の活動意思と同じくするものだった。


92:かつての1972年の準備会議後に、本会議により、全欧安全保障協力会議(CSCE)として発足したものを、独立発展させて武力を伴わない活動に精進した。国際連合総会オブザーバー資格を有し、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)のような、平和維持活動等に派遣する実力部隊・実行手段は持たない事で活動し、成果を上げて行く。狭義の安全保障分野のCSBMなどの履行監視に加え、人権・民主主義を扱う 人的側面(human dimension)の分野をまず充実させて、ワルシャワのODIHR主催により毎年「人的側面履行会議」を行うなどの地道な作業である。中央アジアタシケントの例でも、2021年9月15日 OSCE民主制度と、人権事務所(ODIHR)は、10月24日にウズベキスタンで行われた大統領選挙に向けて、ODIHRが30年前に設立されて以来400回目の選挙監視ミッション(EOM)を開設している。ミッションにはEoghan Murphy が率い、タシケントに拠点を置く11人の専門家と28人の長期オブザーバーからなるコアチームで構成され、9月24日から全国に配備された。さらに、ODIHRは、OSCE諸国に、選挙日の数日前に到着する250人の短期オブザーバー派遣を要請している。



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23/01/15 10:33:31.52 I7n22jIyY
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・46

 こうしたミッションは、選挙がOSCEのコミットメントと民主的選挙のための他の国際
的な義務と基準、ならびに国内法に沿って行われるかどうかを評価し、オブザーバーは
、有権者登録、選挙活動、選挙管理および関連政府機関の作業、選挙関連法とその実施
、選挙関連紛争の解決など、選挙の基本的な側面を注意深く監視します。ミッションは
また、キャンペーンのメディア報道を監視します。関係当局や政党、市民社会、メディ
ア、国際社会の代表者との会合は、観察の不可欠な部分を形成し、決して武力では解決
しないものだった。この中央アジアの安定を図る為に統合の西側組織に組み入れる為に
日本は何回もロシアとの交渉を持って引き入れていた。これを壊したのが、中国であり
米国でありNATOだった。NATOにとっては、NATOの軍事力がOSCE議会の
下でのシビリアンコントロール下に置かれる事に我慢ができなかっただろう。米国では
国連本部が、折角ニューヨークで活動してるのに、わざわざ中央指令から離れて、武力
が無いからとロシア寄りになって行くのを危惧したのだろう。そこに追い打ちをかけて
中国は次々と戦略を取る。つまり、国連及び国連の組織の形骸化である。これは欧米の
信奉する民主主義の挑戦であった。つまり民主主義の基本アイテムは多数決による議決
である。更に自立の内政を持つ権限だ。だがここに少しユダヤの味付けである経済と言
うふりかけを振って見たのだ。その味付けはテキメンにでた。IPCOでもWTOも、
WHOでも、全てにこの多数決のアイテムが機能し中国の思惑通りに動いていくのだ。
そこで、大きく一帯一路構想をぶち上げ、その上にAIIBの資金洗浄も欧米はなびく
。英国すらも出資国に名を連ねたのである。日本の包括的西側の平和構想は、ここに、
瓦解し、終焉したのである

94:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/15 10:34:07.51 I7n22jIyY
 ジャン=ジャック・ルソーは、原初の昔は、自然人は与えられた自然環境のもとで、
その日暮らしをしており、自己愛と同情心、以外の感情は何も持たない無垢な精神の持
ち主であった。と、想像して経済を考えた。登場する自然と人の描写は「原始人」の暮
らしの段階である。ルソーは進化論を採用しなかったものの、現代科学でいう旧石器の
時代に現れた化石人類に相当する種をイメージしていた。先史時代における平等で争い
のない自然状態を描きだしていった。しかし、この理想の状態は人間自身の、技術的な
進歩によって失われていった。と予測する。ところがこの予見は、全く 史実に合って
いた事が証明される。世界各所同様に、日本の縄文時代の豊かな暮らしと食文化、更に
土器にも現れる文様にも時代が進むと次第に萎む。そして弥生時代には、遂に須恵器の
単に今でいう器となった。この時青銅器や稲作の文化が伝わり、どんぐりや魚・貝の、
主食生活から、米や麦、ひえ粟(あわ)の食生活と虫歯の戦いが現れたとされる。恐ら
くは、神に捧げて、「いただきます」を集団で食っていた時代から、自分が獲ったもの
は自分に食べる資格がある。と言う権利意識が生まれたのであろう。狩猟の道具が高度
になり、獲物の数も増え人口も増加した。狩猟採集の段階に、限界にも到達した人類の
「自然人」イメージは、アマゾン生活の現存する未開人をモデルに描かれたが、現代で
は開発され、そのまま過去何千年も繰り返し生き永らえて営々と続いて来た生活を葬っ
て止まない。やがて、人々が農業を始め土地を耕し家畜を飼い文明化していく過程と同
じに、現代の、生産物から「余剰」が、すなわち不平等の原因となる富が作り出され、
富をめぐって人々がしだいに競い合いながら不正と争いを引き起こしていく。それが起
こったと考えた。「私有財産制度がホッブス的闘争を招いた」とここで指摘したのであ
る。文明化によって、多くの人間は、「協力か死か」という状況に遭遇する。相互不信
のために、協力することは難しい。と西洋社会を喝破する。これは一般的に、ルソーの
「鹿狩りの寓話」として知られる問題であった。

95:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/15 10:35:15.99 I7n22jIyY
 「ジャン・ジャック・ルソー」が登場する時代の当時は、王様が一番偉い専制政治が
一般的であったのが原点にある。しかし、民主主義というもっと良い考え方があるはず
、と訴えたのが「啓蒙」の始まりである。「王様が一番偉い」と、常識とされることで
あっても、「疑心」を起させ自分での物事を「判断」できるように大衆を導く。これが
「啓蒙」の出発となった。ルターの宗教革命と並行して、それらの考えは、受け入れら
れた「不確実性時代」のVUCA時代とは、「予測不能な社会的変化が、続々と起こる
時代」と訳される。新しい情報が次々と出現し、目まぐるしいスピードで社会が変化し
て詐欺の様に、社会構造を騙し合いの世界に変える。VUCAが注目されるようになっ
た理由は、集積回路の発達で前例がないほど急速なIT技術の進歩と、それに伴う経済
の国際化が挙げられる。日々生み出される画期的なデジタルサービスは、私たちの日常
生活にも、大きな影響をもたらし、情報が電波にのって 共有される世界が、映画から
ラジオTVの作成者の良心と人間性を飛び越し、個人対個人のマンtoマンのソーシャ
ルサービスの普及によって、ビジネスや文化等が容易に国境を超えるようになったのだ
。様々なものが、相互関連するよう組み込まれ、経済やビジネス、個人の生活までもが
、複雑怪奇な仕様になっていった。地球温暖化や環境破壊の深刻化は、何処までも地球
を痛めつけ、人の社会を変える。新型コロナウイルス流行による世界的なパンデミック
も影響し、社会経済は予測不能で不安定な状況となった。ここで少しウクライナ問題を
考える。ウクライナ国教にロシア正教会がある。ここにはルースキー・ミールという、
宇宙観がある。ロシアの世界・ロシア語の世界である。

96:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/15 10:52:21.19 I7n22jIyY
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・49

 「ある日 森の中で道に迷った女の子が小さな家を見つけます。その家に住んでいた
のは、お父さんのミハイル・イワノビッチ、お母さんのナスターシャ・ペトローブナ、
そして小さなクマの子ミシュートカです。彼らは散歩に出掛けていて留守でした。女の
子が家の中に入っていくと、台所のテーブルの上にスープの入った大中小三つのお椀が
ありました。大きいのはお父さん、中くらいのはお母さん、小さいのはミシュートカ、
の娘のものです。女の子は三つのおわんから一口ずつスープを飲んで、大きなお椀のお
粥は「熱すぎる」。中くらいお椀のお粥は「冷たすぎる」。小さなお椀のお粥は「ちょ
うどいい」ので、全部飲んでしまいました。女の子は疲れていたので椅子に座ろうとし
た。大きな椅子は「固すぎる」。中くらいの椅子は「クッションが柔らかすぎる」。小
さな椅子は「ちょうどいい」ので座ったが、椅子は壊れて(初期では底が抜けた)しま
った。しかし、眠たくなった少女は寝室に行ってみると3つのベッドがあって。大きな
ベッドは「頭が大きすぎる」。中くらいのは「足が高すぎる」。小さいのは「ちょうど
いい」ので、そこで寝てしまう。家人は朝食のお粥をお椀によそい、お粥がさめるまで
散歩にでかけていたのでした。その後、3匹のクマが戻って来て、小さなお椀のお粥は
食べられ、椅子には座った痕があり、小さな椅子は壊れていて、ベッドには寝た痕があ
り、小さなベッドには女の子が寝ているのを発見した。目を覚ました女の子はクマに驚
き、慌てて家から逃げていった。その留守中に、1人の女の子がクマの家にやってきて
、誰もいないので入ってみると、テーブルの上にお粥のお椀が置いてスープを飲み干し
た事件であった。」これは、三匹の熊の絵本の話である。極寒ツングースの森で食糧や
家具や家は貴重なのだ。ロシアの風土を感じさせる独特な絵の中で、ロシア語の珍しい
名前が相まって、物語の世界観がさらに広がっている。深い森やかわいらいい小さな家
の様子など見どころがいっぱい。だが、長年にわたって、たくさんの子どもたちのお気
に入りになっている絵本は、実は大人向けの領土や権利をどう見るのかの絵本でもある。

97:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/17 23:54:32.88 GYt9bY/be
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・50

 中国外務省の毛寧副報道局長は3日、新型コロナウイルス対策として、各国が中国か
らの入国者に対する規制を強化したのは「政治的」な動きだと非難し、対抗措置を取る
方針を示した。入国規制の広がりに焦りを募らせているとみられる。毛氏は記者会見で
「政治的な目的で防疫措置をもてあそぶことに断固反対する」と強調し。「中国だけを
対象に入国規制を実施するのは科学的ではない」と述べつ


98:つ、中国も「対等の原則に基づき、相応の措置を取る」と述べた。中国は新型コロナが爆発的に流行しているが8日に対策を抜本的に緩和する。こんな、日本と韓国が中国と火花散る中でも仏国際放送局の、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は4日、中国からの渡航者に新型コロナウイルスの検査を行わないとしたドイツ政府の方針が物議を醸している。と報じた。ドイツのラウターバッハ保健相は12月30日、中国からドイツに入国する際の検査の再開について「現在は必要ない」と述べた。ドイツ3与党の政治家も、多くが、検査義務化に否定的な考えを示している。しかし記事によると、ドイツ医師会は、中国からの入国者全員に対して検査を実施することを推奨している。ドイツ医師会のヨハネス・ニーセン会長は、「中国で発生しているような大流行下では、ウイルスが変異することを考慮し、準備をしなければならない。」とし、「私たちは現在、欧州が一体となった防護プログラムを必要としている。中国から出国する旅行者は全員、欧州に入る際に検査を受けるべきだ」と述べたという。また、ドイツ左翼党は政府を批判し中国からの旅客全員にPCR検査を行い、陰性証明書を発行するよう求めている。RFIの記事では「現在の状況は不安定であり、EUが27の加盟国をまとめて中国に対応させることができるかどうかは、定かではない。」とし、「これまでの新型コロナの、パンデミックの間、入国規制を(EUで)統一する取り組みは何度も失敗してきた。」と指摘。キリスト教民主同盟(CDU)の スポークスマンも「単一の国の行動は有効ではない。EUが統一して行動することでしか効果が得られない」と発言したことを報じている。



99:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/18 01:38:02.76 Q6s5nl/0K
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・51

 かつて、AIに仕事を奪われるとか、AIが人間を支配するといったように、ひところで
は、AIは宇宙人が侵略してくるかのような勢いで論じられていました。そのような状態
も最近は少し落ち着いたようだ。しかし、それでは、そうした大廃業や大解雇がないか
と言えばそうはならない。近頃AIの実態がわかってきたが、むしろ、AIが社会に定着し
てきた事で、人々は相対するスキルも人の能力を超えた所まで行き着いた。AIが人間を
支配する日も近いのかもしれません。世の中の動きも含めて、少しAIについて考えてみ
る。そもそもAIが恐れられるのは、人間よりも賢いこと、それ以上に人間と同じ心を持
つ事。と考えられているから。人間よりも賢いという点は、賢いの意味をどう解釈する
かにもよりますが、少なくとも情報処理、即ち過去の経験値との日垣検討能力に優れて
いる事はたしかであり、その量とスピードは追い付けない。人間が頭を使う営みの、そ
のほとんどが情報処理だとすれば、AIのほうが賢い。ということになる。しかし、新た
な創造的思考とか、生体的欲望とか変化対応はどうかと言われると、今のところ人間の
ほうが優れている。しかし、創造もアイデアの組み合わせだということになれば、情報
処理と同じに、パターン認識が物を言う所では直ぐに越えていくものと言えます。その
うえで、現に人間と変わらない絵を描いたり、小説を書いたりするAIがすでに誕生して
いる。人間とAIのどちらが優れているかは、今後常識によって変わるし、その贋の空間
の真贋の答えに窮する事になるだろう。では、AIは人間と同じ心を持つのか

100:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/18 01:38:30.03 Q6s5nl/0K
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・52

 AIは進化する。では、AIは人間と同じ心を持つのか。そこが議論の分かれ目になっ
ている。これまでは、哲学の世界でも心の哲学という名称での研究が進んでいるが、人
のよりどころとして在り得ないものであった。その議論のはじまりは古く、古代ギリシ
ア以来のテーマだと言っても過言ではなく、唯一無二の存在の尊さや貴さが謳われた。
しかし現在、脳科学と分子詳細科学で、単なる刻み込まれた記憶の延長上である。とか
条件反射的記憶の膨大な量を深層心理と生体記憶と更に古脳の積み重ねで処理している
と、だんだん解明されているので、簡単に人間の脳作用が作れるまで来ているようだ。
近世フランスの哲学者ルネ・デカルトが心身二元論を唱えてからルネ・デカルトの哲学
論が出来て大きな展開があった。この心身二元論というのは、心と身体は別物だという
考え方である。心、つまり、意識はこの世において特別な存在で、それだけは 決して
疑えない、確かな物だ。と、証明されたわけです。それが、有名な「我思う、ゆえに我
あり」という言葉の意味で、意識して意識する所で意識が発達していく。という事に、
人々が納得したのである。デカルトは、当時に、すでにロボットに関する議論もしてい
る。いわゆるアニメ仕様の機械人間論である。「機械人間には意識がない。」と言う設
定で、生きて無いので意識と言う物をフィールドバック出来ない。と言う根拠のである
。しかし、もし、意識を持てば、私たちの恐れる心を持ったAIを搭載した自律型ロボッ
トが誕生することになる。現にロボットの関節は人間と違う。だがここにちゃんとセン
サーと動きの比較情報の空間や成功と失敗の力学差を読み込むと、途端にバランスをも
た動きをし、更に光学認識と、衝撃センサーとか複雑に相関させるとほぼ人間以上の、
能力になる。つまり物流の集配システムの分配機能とVRの仮想認識や位置認識である

101:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/18 01:39:04.04 Q6s5nl/0K
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・53

 デカルトは人体を解剖までして、心の解明につとめまた。が、行きつきませんでした
。当然である。その人の死や体はその人が認識して生かしていない。単に動きと感情が
言葉や五感と共に動かしているだけであって、後の仕組みは身体がひとりでにやってい
るからだ。ところが現代では、科学によって、心を生み出せるかどうかが議論され始め
ている。認識の技術と情報判断のITが俄然進化して、パターン読み込みと即断機能、
つまり計算の方式の発達が凄い程進化しているからだ。現代の心の哲学には、2つの、
代表的な考え方がある。1つは、一元論と呼ばれる、物質論だ。たとえば、物的一元論
のような世界は、心も含めすべて物理的な存在だけで構成されている。という考え方で
ある。この考え方によると唯物主義や、物理主義と称されることもあります。物的一元
論は、この世のすべてを物理学で説明できる。と考えていて、すべての説明できる一つ
の数学的解を求めて科学者たちは、日々計算式を創ったり、解いたりして物質現象と、
数学計算との対比で、世界を求めさ迷っている。アインシュタイン相対性理論は代表的
だが、このリアリストの創り出した現代技術の殆どは今の電気と車機動の生活に活かさ
れている。いわば贅沢の殆どがこの物質主義でうずくまっているのである。もう1つは
二元論と呼ばれるものである、心は物質とは異なる非物理的な存在であって、世界は、
非物理的な存在と、物理的な存在の2種類で構成されているという考え方です。調和の
取れたこの二つのせめぎ合いの管理に脳が存在し、思想や環境が人や世界を作ると言う
考え方である。マルクス・ガブリエルの哲学は、この二元論の中にある、こうした人間
の脳をシミュレートすれば心が生じるかのような発想である。これに異議を唱えたのが
ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルもその1人である。彼は、「私たちの心は脳と、
イコールではない。」と断言しています。つまり心はもっと複雑で可能性を持ったもの
のはず、一元論はもとより二元論でも解く事は不可能である。もっと多彩で広がりを持
つ。というものだ。

102:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/18 01:39:25.45 Q6s5nl/0K
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・54

 にもかかわらず現代は、科学者が精神と脳を同視しようとする。これは、自分たちが
納得いく物語の中に、すべてを当てはめたい衝動からである。したがって、ひとたび、
私たちはAIに心が宿ったと倒覚して、信じてしまったとたんに、そうした物語の中に
取り込まれてしまう。これは私たちが自由を失うことにほかならないと、ガブリエルは
警鐘を鳴らしている。AIに、心が宿るかどうかはわかりませんが、もし宿ったとしたら
、心は科学によって作り出せるものになってしまう。とりもなおさず、それは人間の心
が科学によって支配可能なものになったことを意味し、それは、人が他人を利用する事
の最強のアイテムとなり、醜い競争社会の極限にもなる。そんな恐ろしい状態を、認め
ないようにするには、心は、特別な存在である。と唱え続ける必要がある。ということ
を伝えている。宗教学であり、マインドコントロールの世界である。それに、もし仮に
AIに、心が生じても、その心が人間とまったく同じものであるかどうかは、厳密に証明
しきれない。なぜなら、人間同士でも、人の心の中などを見ることはできない。のです
から。AIに心が宿るかどうかは判断できない。人間自身の自分の心さえいい加減なのだ
。あなたはどう思いますか?。今回はAIでしたが、お金や趣味、仕事など、身の回りに
あるさまざまなことを「哲学する」ことで、視野が広がったり、物事を俯瞰して見る。
と言うことができる。するとその結果は、AIの粋の機械人間がより多くを知り、より
早く判断し、より正確に行動はできる。人の自身の問題や悩み事、社会的な課題を解決
できるように、ロボット工学は進んではいるが、より効果的なのは戦争での兵器使用で
ある。ドローン観察兵器、自動認識砲弾、拡散の贋情報、人の心を破る罠 と情報化と
IT化は盛りだくさんだ。ロシアでは、少しでも「なんでだろう?」「どうしてだろう
?」と気になったことに対して、自分の考えを言葉にして行けば直ぐに拉致監禁され、
ウクライナはいち早く 声を上げ逃げ出す者は銃殺処分している。いやはや・・である

103:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/20 18:21:11.25 5FFvwqW8/
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・55

 ロイター報道では、メドベージェフ前大統領が、北大西洋条約機構(NATO)に、
「ウクライナでのロシアの敗北が核戦争の引き金になる可能性がある」。と警告した。
テレグラムへの投稿で「通常戦争での核保有国の敗北は、核戦争の引き金になり得る」
と指摘「国の命運がかかった重大な紛争では核保有国は負けたことがない」と述べた。
これは、NATO加盟国などの防衛関係閣僚・高官にウクライナ戦争の戦略や支援に、
ドイツのラムシュタイン空軍基地協議について、NATOは政策のリスクについて考え
るべきだ、と恫喝してるのだ。しかし、核をどんなに持ち出しても意味はない。まず、
本当に核は使えるのだろうか。第一ステージの使うぞとのコケ脅しも終わって、第二ス
テージの保守点検はどうだろうか。確かに、ロシアの核兵器「サルマト」の発射実験は
行っている。が、このミサイルが引き起こす最悪の未来はどうしよも無い。サルマトは
10発以上の多弾頭核、たった1発でも広島原爆の150~200倍近い威力を持つ。それが、
例えな東京都心上空で炸裂した場合、どのような被害がでるのか。一発で広島の2000倍
、たった12秒で日本は焦土になり、日本は東日本と西日本はなくし、その破片の島と、
北海道と九州・四国と言う南洋諸島のように変わり果てる。更にその残った島にも、恐
らくは、放射能で人は住めないだろう。しかし、これは開発されたばかりの機器だから
だ。今回の、ウクライナ侵攻によって明らかになったのは、ロシア軍の軍装備や兵練度
が、かなりに不十分なものであり、いい加減であった事だ。ソ連崩壊以降に西側諸国の
専門家が想定していたような水準にはほど遠く、砲弾も戦車もミサイルも、到底戦闘の
域に達していなかった。ということだ。さらに部品取りが行われてきた戦車や、最新の
標的先導型に、そうしたIC基板が取り付けられず、戦車使用も過去のT-72と同じにあっ
て、欠陥部分の改善はなされていなかったのだ。

104:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/20 18:24:33.69 5FFvwqW8/
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・56

 こうしてみると、ロシア軍の戦争遂行能力はかなり低く、開戦からの11か月でわかっ
たのは、ここ20年ほどは装備品の保管や保守もろくにされていなかった。ということだ
った。車両のタイヤがパンクし、整備不良の AK-47を使っている様子からは、ロシア軍
の武器庫の状態がうかがい知れる。そして、それは核兵器についても、例外ではないか
もしれない。と思わせる。崩壊寸前の軍隊そう思われるソ連軍の後継ロシアにも、活発
な訓練を怠らない軍もある。それは急襲のベレー帽の精鋭部隊と、海外で活動する傭兵
部隊である。実はこの二つこそが、おそらくウクライナ侵攻において、要であったはず
と思われる。ところが精鋭部隊中の精鋭であった500人が、夜間のパラシュート部隊
の降下作戦に、待ち伏せされ、半数はヘリがヤラレ、半数は降下中に撃たれ、更に残っ
た者も、先のメドベージェフを逃がしただけの成果で、全滅したのである。アントノフ
空港は、そうした急襲部隊の全滅となった。核に戻って話せば報道では、現在5977発の
核弾頭を所有し、うち約1500発が、ロシアに配備中だ。という。これほどの数の核弾頭
は、アメリカの2倍弱である。しかし、核兵器を保守点検するのは容易なことではない
。結構に核兵器の保守はむずかしく、金がかかるのである。核兵器廃絶をめざす国際団
体「核兵器廃絶キャンペーン」の数字によると、2021年にアメリカは核兵器のメンテナ
ンスに約500億ドルもの費用をかけている。一方、ロシアは、たった86億ドルしか 使っ
ていない。ロシア保有の核弾頭は米国より格段に多い。それなのに、アメリカの五分の
一の金額である。いったいどのようにしてメンテナンスしているのだろうか?更に米国
ほど、整った機械化はされていない。撤去にしろ格納にしろ。かなりに難しいはずだ。
放射能の管理も必要だし、20年程で弾頭交換の可能性もでてくる。

105:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/20 18:25:09.65 5FFvwqW8/
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・57

 アメリカの政府筋によると、2022年9月、プーチン大統領はロシアの新型原子力魚雷
ポセイドンのテストを行ったが失敗したという。ロシア政府も失敗を認める。さらには
2022年12月には、大陸間弾道ミサイル「ブラバ―」の発射テストに失敗した。とロシア
政府が発表した。失敗に継ぐ失敗である。ロシアは国民に核兵器が使える状態にない事
をしめす証拠があがったのだ。ロシア国防省の広報によると、「ミサイル発射の最初の
2ステージは正常に進行したが、次の第三段階で技術的問題が発生した。」という広報
をした。仮にである。仮に第3ステージをクリアして、使えたとして。核兵器が機能し
爆発させたとして、こんな大型の核に目標は、なにかあるのだろうか。仮に核兵器が、
正常に使用できたとして、本当の問題はその先にある。核兵器には当然ながら、戦略的
なゴールを達成するために使う予定の物だ。ではそれに見合ったターゲットとはなんだ
ろうか。ウクライナでの戦争において、核兵器を使用するにしても、このことに伴うだ
ろう全地球的な、ネガティブな影響に見合うような重要目標は存在しない。のである。
戦後にあの血海鼠の様な憎しみの時代すら、核開発の連鎖の中すら、朝鮮戦争でもベト
ナム戦争でもアフガンや中東・アフリカで、あんなに戦死者がでた戦争すら、戦略性が
なく、使えなかったのである。今でも、ウクライナの都市に対して、大型核兵器を使用
することには、戦略上の意味はない。となると、残された選択肢はより小規模な出力の
戦術核兵器となるのだが、それにもまた難しい問題が存在する。アメリカのジャーナリ
スト、ケリー記者はこう語る。「戦術核の攻撃目標にできるほど、ウクライナ軍は密集
していません。戦略的に意味のあるウクライナの軍事目標に対しては、通常戦力で十分
であり、放射能のリスクを取る理由もありません。」と。

106:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/20 18:25:49.65 5FFvwqW8/
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・58

 いまや、小さな小型の核兵器でも大規模な破壊を引き起こす技術に至っている。ケリ
ーは続ける「例え5キロトン以下の小型の戦術核でさえ、大規模な破壊をもたらすので
す。広島・長崎ぐらいの威力は、当然あります。」と、核のエスカレーションには合理
性がなく、戦術核にも意味がない。更に経済性にも欠き、メンテに大きな技術性を強い
る。つまり保有にも使用にも何のメリットもないのであった。仮に、プーチン大統領が
戦術核を使う気になったとしよう。すると国内にまで当然ニュースは流れる。ところが
、それはベトナムの反戦運動の様に世界中の声と自国の国民の声は、当然あがるだろう
。更に自軍にも、占領に行こうとする土地にも、確実に影響を及ぼすだろう。こうした
兵器の使用には、確実に大多数は反対する。つまり地政学的リスクにも、見合わないの
だ。しかも、プーチン大統領にとって、ほんとうに悩ましいのは目標の選定や自軍への
損害ではない。最大の問題は、ウクライナに対して核兵器を使用した際に直面するであ
ろう、地政学的反動だ。「いちど核兵器を使用すると、これからの戦争ではそれが普通
になるだろう。という恐ろしいビジョンが広まります。そうなると、西側諸国に対して
最大級に敵対的な体制でさえ、恐怖することになります」と、ケリーは語る。世界中か
ら非難された上に、当然の様にロシア軍にも、対抗核の影響が大きく出る。今でさえも
日本に落とした結果から、それの威力の拡大を目指したのは過去の時代の遺物である。
この使い物にならない核に何故執着するのか。それは2つである、核の脅威からの恫喝
、更にもう一つは国内権威の高揚である。この二つは北朝鮮で如実に現れている。プー
チン大統領はこれまでなんども脅すような形で警告してきたが、2022年10月に行われた
会議において、ウクライナで核兵器を使用する計画はないと明言した。国防専門家マイ
ケル・バンはロシアがウクライナで核兵器を使用する確率を10~20パーセントと見積も
っている。ソコフ氏は「ウクライナに対して核兵器を使うかということなら、その可能
性は限りなく低いでしょう。ですが、もちろん、いまは何が起きてもおかしくない情勢
ではあります。」と述べた。

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23/01/24 10:26:07.68 BJXFVPI7x
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・59

 今、「ウラジーミル・プーチンやその周囲から発せられてきた 核兵器使用に関する
シグナルは、開戦当初から、すべて西側諸国、NATOなどの世界の動きにに対して、
向けられたものであり、ウクライナに対してではありませんでした。」これを良い兆候
とみなしている。たしかにウクライナでは、核兵器は使われなさそうだが、国防専門家
がこれに応じて、ウクライナに更に兵器供給し、手伝いをすると言う罪を犯すバイデン
による苦境が伝えられる。「核兵器は、かれこれ77年も使われておらず、タブー化して
いると言う人もいます。この、戦闘において核兵器を使用しないという伝統は、なんと
してでも守られねばなりません」とバンは言う。アメリカの放送局、NPRのグレッグ
・マイヤーによるインタビューにおいて、国防専門家マイケル・バンはロシアがウクラ
イナで核兵器を使用する確率を10~20パーセントと見積もっている。プーチン大統領が
核兵器を使用する可能性が1割だとか、2割だとか、よく言えたものだ。と思う。日本
の明治期の、福澤諭吉による『明治十年丁丑公論』は、次の緒言から始められている。
―  凡(およ)そ人として我が思う所を施行せんと欲せざる者なし。即ち専制の精神
なり。故に専制は今の人類の性と云うも可なり。人にして然り。政府にして然らざるを
得ず。政府の専制は咎(とが)むべからざるなり。政府の専制咎むべからざると雖も、
之を放頓(ほうとん)すれば際限あることなし。又これを防がざるべからず。今これを
防ぐの術は、唯これに抵抗するの一法あるのみ。世界に専制の行わるる間は、之に対す
るに抵抗の精神を要す。その趣は天地の間に火のあらん限りは水の入用なるが如し。―
―  つまり、人が権力を手にすれば専制に陥るものであり、それは仕方がない、但し、
それを放置すれば際限がないので、大切なことは抵抗すること、抵抗の精神をもつこと
である. というのである。思想啓蒙家として誰もが知る福澤の「本性」は、武家のそれ
であり、彼の啓蒙思想は武家的精神に支えられている。

108:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 18:56:07.11 isOHLDQgP
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・60

 明治を彩りを添える西郷隆盛は、戊辰戦争以降は大いに悩んで、日本の明治時代の礎
を切り開いていた。岩倉使節団を外遊させてる間に、着々と廃藩置県と教育制度と徴兵
制に、道を切り開く算段をしていた。そんな中で、山城屋和助事件が沸き起こったのだ
。明治四(1871)年、薩摩、長州、土佐三藩が兵を差し出し、「御親兵(ごしんぺい)
」が成立した。これを主導したのが西郷である。新政府が新たな施策に着手できたのは
、背景には、この朝廷側や新政府側の武力があったからであり、特に“第二の革命”と
いわれる「廃藩置県」が断行できたのも、新政府軍が、この時八千名のこの軍事力を、
もっていたからである。御親兵団は、明治五(1872)年に「近衛兵」と、その名を変え
たが、一貫して、中核を為していたのは薩摩兵であった。中世以来の独立圏薩摩という
風土を持ち続け、郷中(ごじゅう)教育の躾(しつけ)を受けて育った薩摩兵は、郷党
意識、団結力、と言った平たくいえば、愛国心と仲間意識が非常に強かった。といわれ
ている。彼らには、軍隊についても、新しい組織を創らなければならない立場の西郷が
、新風を吹かせた日本であっても、旧態のままで、次第に厄介な難物にもなっていた。
西郷の頭には、既に、この最強の軍団の近衛兵の解散を、大きく考えていたようである
。つまり、「徴兵制」の導入を企図したい。と考えていたのだ。この時に西郷は、山縣
を陸軍大輔に専念させることとして、自らが陸軍元帥・近衛都督に就任することによっ
て、山縣を救ったのであった。この兵站の供給先に山城屋和助がいた。急遽パリからも
呼び戻されたが、既に、陸軍の資金の返済能力もなく、証拠書類をすべて焼き払った上
で、明治五(1872)年十一月二十九日、陸軍省内の一室で割腹自殺を遂げたのだった。
私たちは学校の教科書で、「明治の文明開化により日本の近代化が始まった」と教えら
れてきた。が、はたして本当にそうなのか?。江戸という時代は、明治近代政権によっ
て「全否定」されたのだが、果たしてそうだったのか。大いなる疑問である

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23/01/27 18:56:47.71 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・61

 この時の山城屋和助事件もこれによって、事件は闇に葬られることになってしまった
のである。同時に、「尾去沢(おさりざわ)銅山事件」も、これまた長州閥による絵に
描いたような権力犯罪であった。大蔵大輔井上馨(聞多:もんた)が官権を悪用して、
民間人からの、銅山を強奪するという、露骨といえば露骨過ぎる犯罪であったのだが、
これも闇に葬られた。伊藤博文と共に新政府きっての女癖の悪かった井上という男は、
金銭欲も激しかった。二人は、高杉晋作の子分として走り回っていたが、まるで女と金
を求めて動乱の時代を疾駆(しっく)していたかのような印象で生きていた。そもそも
である。井上を大蔵大輔に任命するなどという人事は、まるで盗人に財布を預けるよう
なものであって、新政府、特に長州閥の性格をよく表している。この男は、長州俗論党
に襲撃されたことがある。「袖解橋(そでときばし)の変」であるが、さすがの 司馬
遼太郎氏も、この時の事情をみて、彼は死ぬべきであったと断じている。あの司馬氏が
「人の生死を手軽に扱い過ぎる言い方」をしてるのである。大蔵大輔時代に「今清盛」
といわれていた井上馨は、権力によって財を為すことに執着が強かった。この事件が、
表沙汰になった時に、大蔵卿は大久保利通であった。が、彼は岩倉使節団として外遊中
であって、留守政府の大蔵省は、井上によって私物化していたといっても過言ではない
。南部藩で、御用商人だった村井茂兵衛(むらいもへえ)から少なくとも五万五千円と
いう多額の借金をしていた。が、当時の習慣によって証文には「奉内借」(内借し奉る
)と書かれていたのだ。これは、藩への貸付金であり、一部でも返却された時には提出
することを想定した文言(もんごん)で、武家や大名家と町民である商人との間の儀礼
的慣例であった。いくら井上と雖(いえど)も、その程度のことは分かっていたはずで
あるのに井上は、これを「村井が藩から借財している。」として即時新政府への返却を
命じた。いきなり新政府へ、ということ自体が、非論理の極みであり無茶苦茶な話であ
る。

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23/01/27 18:57:29.59 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・62

 が、この時、井上に指揮された大蔵省は、村井の釈明を一切聞かず、強引にも村井の
債務だとして返済を迫ったのである。実に稚拙な、かつ官権を悪用した露骨なやり口で
あった。藩への貸付を、逆に藩から借金したことにされてしまった村井は、年賦返済を
願い出る。しかし、井上卿は、それも拒否した。そして尾去沢銅山を、没収してしまう
のであった。日本近代史の研究家毛利敏彦氏は『明治六年政変』(中央公論新社)に於
いて、以下のように述べている。―やむをえず村井が年賦返済を嘆願すると、それを
拒絶して、理不尽にも村井が経営していた尾去沢銅山を一方的に没収した。旧幕藩体制
の時代にも例を見ないほどの圧政といえよう。村井は、銅山経営権を入手するために、
わざわざ十二万四千八百円を費やしていたのだ。ここに、村井は、破産同然となった。
大蔵省の強引なやり方を見ると、藩債返却云々は、口実で、当初から尾去沢銅山没収を
ねらっていた疑いが濃い―とはっきり断じていた。その後、尾去沢銅山を、没収した
井上は、工部省小輔山尾庸三に命じて、これを井上家出入りの御一新後の 成り上がり
政商岡田平蔵に払い下げさせたのである。その条件は、払い下げ金三万六千八円である
。しかも十五年賦、無利息という無茶苦茶な好条件であった。井上は、大蔵大輔辞職後
の明治六(1873)年八月、尾去沢銅山を視察、この時の視察費用も岡田が負担したこと
はいうまでもない。そして、現地に「従四位井上馨所有地」という立看板を堂々と掲げ
るという、厚顔無恥な振舞いを行っていた。仮に、自費で購入したとしても、大問題で
あったが、尾去沢銅山を所有したとするなら、井上はそれを入手するについて一銭でも
身銭を切ったか。否、である。すべて公金と官権を私的に悪用したに過ぎない。先述の
毛利氏も「出入り商人の岡田を、隠れみのに使って銅山の私物化を図ったきわめて悪質
な権力犯罪」であると断罪している。のである。江戸時代のその存在力は、常に新政権
の正統性を示すためだけに土深く埋められたといっていいだろう。しかし、今、世界が
この「江戸」という時代とその様式、価値観に何かを求めて大きく視線を当てている。

111:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:00:26.89 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・63

 徳川家康の名言と言われる“人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし……”は
本人の発言ではなく偽造」「家康と家臣は、人質時代に今川家から抑圧されていた。と
いう話を作り上げ、今川への“裏切り”を正当化した。」「嫡男の信康切腹事件で織田
信長が命令し家康の名言は偽造だった!」徳川家康には「我慢の人」と「タヌキ親父」
というイメージがあります。「我慢の人」で、すぐ思い浮かぶのは「人の一生は重荷を
負うて遠き道を行くがごとし、急ぐべからず」の名言でしょう。しかし、これは家康の
言葉ではありません。明治時代において 旧幕臣の池田松之助が、水戸光圀(みつくに)
の遺訓と伝わる「人のいましめ」を基に偽造したもの。で、広まったのは、日光東照宮
など、この言葉を各地の東照宮に納めたからだ。とされています。また、この 名言の
起因となったのは、幼少期の家康が人質として今川家で苦難の日々を我慢しながら送っ
たエピソードで、源流は大久保彦左衛門(家康・秀忠・家光三代に仕えた譜代家臣)の
『三河物語』に行き着きます。しかしながら、今川�


112:`元は姪の築山殿(つきやまどの)との家康を結婚させており、一門に加え、今川家を支えていく重臣にするつもりであった。ので逆に客人よりは、むしろ丁重に扱われていた。のでありました。ところが桶狭間の戦いで、隠密理に今川義元を戦死させると、家康は織田信長と和睦(わぼく)し、今川方の城を攻撃して、三河を平定。最終的には武田信玄と同盟して、今川氏を滅ぼしましたのであります。普通に考えればこれは「恩を仇(あだ)で返す」ものにほかなりません。がしかし、そうした裏切り者のイメージなどは、徳川家にとって不都合なわけです。そこで江戸時代に、家康は「神」ですから、一点の曇りもない存在でなければいけない。と作り上げ、そこで「家康と家臣は、今川家から抑圧されていた」という話を『三河物語』でも書き込み、裏切りを正当化していったのです。そう考えると家康は、「我慢の人」ではなくなってくるのだが。家康を考えるに、やはり戦国時代を勝ち抜いた化け狐かタヌキ親父の域を出ない、と言うのが私の感想である。



113:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:01:14.34 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・64

 もう1つの要因の、徳川家康が我慢の人であるとイメージ付けたのが「信康事件」で
ありますが、信長の命令で、泣く泣く、嫡男信康を切腹させたとされる事件とされるが
、これも実は後世の脚色という説が有力と言われる。信長が命じたことがわかるような
一次史料は、今だ存在しません。家康が信康を処分することに対し、信長は許可を出し
たようでありますが、積極的に、命令した形跡はない。というのも先の『三河物語』も
、信長が全部悪い。という書き方はされていません。むしろ信康を中傷した妻の徳姫と
なった信長の娘への憤りなどを記していて、この考え方に怒っていたようであります。
『三河物語』と同時代の『松平記』は家康の妻である築山殿の「悪女説」を採用してい
ます。それらを踏まえて考えられるのが、徳川家にも、やましいことがあったのではな
いか。という見方です。つまり、信長の命令ではなく、家康が信康を自分の意思で切腹
させたとも考えられるのでありました。近年の研究では、信長から信康殺害の指示が出
たことに否定的な流れのようだ。さらに別の視点ですが、戦国時代には子どもや家族を
殺すのは、全く珍しくありません。武田信玄でも、息子を殺しているし、信長も弟を殺
している。独眼竜正宗も同じで、家督争いがあって、しょっちゅう戦争をしている時代
なので、親子や家族でも油断ならない存在なのでした。骨肉の争いが普通にある世界で
あるわけです。しかし、江戸時代に、平和な世の中で、人々の価値観が変わり、家族で
殺し合いをすることは受け入れられなくなります。江戸時代になって家康は天下人とし
て神様になりましたから、「息子を殺した」などとなると、都合が悪くなっていきます
。そこで周りから、家康が命令したのではなく、信長の命令で従わざるをえなかった。
という物語が作られた。と観る事ができます。時代を経るごとに、お涙頂戴のストーリ
ー展開が書き加え、強調されていったようです。

114:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:05:42.49 HdaPzfcbN
まあ一説によると、幼少のころ竹千代君は、盗賊から人さらいにあって、
後の天海和尚になっていったが、尾張家は今川家に隠し通してちょっと似の別人をたてた。
ってかいてあったそうだが。徳川実記には。

115:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:06:57.16 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・65

 大阪の陣では、「方広寺鐘銘事件」が起こります。大坂冬の陣の原因となった。と、
される方広寺(京都)の大仏殿の梵鐘の鐘銘をめぐる事件です。大仏殿が完成し、開眼
供養の前に、徳川方からは、鐘銘の中に「国家安康(こっかあんこう)」と「君臣豊楽(
くんしんほうらく)」の文字があることを、咎(とが)めます。そこで、供養の中止を命
じました。「国家安康」は、徳川家康の名前が分割されて使われており、それが家康を
呪詛するとされたのであります。徳川方は、「挑発して戦争に持ち込んだ」という話が
ありますが、これは誇張されています。もちろん、まったく挑発の要素がなかったかと
言われると、ある程度は、あったと思います。ただし、家康が是が非でも戦争に持ち込
もうとしていたと言えるかどうかは、疑問とされています。現代の感覚からすれば、当
然のように、「政治問題としてちょっと騒ぎ立てすぎ。」という側面が大きい。一方で
、当時の感覚からすれば、「徳川方が怒るのは無理もない。」という面もあるのです。
「国家安康」で、家康の名前の「家」と「康」を切っているのは事実で、これは問題で
しょう。当時は相手の名を利用した呪詛(じゅそ)の作法があったので、「呪詛するもの
だ」と言われてもしょうがない。そうなると、豊臣方に致命的なミスがあった。とも言
わざるをえません。しかし、徳川方が何が何でも戦争に持ち込もうとしていたかという
ところでは、そうでは無いとも言える。徳川方が示した「三箇条(秀頼の駿府と江戸へ
の参勤)か、淀殿を江戸詰めで人質として生活とする。という条文か、「秀頼が大坂城
を出て他国に移る。」という条項は、秀頼の身の安全と、豊臣家の存続を図るのには、
おそらく必須事項として交渉していた筈だ。これは、豊臣方からすると理不尽なことに
見えますが、天下人であるという徳川家康からしてみたら、むしろ大きく譲歩した要求
であって、「今まででも、かなり我慢してきたんだ。」という思いのあった交渉のはず
です。豊臣家は生き残ろうとしたら、この3つのうちのどれかをのむべきだった。とも
思います。時は戦国時代の終焉で、強い者が生き残ると言う情勢から当然の話であった
のです。

116:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:07:21.26 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・66

 そもそも「国家安康」のチェック体制が甘かったのは、明らかに豊臣家の手落ちであ
り、更に平和になって、浮浪の浪人を城内に貯め抱えて言う姿勢のなかでは、とても、
危険視されても当然の中だったのです。銘文を考えたのは、東福寺の禅僧・文英清韓で
ありました。安土桃山時代から江戸時代初期にかけての臨済宗の僧。伊勢国奄芸郡出身
で、俗名は中尾重忠でした。出家し、後に文禄の役で、祐筆として加藤清正に従い朝鮮
半島に渡っている。祐筆とは、いわゆる武将の秘書役である。武士においては、その文
章が正しい様式(書札礼)について知悉しているとは限らなかった。文盲の者もいて、
武士の中で、僧侶や家臣の中で文字を知っている人間に、書状や文書を代筆させること
が習わしになっていたのだ。武士の地位が高まり、公私にわたって文書を出す機会があ
れば、専門職としての右筆が誕生し、右筆に文書を作成・執筆を行わせ、武家はそれに
署名・花押のみを行うのが一般的となったのである。しかし、この文禄の役では文書に
問題が生じている。秀吉は(明の)冊封国である朝鮮の服属を強要した。が拒まれた為
、遠征軍をまず朝鮮に差し向けたのが朝鮮征伐の文禄の役の発端である。この時、小西
行長や加藤清正らの侵攻で、混乱した首都・漢城を放棄した朝鮮国王宣祖は、明の援軍
を仰いで連合軍でこれに抵抗した。この時、双方に決定的な戦果のないまま、厭戦気分
の強い日本側の諸将達は、撤退を画策し、未決着のまま終息を画策。対馬藩は、この時
偽使を用い、勝手にも国交の修復を試みた。しかし、江戸時代に柳川一件として暴露さ
れて、更に次の・慶長の役を行うのである。従って、この文禄の役時代の祐筆役には、
かなりの裏人脈があるとも言える。この時の戦役の影響は、明と朝鮮には傾国の原因と
なる深刻な財政難を残して日本軍は引き揚げた。豊臣家ででも武断派と文治派に分かれ
、豊臣の日本国の家臣団の内紛をもたらしたので、三者三様に被害を蒙った。西国大名
の中には多数の奴婢を連れ帰るなどして代償を得る大名もあったが、双方に痛み分けと
いう状態で疲弊したのだ。

117:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:07:44.92 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・67

 慶長5年(1600年)に、京都東福寺の長老となって、その後南禅寺の長老となった清韓
であったが、恐らくは家康方からは嫌われる存在だった筈だ。漢詩文に秀でて、同年8
月には、且元に同行して駿府へ弁明に向かっている。清韓自身は家康の諱を祝意として
「かくし題」とした意識的な撰文である。と弁明した。(「国家安康と申し候は、御名
乗りの字をかくし題にいれ、縁語をとりて申す也」)が、実はこれが家康を更に怒らせ
ている。この事件は、豊臣家攻撃の口実とするため、家康が、以心崇伝らと画策しての
問題化させた。と言うのが通説である。だが、近年の研究では 問題となって然るべき
もの。と考えられている。また、清韓は元々親豊臣派で、関ヶ原の戦い以降に、家康が
台頭し始める事になったのを不満に思っていた。結果、わざとこういった表記にしたと
いう説もあるほどだ。ここでそもそも、「家康」の諱を、割って入れたとするならば、
個人的に、親しい訳では無い人物の「諱」を本人に無許可で勝手に入れるという行いの
これ自体が、既に「論外」と言える程の、礼節に欠けた行いである。逆に豊臣に関して
は「秀頼」の諱を使わず姓である「豊臣」の字を割らずに入れている為、悪意がある。
と見なされても仕方の無い部分でもある。さらに五山の僧の答申では、いずれも当時の
諱の扱いに対する常識や礼儀として問題視しているのだ(『摂戦実録』)、諱を避けなか
ったことについて五山僧から非難されている事は、その時代でも非礼とされ、ここには
、先に家康の承認を得た文脈にしなかった。と言う事の方が大きな問題だったと言える
。つまり、いくら立派な僧が書いたからといっても、そのまま使うのではなく、「セカ
ンドオピニオン」に聞くべきで、一方での徳川家から諮問(しもん)を受けた五山僧は、
名前の分割を批判している。それだけ呪詛の観念が強い時代だったとも言えるのです。

118:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:08:05.52 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・68

 方広寺鐘銘事件を口実に豊臣家を挑発して「大坂冬の陣」に持ち込み、大坂城の内堀
の埋め立てた。などの謀略で、豊臣家を滅ぼした流れが、家康を「タヌキ親父」のイメ
ージに世間の評判を変えた。しかし、時代の変遷とともに、家康の謀略に対する解釈が
変わってくる。家康を神と崇(あが)めている江戸時代の史料では、「家康が策謀により
豊臣家を滅ぼした。」と書いています。一見、家康を悪く書いているとも読めますが、
江戸時代に、家康も、相当に悪辣(あくらつ)な陰謀をやったのだが、そういういう描き
方はしていない。むしろ「見事な策によって豊臣家を滅ぼし、徳川の安泰(あんたい)の
、磐石(ばんじゃく)の世を築いた。天下泰平の世を築いた」と肯定的に捉えているのだ
。まあ、平和の希求が強かったから賛成と言った処だろう。一方、明治以降は、家康を
神として崇めなくてはいけない。と言った縛りはなくなるので「主家を無理やり滅ぼし
た、悪辣な陰謀なんじゃないか。」という疑問や見方に傾いて行く。すると、日本人の
素朴な感情として、卑怯な感じがつきまとい始めます。よって、明治以降はタヌキ親父
のマイナスイメージが定着しましたのです。ところが、戦後は、またもや家康像が転換
する。山岡荘八の歴史小説『徳川家康』は、織田をソ連、今川をアメリカ、徳川を戦後
の日本に見立てて、平和を求める戦後日本の苦難の歩みを、家康を通じて表現していく
。連載開始時は、家康は「タヌキ親父」として嫌われていたので、全く人気が出なかっ
たそうですが、連載の暫く後には好評を得た。そして、同書は昭和30年代に「経営者の
必読の書」として注目を集めたのである。山岡の意図は平和の尊さを訴えるものでした
。が、家臣を大切にする「家康の生き方」が、戦後の「家族主義的な企業経営」の理想
像を産み、非情なアメリカナイズされた経済理論やドラッガーのマネジメント理論など
の経営戦略と比較されて、日本再生に大いに利用され、タヌキ親父と非難されてきた、
この家康の行動も、国家論企業論経営論として、肯定的に評価されたのでありました。

119:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/30 16:45:16.02 INo7Z4Kcc
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・69

 この所 人類の論調がおかしい。今回ポーランド落下のミサイルも、あって然るべき
攻撃だろう。ウクライナだからといってボカスカとロシアが打ち込んでも良い。って事
には、ならんだろう。NATOにしろ米国にしろ、兵器を送って、テメ~らは戦争ごっ
こをやってろ。なんていう事はヤクザか暴力団であろう。ちゃんとロシアに接触して、
次々と接触して粘り強く話し合うか、世界戦争になっても連合軍を送るかが本来の戦争
のやり方であろう。そうでなくては地球を守れない。このユダヤ主義的姑息な周回冷戦
常態の創出は、メジャー張りの中世思想としか思えない。戦争と言う言葉も使わずに、
特別軍事作戦といい、それを認めたかのような国連って、本当に戦争反対なのか疑問だ
。更に今回の国連の発表した世界人口もNHK論説は、人口増加が問題ではない、地球
の資源と、格差拡大が問題だ。と説く。では格差の無い様に、アフリカの世界を贅沢な
文明社会の生活に変えるのか、或いは、先進国が後退して狩猟世界に戻るのか。という
話になる。こうしたおかしな論理は西洋文明の二枚舌外交と同じだ。かつてNHKを、
ぶっ壊すなどと言う政党が注目されたが、NHKは国民放送なのか、公共放送なのか、
放送協会なのか、組合なのか、訳の分からない上に、高市議員のような恫喝発言議員が
いる。もし国民放送ならば、海外に投資した映像などもっての外で8k開発など主旨の
逸脱である。公共放送ならば、今の放送姿勢の、広告だしたり視聴率論争は無用の話だ
さらに国会中継は完全に生放送を行うべきだろう。放送協会とか組合というなら、国に
闘う姿勢が無さすぎで、議員が、NHKの監査し視聴料の強制などおかしいだろうに、
この国は共産主義でも社会主義でもないのだから。これは農協と言う組合にも言える。
労働者の為に組合や協会がある。という事は国際社会に打って出ても農業経営をすべき
であるが、全くそんな支所や出張した農地を持たない。全くの矛盾である。責任と権利
の乖離である。それが今の米国主義の銀行家の広めたリスク回避とリターン搾取の矛盾
放任主義である。

120:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/30 16:45:39.08 INo7Z4Kcc
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・70

森氏発言が波紋・・・・なんて見出しがみえる。ところが、何処が波紋の発言なのか。
常識的発言で全国民の共同認識だろう。文句言ってるのは工作員のみで、本当の日本人
なら言わないし言ってない。そもそも中国は、もう日本人は要らない。と言っている。
実際に核弾頭ミサイルを日本に向けているのである。そういう国だ。能天気な事に20
年も前から、ガス田掘って尖閣沖に出た時、既に中国高官が言っていたが二階氏以下、
知らんふりした。アメリカは、利用して日本は我らのATMだ。って、事で、ダレスの
恫喝時代から言っている。これまでココム違反、ビデオ提訴、日本車ダンピング提訴、
OS規制、FX持ち掛け、と散々やって来たのだ。今般の、岸田政権はおかしいだろう
。欧米追従は許すとしても、なんでロシア敵対なのか。これまでの和平交渉は何だった
のか。単に領土返還の交渉ではなかったのに。全く無知蒙昧な行為だ。簡単にロシアへ
の金融制裁に寄り付きやがって。今まで東南アジアと同じに、日米同盟堅持で、全方位
外交をやって来たんじゃないのか。日本の基軸スタンスを、なんで崩して行かねばなら
んのだ。狂気の中国こそが、敵対すべき隣国だろう。だとしたら その抑えにもロシア
友好外交は、大事な使命じゃなかったのか。お馬鹿の小泉のイスラエル援助よりひどい
迷走ぶりだろう。今の議員の低脳認識に危険常にが付きまとう。そしてそれが、政治・
経済・外交・防衛にまで及んでいる。要するにドラえもんなんだよ。ロシアってのは、
有り余る資源。と言うドラえもんポッケを持っていて、人間じゃないウルトラ宇宙人だ
。のび太って言うウクライナと 常につるんでいたんだよ歴史上は。ウクライナだって
自国一国で戦えない。それどころか経済も成り立たないから、東欧の隣国から援助を受
けて戦っている。その援助してる隣国だって、みんなロシアンガスとか、ロシアの資源
とかで生き延びているんだ。よく解っていない愚民代表のオルガルヒ支援の大統領なん
かに乗せられるんじゃないよ。日本がいじめっ子ジャイアンに着くスネ夫でもいいけど
中国と言う狂人の出木杉君には もはやスネ夫やのび太が教えてやれることはないんだ。

121:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/31 20:20:13.98 GiN5X++Xw
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・71

 ロシアに一定の理解を示す森喜朗元首相(85)と鈴木宗男参院議員(74)を“老害”
などと批判したのは、デヴィ夫人の言い過ぎだろう。失礼な話だ。がしかし、それ以上
に白鵬のパーティにはリップサービスもホールアナウンスもしなかった事はもっと失礼
である。ここらで、このデヴィ夫人の感情の糸がぷっつんしたのだろう。この日本態に
。ここに鈴木宗男は、「一般的な外交に立ち会っていない人と訳が違う」という高慢な
意見を言う。これは本当に議員のおちいる高慢ちきな話で、何も有力議員や首相一人で
外交や安全保障が決まる物ではない。それなりに工夫や作戦が議員の肩にはあるだろう
。そして、確かにその政策の方向性は決まるだろうが、最終的には、民主主義は独裁で
はない。結局、国民総意や時代の流れなどでの決定である。日本政府のウクライナ支援
について、「こんなにウクライナに力入れちゃっていいのかなと。ロシアが負ける。と
いうことはまず考えられない。」という森氏の発言も正直な正解だろう。がさりとて、
日本が、米国やNATOの誘いや、西側協調を崩してまで 孤立出来る話ではないし、
全方位外交を志し、国家の安全を考えるならば、現状のロシア敵視を除いて考えても、
ロシアの侵略戦争であることには疑いのない話だ。今回のウクライナへの救援のデヴィ
夫人の様な「民主主義の墓場にさせることは絶対にできない。」とする決意や行為は、
大賞賛されて、尊敬されて 然るべきであろう。戦争とは、双方に理由があるのは明白
だが、無辜の住民の哀れさには、何の罪も責任もないはずである。デヴィ夫人は、日本
政府が退避勧告を出しているウクライナに入り、虐殺があった街などを訪問し支援物資
を届けた。この支援は、別に売名行為でやってるんじゃなくて、民主主義の根幹として
責務にかられて、老体に鞭打ってやってるのであろう。されど平和ボケの日本人は称賛
が無く、日本の為にもなっているのに政治家すら動いていない事に腹がたったのであろ
う。

122:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/31 20:29:26.32 GiN5X++Xw
 無辜の市民が傍に死んでる世界に降り立ち、そこで見た光景が、ロシアに理解を示す
政治家への怒りにつながっているようデヴィ夫人。「ブチャというところで 大殺りく
があって、車ごと焼かれた人達が沢山いる訳ですよね。その車の横腹に、ひまわりの絵
がいっぱい描いてあったんですね。ウクライナが負けるようなことがあったら、もう、
民主主義の墓場になってしまう。(宗男氏らは) 恥を知れですね。井の中の蛙ですね」
「世界わかってない、何を思っているのか。老害ですね、愚かですね。」「岸田首相が
、一生懸命米国と肩を並べてウクライナを応援しようとしてますよね。ドイツも戦車を
送る、フランスもする、英国もするという中で、森元首相と鈴木宗男氏は何を思ってい
るのでしょうか。老害ですね。日本がどういう風にあるべきか、どういう事をするべき
かというのを、もっと真面目に考えるべきだと思いますね。」という。しかし、これは
一つの感情論であり共済と救済の論理であって、日本だからの国策の話ではない。これ
に対し、宗男氏は猛反発し「デヴィさんにね、あなたが老害じゃないですかと。今の、
ウクライナが善だ、ロシアが悪だという竹を割ったような論調になって話をしているが
そもそも間違い。喧嘩は元々、何が原因かという、その元があるので言い切れない。」
と反論する。確かについこの間まで、ソ連邦の構成国でありロシアの心臓部であった。
「歴史の勉強は、貴方よりも、私がしていると言うこと。一般的な外交にも立ち会って
いない人とは、訳が違う。ということを、私はきちっと説明したいと思います。」と、
外交のプロだ語る。「プーチンさんの理由は、本当にこじつけですし、彼が何と言おう
と、彼が言っている理由は正当化できないですよ。本当に歴史の勉強をしているんだっ
たらば、プーチンさんの方が、おかしい、ということに気がつかないと」元首相と外交
通のベテランを、「世界情勢がわかっていない。」と断じる。だがここに異論はある。
国会でも、ミサイル防衛が威嚇だと言う共産党に、侵略戦争は国際法違反で西側はやら
ない。などと自民党はいう。ここに嘘がある。百歩譲って威嚇した武装防衛であっても
、日本が強くなる事は良い事であり、更に


123:侵略戦争をやる国際社会だからこそ 狂気のアメリカの側に着いていっている事をわかってない。



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23/01/31 20:47:26.10 GiN5X++Xw
  帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・73

 又、宗男氏らを「愚か」と切って捨てたデヴィ夫人に対して、森元首相と鈴木宗男議
員が、ロシアに一定の理解を示して、ウクライナへの支援に疑問を呈し「老害はデヴィ
夫人だ。」と批判するには 訳がある。一つは姑息な事だが、ロシアが欧州側に振り向
き戦争してる間は、地政学的にも、歴史的に日本はロシアから攻められない。という事
もある。2つ目は日本は全方位外交して平和主義を貫いて来たという事である。確かに
世は核兵器やITの時代で、一国で防衛出来るような時代ではない。だが以前からも、
日本は鎖国するか、全世界開国するしか残されていないという国防の道を歩いてきた。
それは陸続きのない島嶼国の宿命である。海で囲まれた日本において、戦争の為の兵站
はない。だからこそペロシ下院議長の訪台に対して、中国は艦船で包囲し、いくつかの
ミサイルを撃って、我々は台湾を いつでも兵糧攻め出来るぞ。と言う姿勢を示したの
である。つまり 島の弱点を知っていて、香港島への真水の供給問題で、英国が諦めて
返還した経緯と同じである。つまり、日本はロシアや北朝鮮、或いは中国の核兵器より
は、この経済封鎖なり海上封鎖が、一番国難なのである。だからこそ台湾有事は日本の
有事と安倍は唱えたし、遠く開国時代の黒船来航でも、日清日露戦争も、太平洋戦争も
開く為に戦ってきたのである。その意味では、ロシアの南下作戦に於いてウクライナを
自国の一大工業産地として、黒海沿岸を開発させてきたので、しがみついて奪い合う。
と言うのは判っていた事なのである。そこにアメリカが飛びつくと言うのはハイエナの
やり方で我慢ならない。と言うのは当然だろう。三つ目は狂気のアメリカやNATOに
、何故、日本はついていかねばならぬのか。という事だ。デヴィ夫人は、西側欧米世界
のやり方や論理を絶対正義の様に言ってやまない。しかし、最近の欧州の移民問題や、
中国の経済大国化の問題は、そもそも欧米においての戦争の傷口であり、出血の部分だ
。散々罪作りを犯してきた 天罰なのである。

125:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/31 21:20:48.72 a4+jYN+lO BE:5117483096-2BP(0)
連投乙

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23/02/08 10:08:43.59 hS/GJB48k
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・75

 ウクライナへの軍事侵攻について「すべての国が、他国の主権と領土を尊重すること
を求めている。ウクライナでの戦争は直ちにやめなければならず、交渉による平和的な
解決が実現するための環境づくりを共に進めていくことで合意した。」と述べ、事態の
打開に向けて日本とともに外交努力を続ける考えを示しました。そのうえで、ジョコ大
統領は、日本との経済協力について「貿易や投資を拡大することで合意した」と述べる
。脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーへの転換や、首都の移転に伴うインフ
ラ整備などで日本からの投資に期待を示しました。G20=主要20か国の議長国を務める
インドネシアのジョコ大統領はロシアのプーチン大統領から、ことし11月にバリ島で開
かれる予定のG20首脳会議に参加すると伝えられたことを明らかにしました。これに
ついて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は29日、記者団に対し「ロシアは、G20の
首脳会議のために準備する」と述べる一方で「まだ 参加の方式について話すのは時期
尚早だ。」としています。一方、ジョコ大統領は27日に、ウクライナの、ゼレンスキー
大統領と電話会談を行い、G20首脳会議にゼレンスキー大統領を招待したことも明ら
かにしました。G20の開催をめぐってジョコ大統領は、G20の結束を望んでいる。とした
うえで「分裂させてはいけない。平和と安定は、世界経済の回復と発展の鍵だ」と述べ
、ロシアの排除に賛同しない意向を示しました。・・・ここで注目すべきは、岸田総理
大臣が、ジョコ大統領との会談の成果に「ウクライナ情勢や自由で開かれた、インド太
平洋などさまざまな課題について突っ込んだ意見交換ができ、大変有意義だった。」と
嘘を付いている事だ。インドネシアのジョコ大統領は「人道的な対応を進めていく。」
また岸田総理大臣との会談後の共同記者発表で、ロシア参加のG20構想を述べて、アジ
アは、米国に偏らない全方位外交でロシアを排除しない。と言う姿勢である。この姿勢
に、日本がどういった対応したかが問われるところだ。

127:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:40:40.09 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・76

 「中国こそ、国際秩序を再構築する意図と、手段を持つ唯一の競争相手だ」として、
「米国民は先週、その現実の最新の実例を見た。わが国の主権と国際法に明らかに違反
し、わが国の領空に侵入した。中国の高高度監視気球を米政府は探知し、綿密に追跡し
、撃墜した。」と高らかに吠えた。それでもバイデンは「中国とは仲良しだよ~ん。」
と、インタビューに答えている。米外交トップの アントニー・ブリンケン国務長官は
今週、中国を訪問予定だった。そのため中国は当初、今回の件はすべて事故だとして、
米政府を安心させようとした。しかしながら、ブリンケン氏が訪中を取りやめ、気球が
戻ってこないことが明らかになると、中国は対決姿勢を明確にしている。そして現状は
、中国政府が望んでいたものとはだいぶ違った。ブリンケン氏は今頃、米中の友好関係
を高らかに歌い築いた筈だ。最低でもこれ以上の関係悪化を食い止めようとしていた筈
だ。この動きに中国の習近平国家主席は注視し、ブリンケン氏の訪中に大きな期待を寄
せていたものと思われる。自ら同氏に会う予定だったとも言われているほどだ。では、
このプロセスを台無しにしてもおつりがくるような、有用な情報を、気球は集めたのか
。およそこの気球は5日程度でアメリカに到達する。風次第なので、早ければ3日遅く
とも10日だから、ブリンケンの訪中が決まってから飛ばされた事になる。中国が今回
、気球をこの時期に飛ばしたのは中国側の大きなミスだったはずだと、多くは考えてい
る。それがたとえ、ある程度大きな成果のあるスパイ行為に相当したとしてもだ。だか
ら簡単な答えを素直に言えば、この気球は「何も」もたらさなかったにだ。だからこそ
、大きな批判にさらされ中国への不信感を大きくさせている。

128:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:47:24.92 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・77

 もしこうした考えが中国でも正しいなら、今ごろ中国国内でも、誰かがこの件で厳し
く叱責されているはずだろう。今や、4つの高行動気球が問題になっており、他にも幾
つかの気球が世界各地の上空に、浮いている情報が存在する。そうした状況では、非難
はなおさらに強くなるしかない。思えば、2016年11月に アメリカ大統領に選ばれた、
トランプは、アメリカファーストを掲げて登壇した。「対中貿易赤字の解消」「貿易の
不均衡の解消」を公約として、次々とリーダーとして政策を進めて、問題をあぶり出し
た。その具体策として、2018年には中国からの輸入品818品目(340億ドル相当)に対し
て25%の関税率をかける。と宣言した。ブッシュ・オバマ時代までの最恵国待遇とは、
雲泥の差である。日本では、ODAからの融資支援を止めたのは、日本より、はるかに
GDPも軍事費も大きくなった後も続いて2018年の、菅総理時代であった。中国で改革
開放政策が始まった1979年以降に、円借款、無償資金協力、技術協力といった事で
ODAを約40年間で計3兆6500億円余り拠出。無償の技術協力5兆円とされる。
こうして、道路を含むインフラ整備などを通じて中国の近代化を支えてきたのだったが
、中国に、急速な経済発展をもたらし、対中ODAを疑問視する声は、ここ20年止まら
なかったが強硬に援助を行使している。抗日教育・嘘の戦争資料・ミサイルの核弾頭を
付けた列島攻撃目標・・・対中円借款は2007年に新規供与を終るまでに、そうした
資金力ともなっていた。さらに中国は、2010年に国内総生産(GDP)は既に日本を抜
き、米国に次ぐ世界第2位の経済大国に成長していく。政府は、日本の米国頼りの国防
に対して、アメリカ以上の兵力を揃えて高笑いの中にあったのだ。政府関係者は「中国
の軍事力は了承している。」という。米国での トランプ直下での、関税引き上げに、
中国は直ちに、アメリカから 輸入品の545品目、340億ドルに対して25%の報復関税を
課した。

129:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:53:54.58 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・78

 事はここで収まらない。その後も、両国が報復関税を追加し、最終的にアメリカが、
中国製品に関税をかけた品目は、5,745品目で2,000億ドル規模になる。中国側は 5,207
品目、620億ドル規模で対応した。両国の対立は 関税の引き上げ合戦に止まりません。
例の、通信インフラ整備分野で、安全保障を理由にアメリカが中国ファーウェイ製品を
排除。もはや、米中の対立は貿易摩擦を超えて、世界経済やハイテク分野の覇権争いに
まで発展した。ここでアメリカの大統領は、トランプ氏からバイデン氏に代わるのだが
どうしても納得出来ない。というのもトランプを高齢と批判してる国民が、更に高齢の
バイデンを推している。という、起こり得ない事象が起こっている事なんだが。DSが
いるにしても、いないにしても、何故こうした有り得ない事が起こるのか。多分そこに
様々な工作と思惑と原因があったのだろう。と言うしかない。一般的に、大統領が2期
しないなどはよっぽどの事で、病気や暗殺や政策の失敗が無ければ起こらない。ドミニ
オン集票機の不正も、さることながらこのコロナ禍も、更に怪しさ満載だ。BBCやら
CNNの報道の狂い様は、甚だしいものだった。ここにDSの思惑があったのは当然だ
ろう。が、そうまでしてトランプを避けた理由は何だったのか。が重要である。先ず、
アフガンやイラクからの撤退であろう。これらにバイデンの撤兵のマズさは、目に余る
程だがこれは、CIAやペンタゴンには撤兵のシナリオを持った人間には、寝耳に水の
出来事であったの様だ。これは撤退日を決めていないトランプ交渉が、バイデンで突然
に日程を決めたからとされる。更にウクライナ紛争である。既にウクライナ支援と対露
戦略に狼煙はすでに上がっていて、ポーランド国内やバルト諸国で、軍事訓練にOBの
私兵顧問団は活動を行っていたのであった。この事は、尻すぼみになっていた軍産複合
体の軍需産業に危機感を抱かせたと言えるのだろう(大体こんな時にMRJをのほほん
と申請にいく馬鹿さが驚きだ。)では日本の根幹にあるシーレーン防衛、すなわち台湾
有事と米中対立はどういう位置と意図が見えるのか。

130:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:54:53.59 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・79

 この事は不思議にも、トランプ政権と変わらない一貫した姿勢が見える。あれほど、
鋭く批判の矢があった移民政策も、対中貿易や欧州対応、或いは温暖化や気候変動にも
、今度の一般教書演説では、全く違わない上に、更には、演説の雰囲気と、アメリカン
ファーストの傲慢な呼びかけすら同一なのだ。これは一体何なのだ。と不可思議な事、
ばかりである。この新政権でも貿易不均衡解消の方針に大きな修正はない。2021年の、
貿易政策の指針報告書で「アメリカの労働者に 損害を与え続けている中国の不公正な
貿易慣行に対処するため、あらゆる手段を使う。」と、中国の貿易赤字の問題に対して
は引き続き徹底的な措置をとることを明言している。近年では米国は、中国への輸出量
に比べて中国からの輸入量が上回り、アメリカの対中国貿易赤字は膨らんできている。
中国からの輸入量が増加しているということは、中国からアメリカに製品がどんどんと
入って来ていることであり、アメリカ製品の国内の売り上げ減少につながっている筈で
ある。危惧したトランプ前大統領は、中国の輸入品に関税をかける決定をし、これを受
けて中国側も、アメリカからの輸入品の一部に関税をかけることを表明。それに対して
アメリカはさらに関税対象を広げて・・・という、互い関税報復合戦が繰り返されて、
ブロック経済化、自国保護主義の流れは、変える気がないのである。この米中貿易摩擦
は、普通の日本の貿易立国、いわゆる同盟国経済は大変である。それは今では、ウクラ
イナ紛争同様に、経済封鎖的に共産党中国との仕入れ物品・流通部品・投資経理にメス
を入れて止めようとしてる裏で、米国企業のみ認める形態に変わって行ってきてるから
だ。ファーウェイ関連でも直接取引は勿論だが、迂回納入も全てを止めているが、米国
内の中国企業は温存され、株主すらなっているのが現状なのだ。

131:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:55:24.96 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・80

 日本人なら、首相や官僚はもちろん、国民でさえも知っておくべき歴史が存在して、
社会全体の構造を歪めている事実を深く刻み込む必要がある。それは戦後に進駐軍米兵
が緻密に創った共産米兵の創った「掟」である。日本にやって来た小麦粉は、水で作る
うどんや手軽な食品でなく、わざわざ焼いたパンにして子供に与えた。アメリカ政府は
そうした施策を何故やったのか。という事だ。日本とのあいだではなく、じつは米軍と
日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた「占領期の軍事密約」を起源としている
こうした方策や施策は、朝鮮戦争で立ち消えになった。ところが、最高裁・検察・外務
省の「裏マニュアル」が既に寄稿されていて、日米合同委員会の実態には、その多くが
米国の日本支援に名を借りた支配権が相当数存在する。東京のど真ん中ある、六本木と
南麻布に、それぞれ非常に重要な米軍基地「六本木ヘリポート」と「ニューサンノー米
軍センター」がある。そして、日本の首都・東京が、じつは沖縄と並ぶほど米軍支配の
激しい、世界でも例のない場所だ。ということもはみなさんよくご存じの常識なのだと
思われる。さらに、アメリカが米軍基地を日本中「どこにでも、基地を作れる」という
協定も、残念ながら存在する。戦後が生みだした「敗戦時の妥協」で作られた地位協定
で、外務省がつくった、高級官僚向けのマニュアル(「日米地位協定の考え方増補版」
一九八三年一二月)のなかにも、わざわざ書かれている。この、[1,アメリカは日本国
内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。 [2, 日本は合理的な理由
なしに、その要求を拒否することはできない(現実に提供が困難な場合以外、アメリカ
の要求に同意しないケースは想定されていない。)という見解が、明確に書かれている
。つまり、日米安全保障条約を結んでいる以上、日本政府の独自の政策判断でアメリカ
側の基地提供要求に、「NO」ということはできない。これが吉田茂が白洲次郎と喧嘩
してまで受け入れた、講和条約での米軍との協定事項だった。

132:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:56:25.59 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・81

 2016年、安倍首相による「北方領土返還交渉」が、大きな注目を集めた。長年の
懸案である北方領土問題が、ついに解決に向けて大きく動き出すのではないか。と報道
された。日本の人々は期待を抱いた。ところがである、日本での首脳会談(同年12月
15・16日)が近づくと、事前交渉停し、結局なんの成果もあげられないどころか、更に
厳しい遠いゴールになった。その理由は、まさに先の吉田茂の裏取引に大原則にあった
。官邸は一時、この北方領土と米軍基地の問題について、アメリカ側と改めて交渉する
道を検討した人もいた。しかし米政府と軍には溝があり垣根があって実現せず、結局は
11月上旬、モスクワを訪れた元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長は「返還された
島に、米軍基地を置かないという約束はできない。」という基本方針が、ロシア側に伝
えられることになった。たった北方の4島すら米国は基地不建設の要求がのめなかった
のである。その報告を聞いたプーチン大統領は、11月19日、ペルー・リマでの日ロ
首脳会談の席上で、安倍首相に、「君の側近が『島に米軍基地が置かれる可能性はある
。』と言ったそうだが、それでは交渉は終わぞ。」と述べた。(「朝日新聞」2016年12
月26日)。この事実は、ほとんどの日本人は伝わらなく当時のマリオに扮した五輪終幕
の紛争のみのトピックスに終わったわけですが、この時点で、既に1ヵ月後の日本での
領土返還交渉が、ほとんどゼロ回答に終わることは、完全に確定していた。のである。
つまり、NHKを始め、日本国民は、報道しない自由によって騙されていたのである。
もしも、このとき、安倍首相が従来の日米合意に逆らって、「いや、それは違う。私は
今回の日ロ首脳会談で、返還された島には、米軍基地を置かないと約束するつもりだ。
」などと返答していたら、彼は、2010年に普天間基地の沖縄県外移設を唱えて失脚した
鳩山由紀夫首相(当時)と同じく、すぐに政権の座を追われたことになったであろう。
と言われる。我々がウクライナ紛争を見る時相当にロシア悪玉説に乗る。が日本ででも
同じくあれば、米国も同じに防諜や暗殺を問わない。ただ効率よいトップ交代を選ぶの
み話だ。

133:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 12:09:00.82 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・82

 今ようやくその改正を問われている日本国憲法の生い立ちについて、大方の国民が忘
れている。と言うより迂闊に知らずにいる歴史的事実があることをこの今こそ思い起こ
すべきと思われる。それは、共に同盟国として敗戦し連合国に降伏したドイツと日本の
敗戦に際して、どの姿勢の決定的な違いについてだろう。未曽有の新兵器原爆によって
瞬時に二度も数十万の市民を殺戮されて 腰を抜かした国民の動揺前に、日本中枢が早
くから無条件降伏を発信していたのに比べて、ドイツは降伏に際しても、ヒットラーは
断固反対し自殺を謀り、あくまでも三つの条件をつけ、それが受け入れられぬ限り徹底
して戦うと主張していた。その時の三つの条件とは、第一に、敗戦の後の国家の基本法
の憲法はあくまでドイツ人自身の手によって作る。第二は、戦後の子弟の教育指針には
ドイツ人自身が決める。第三はたとえ数はごく少なくとも国軍は残すというものだった
。この国家民族の主体性を踏まえた主張は、勝者の連合国側にも受け入れられ、ドイツ
は他国による完全支配を免れている。それに比べ日本は他国による奴隷的な支配の甘受
を許容することになった。その国家民族の没個性的な状況を象徴するのが、現憲法に他
ならない。しかし、これにも裏がある。混迷し、暗黒だった中世が終わった後の世界の
歴史は、ほとんど白人による有色人種への一方的支配だった。唯一の歴史的例外は東洋
の奇妙な、中国と臣下にも従属にも融合にも存在しない、鎖国状態での合意体国家日本
という特殊な存在だった。白人による他地域への 支配を象徴する 強大な帝国海軍を
保有するまで、時間もかけず強国化した有色人種の国家は、唯一日本だけであり、世界
一巨大で強力な戦艦『大和』や『武蔵』を保有するに至った。日本は白人支配に対する
歴史的『NO』を示す目障りな存在となっていった。アメリカによる戦後の日本支配は
その復活を、半永久的に封じるため。の目的に他ならなかった。それを象徴するものが
彼等が即製し、強引にあてがった現憲法に他ならない。しかし座してそれを受け入れた
。と言うより、大日本憲法の意思と、ほぼ変わらなかったものだったのだ。

134:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 12:24:37.52 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・83

 今は亡き江藤淳が、アメリカの戦後日本における言論統制を 痛烈に批判した論文が
ある。「『閉ざされた言語空間』にあったように日本人の 正統な日本語による為政者
への統制批判を封じるものの象徴的存在は、間違った日本語で綴られた前文、これに始
まる憲法に他ならない。かつてシェイクスピアを全訳もした優れた英文学者でもあった
福田恆存が指摘していたように、憲法の前文には明らかに 慣用の日本語としては間違
いの助詞が数多くある。たかが助詞と言うなかれ、一つの助詞は言語の本質からして、
それ一字だけで文章全体の品格を左右しかねないものなのだ。」と書いている。石原は
いう。「かつてドナルド・キーン氏であったろうか、昔の 優れた叙景歌人だった永福
門院の名歌『真萩散る 庭の秋風 身にしみて 夕日の影ぞ 壁に消え行く』を翻訳し
て見せられた時、なるほどと 感心して読みなおした私に、「でも、あそこの一字だけ
はとても難しくて、英語に訳すのは まず無理ですねえ。」と慨嘆してみせた。私も「
あれは難しいでしょうな。」と相槌を打ったものだが、ここの禅問答みたいな会話の芯
は、(夕日の影ぞ)の、「ぞ」という間投詞の味わいなのだ。この歌は、夕日の影「も
」でも成り立つが「ぞ」という助詞一字の 味わいがなくしては帝の寵を失った女の悲
しみは伝わってこない。それほど助詞というものは文章を支える芯の芯にも値するもの
なのだ。しかし、アメリカ人が 英語で即製して 日本語に翻訳した憲法にはわれわれ
が日常使うべき日本語としてはなりたたない。そのような助詞の誤訳が 随所にある。
例えば多くの問題を含む「九条」を導き出すための前文『平和を愛する諸国民の公正と
信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。』という文言の「公正
と信義に信頼して」の、一行の助詞の『に』だが これは日本語としての慣用からすれ
ば、あくまで『を』でなくてはならず 誰かに高額の金を貸す時に「君に信頼して貸そ
う。」とは言わずに「君の信義に信頼して貸す」と言う話で正に貸すののでないよ。与
えてやる。の形である。つまり、世界相手に信用してやるから公正にやれ。という形で
ある。これは、極端に言って、正確な英訳出来るのか、或いは正確な和訳なのか。

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23/02/14 13:05:33.07 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・83

 今は亡き江藤淳が、アメリカの戦後日本における言論統制を 痛烈に批判した論文が
ある。「『閉ざされた言語空間』にあったように日本人の 正統な日本語による為政者
への統制批判を封じるものの象徴的存在は、間違った日本語で綴られた前文、これに始
まる憲法に他ならない。かつてシェイクスピアを全訳もした優れた英文学者でもあった
福田恆存が指摘していたように、憲法の前文には明らかに 慣用の日本語としては間違
いの助詞が数多くある。たかが助詞と言うなかれ、一つの助詞は言語の本質からして、
それ一字だけで文章全体の品格を左右しかねないものなのだ。」と書いている。石原は
いう。「かつてドナルド・キーン氏であったろうか、昔の 優れた叙景歌人だった永福
門院の名歌『真萩散る 庭の秋風 身にしみて 夕日の影ぞ 壁に消え行く』を翻訳し
て見せられた時、なるほどと 感心して読みなおした私に、「でも、あそこの一字だけ
はとても難しくて、英語に訳すのは まず無理ですねえ。」と慨嘆してみせた。私も「
あれは難しいでしょうな。」と相槌を打ったものだが、ここの禅問答みたいな会話の芯
は、(夕日の影ぞ)の、「ぞ」という間投詞の味わいなのだ。この歌は、夕日の影「も
」でも成り立つが「ぞ」という助詞一字の 味わいがなくしては帝の寵を失った女の悲
しみは伝わってこない。それほど助詞というものは文章を支える芯の芯にも値するもの
なのだ。しかし、アメリカ人が 英語で即製して 日本語に翻訳した憲法にはわれわれ
が日常使うべき日本語としてはなりたたない。そのような助詞の誤訳が 随所にある。
例えば多くの問題を含む「九条」を導き出すための前文『平和を愛する諸国民の公正と
信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。』という文言の「公正
と信義に信頼して」の、一行の助詞の『に』だが これは日本語としての慣用からすれ
ば、あくまで『を』でなくてはならず 誰かに高額の金を貸す時に「君に信頼して貸そ
う。」とは言わずに「君の信義に信頼して貸す」と言う話で正に貸すののでないよ。与
えてやる。の形である。つまり、世界相手に信用してやるから公正にやれ。という形で
ある。これは、極端に言って、正確な英訳出来るのか、或いは正確な和訳なのか。

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23/02/14 13:06:15.90 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・84

 「さらに後段の『全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ』云々の『から』
なる助詞は『から』ではなしに慣用としては、恐怖『を』免れのはずだが英語の原文の
前置詞がFROMとなっているために『から』とされたに違いない。たかだか 僅かな
助詞の話ではないか。と言う筋も多かろうが、正統な国家の正統な基本法ならば、あく
まで正統な国語で綴られるべきであって、この日本語の体をなしていない前文なる文章
は、悪さをなして、先生にひどく叱られ恐縮して ひたすらにお詫びする生徒の様な、
卑屈な姿勢を象徴している。といわざるを得ない。日本がひきおこしたとされる太平洋
戦争についても、ナセルとスカルノは、期せずして同じことを述懐していたものだった
。曰くに『われわれが、独立を果たすことができたのは、敗れはしたが 日本が白人と
あれだけ、戦った。という事実のおかげだ。』と声明を出した。日本という有色人種に
よる軍事国家の誕生が、中世以来の「白人支配」いわば植民地経営の侵食という歴史の
原理を、変えたことは間違いない事実であって、それは歴史の本流を歩んできた白人達
にとっては、看過できないことだったに違いない。この感覚は、現代の技術を謳歌して
幸福な時代を送る現代人の若者に、告げる事は出来ても、教える、諭す、感じさせる。
と言うのははなはだ難解で厄介なことだ。だが、そうした歴史観に立っていた、かつて
の為政者によって現憲法が一方的に作り与えられたことは間違いないし、そこに闘った
日本人がいた事も事実だ。さらに横暴な「選民論白豪主義」や「黄禍論人種差別主義」
が今だ跋扈してる事も現実である。われわれが、今拝領させられている憲法の歴史的な
背景を考えれば「民族の主体性」が及んだ痕跡などはどこにもありはしない。ただ幸い



137:して、ごく早くに世の中に出られ当時の文壇なるものにも顔が出せば、さまざまな所に戦前からの、明治の気性も残っていたし、日本人の知恵も、垣間見える状況だった。



138:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 13:06:44.38 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・85

 今や、左派とも極右ともとれる人々が、そこに敗戦の憤怒をもって生活していたのだ
。行事を通じて多くの先人たちとまみえることができる環境が次第に開けた。例えば、
広島原爆の碑には、ここに眠る人々の霊を雨露から守りたいという気持ちから、埴輪(
はにわ)の家型に設計された。中央の石室に原爆死没者名簿が納められ、石棺の正面に
は、「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれている。この碑文は
、すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないこと
を誓う。という言葉であり、過去の悲しみに耐え、憎しみを乗り越えて、全人類の共存
と繁栄を願い、真の世界平和の実現を祈念する「ヒロシマの心」が刻まれている。とさ
れるものである。昭和20年(1945年)8月6日、世界最初の原子爆弾によって 壊滅した
広島市を平和都市として再建することを念願して設立したもので、広島市でこの碑文の
意味を正確に伝えるため、慰霊碑前の平和の池の中に、多言語(日本語、英語、フラン
ス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、中国語(簡体字)、ハングル)での説明板を
設置している。ところがである。「安らかに眠って下さい」はいいとして、「過ちは繰
返しませぬから」となると、もう被害者になる事はない。と言う宣言なのである。こう
なると、核戦争の対抗論で、報復核の準備を決心した。と言う意味合いになる。これは
、広島市や数多くの平和主義者には反発があろうが、自主独立と誇りをもって核を準備
し、報復核で自主予防を委ねたい。との希望を意味している。つまり、慰霊に際しては
、もっと広島人は、いや日本人は強くなります。と宣言したのだ。これは戦後において
、「欲しがりません。勝つまでは。」「油一滴、血の一滴」「鬼畜米英」といった過激
に満ちた、軍国社会を耐え抜いた日本人の気性に合う話ではある。つまり、日本人には
周り全てが植民地支配の体制となり、いよいよもって仕方なく戦った。という事実と、
その胸芯はあったのだから、何故に国連法に違反の一般市民が焼け出されたのだ。米英
は紳士の国じゃなかった。やはり鬼畜に等しかった。という落胆が込められている。

139:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 14:33:24.93 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・86

 石原は、小林秀雄と親交のあった白洲次郎氏とも、ゴルフの会などで親しく話す機会
を得ている。会話の中で印象的だったのは、かつて吉田茂総理の側近中の側近だったろ
う白洲氏が、「吉田茂の犯した最大の間違いは自分も同行していったが、サンフランシ
スコの日本の独立が、認められた講和条約の際の 国際会議でアメリカ制の憲法の破棄
を宣言しなかったことだ。」と言った。この事は極めて印象的だった。と書いている。
この現在の世紀に至って、日本を囲む諸状況は、緊張を増していて、新しい危機の到来
が予感される。こうした今日に、果たして我々日本人は、今の憲法を金科玉条の如くに
墨守し、それを与えたかつての支配者達に、すべてを委ねることでの平和で、国家民族
の主体性を保持できるのだろうか。『天は自ら助くる者をのみ助く』という 人の世の
原理を、我々は、今ようやく憲法を見直すことで思い起こす事が出来るのではないだろ
うか。と問うている。現憲法に、その成立の過程を含めて 日本という国家の主体性を
疑われる節々が、多々あることは否めない事実だろう。それだけではなしに官僚支配と
いう、中央集権制の民主国家としての体質すらも損ないかねぬ条項がいくつかある。例
えば、予算を通じて官僚が国民を欺きかねぬ事態を保証している国の会計監査に関する
第九十条である。『国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し』と
ある。役人が、役人たちの税金に、関する所行を検査しても、その矛盾を 厳しく指摘
するなどということが、あるのだろうか。正に考えられない言葉巧みな矛盾で賄賂忖度
や斡旋収賄の促進法である。そのせいでもって、今もこの日本だけは国家の会計制度は
先進国の中で、いまだに非発生主義の単式簿記という体たらくで、赤字垂れ流し、効率
を問う、幾何基準は項目すらなく採点もされない始末だ。更に採点する民間研究機関も
ない。特別会計制度なる利権の巣窟が、温存され続け、まさに藪の中の蛇で、役人天国
の温存で塩川氏の言う牛すき焼きパーティ状態だ。これらも含めて我々はようやく本気
で憲法や身売りの国体経済を、われわれの子孫の繁栄のためにも、自分の目で読み直し
考え直す季節が到来している。

140:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 14:33:53.92 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・87

 このように、日本の一丁目一番地の改革は、国会と国体の政府方針での、米国対象の
外交方針と外交規定の決定と自立自尊の国家経営母体の建設である。日本の外務省が、
はっきりと認めている、一方的な国内の地位協定や、米国駐留のちゃんとした位置づけ
であろう。韓国の場合駐留米軍は一応は、国連からの多国籍維持軍であった為に米国の
駐留に違法とはしないながらも、撤去を求め、米国はそれに応じたが、中国は、敵対化
どころか、収受経済隷属国家でないと受け付けないとして、文政権の2トラックの国体
運営と言う政経分離経済は破綻した。中国に経済シャットアウト、米国に軍事援助拒否
で、レーダー開発にも日本に対してのレーダー照射や北のスパイ船長の忖度でも射殺と
いう悲惨さである。ではドイツはどうか。メルケルはじめ、欧州社会はロシアとの経済
交流での平和構築を目指した。日本の中国対応と同じだ。世界のグローバルなサプライ
チェーンに組み入れる事での、サプライヤーやサプライサイドのリスクを共に持つ関係
の構築である。ところが、これに猛然と反対したのが、ウクライナのガスプロムで資金
洗浄でしこたま利益を得ていた、クリントン財団につながる米国軍需産業である。名目
上は、ウクライナに支援された金は、米議会で審議が進む大型歳出法案で、ロシア侵攻
に抵抗するウクライナ向けの136億ドル(約1兆6000億円)の軍事・人道支援が
含まれている。その前のソ連崩壊時でも200億ドル2兆円ほどの投入されて5兆円程
リターンされて米国に入ったとされている。米国防総省は今回でも、ウクライナに対し
て最大3億ドル(約370億円)相当の軍事支援を即時に行うと発表したが、実は既に
武器リースは行っていたのである。軍事支援の総額は、ロシアの侵攻開始以降だけで、
16億ドル(約1950億円)に達するとしているのだが、このリターンの確定の為に
ノルドーガスのパイプラインの爆破まで行っている醜悪さである。

141:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 17:24:43.03 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・88

 海外においての、日本の言葉や思想と言うのは、途轍もなく奇異な言語なのだろう。
聖徳太子やらの言った「和を以って、貴しと為す。」と言うのは、現代人にも難しいの
であろうが、この和と言う言葉は、海外で当然中国から来た言語だろうが、中国や朝鮮
或いは宋などの文字や言語であっても、日本のアイヌ語に近い言語と融合し重箱読みの
類で、今やその意味や字画は逆輸出されている。愛や和と言った言葉は、中国語では、
「我愛」であって、単なる私は好きとか大好きにしか、意味はない。しかし日本での愛
は、好きではない。「愛憎」と言う言葉の様に熱中し人生を賭けた慈しみを表していて
、途端に似て非なる言葉となる。和も同じである。「和気あいあい」「仲むつまじい」
と言った友好関係を和睦としてるが、中国語の「和」は、学習初期段階から非常に頻繁
に使う重要な単語で、日本語で言う「~~は」と言う、接続詞と前置詞(中国語の介詞
)としての使われる。接続詞の「和」:「~と~」の意味を表したり、前置詞の「和」
:「~と(一緒に)」など動作の対象を表すとされる。この日本人や日本国が、争いを
好まず、全体の和を尊重する。とよく言われるが、これを説明するのは、外国人には、
殆ど不可能であろう。争いがまったくないわけではなく、社会や集団の整合性を重視し
、ときに個人の感情を表に出さないことが、良くも悪くも良しとされ「和」の精神の表
れとして、「沈黙は金」などは、イギリスの思想家・政治家カーライルの「衣装哲学」
の中の「Speech is silver,silence is golden.」を訳し「雄弁は銀、沈黙は金」とし
た言葉の輸入であって、ここに第三位はありませんが。多くの日本人に見られる影響で
、「銅は傍観とか追従」と言えるだろう。先輩諸氏に従え、長子恵遇の作法である。和
と言うのは、ここで、先人の知恵に従う。黙ってついていく。という事の緩い規制での
法律や掟とも言える。

142:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 17:25:07.91 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・89

 こうした私たちが、何気なく使っている日本語の言葉には、海外の人の胸を打つもの
があるようでもある。ニュースサイトでも、日本は最新技術で知られるとともに古くか
らの哲学を持つ国だ。との説明も多い。親日国としても知られるトルコデイリー・サバ
紙は、長寿国・日本の考え方を トルコにも取り入れるべきだと説く。「侘び寂び」は
日本固有のコンセプトとしては有名だが、意外にも「木漏れ日」などのワードも海外に
はない表現となっている。と報道する。例えば「生きがい」というのも「A reason for
 being(存在の理由)」と訳されて単語そのものがない。自分なりの人生の意義を見出
し、情熱を傾け一日一日を大切に生きる。仕事であれ趣味であれ、生き生きと毎日を過
ごすための秘訣としての、海外でも注目を集めているワードだと説明されている。たっ
たの「生き甲斐」や「甲斐性」だけでも長い説明文が必要だ。「もったいない」と言う
言葉も「勿体無い」と感じで書く。勿体とは、1外見や態度の重々しさ、2態度や風格
。または物の品位。とされる。所謂、人の見かけや格式や形式で、「ええかっこしい」
の事である。これらにこだわらない。と言うのが「勿体無い」の語源である。つまり、
見かけは重視しない宣言なのだ。食べ物を無駄にせず、限られた資源を大切に扱う。と
いう思想が宿る言葉だとされ。英語でもwasteful(無駄が多い)との言葉はあるものの
、やはり 「mottainai」と言う、「モノの本質を大切にする」と言う日本で重視されて
いるワードとしての新たな単語となっていて、知名度が高い、オリンピック招致のスピ
ーチを通じ、海外でも知られる事になった「おもてなし」も、見返りを期待せず、最高
の待遇で、迎えることを意味すると解されている。日本社会に深く根ざした重要な文化
の一部だと受け止められているが、実は大きく違う面がある。サ行五段活用の動詞で、
「持て成す」の連用形に名詞化し御を付けたもので、成功の為の接待の任用であった。
つまり、実は官用の、飛脚や旅人の厨車の食事や世話をやる仕事としての係の仕事で、
あったのだ。見返りを期待せず。でなく先行して地位を得ての接待なのである。


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