正論「それでも私は消費税増税に賛成です。」at POVERTY
正論「それでも私は消費税増税に賛成です。」 - 暇つぶし2ch100:するとその結果は、AIの粋の機械人間がより多くを知り、より早く判断し、より正確に行動はできる。人の自身の問題や悩み事、社会的な課題を解決できるように、ロボット工学は進んではいるが、より効果的なのは戦争での兵器使用である。ドローン観察兵器、自動認識砲弾、拡散の贋情報、人の心を破る罠 と情報化とIT化は盛りだくさんだ。ロシアでは、少しでも「なんでだろう?」「どうしてだろう?」と気になったことに対して、自分の考えを言葉にして行けば直ぐに拉致監禁され、ウクライナはいち早く 声を上げ逃げ出す者は銃殺処分している。いやはや・・である



101:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/20 18:21:11.25 5FFvwqW8/
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・55

 ロイター報道では、メドベージェフ前大統領が、北大西洋条約機構(NATO)に、
「ウクライナでのロシアの敗北が核戦争の引き金になる可能性がある」。と警告した。
テレグラムへの投稿で「通常戦争での核保有国の敗北は、核戦争の引き金になり得る」
と指摘「国の命運がかかった重大な紛争では核保有国は負けたことがない」と述べた。
これは、NATO加盟国などの防衛関係閣僚・高官にウクライナ戦争の戦略や支援に、
ドイツのラムシュタイン空軍基地協議について、NATOは政策のリスクについて考え
るべきだ、と恫喝してるのだ。しかし、核をどんなに持ち出しても意味はない。まず、
本当に核は使えるのだろうか。第一ステージの使うぞとのコケ脅しも終わって、第二ス
テージの保守点検はどうだろうか。確かに、ロシアの核兵器「サルマト」の発射実験は
行っている。


102:が、このミサイルが引き起こす最悪の未来はどうしよも無い。サルマトは10発以上の多弾頭核、たった1発でも広島原爆の150~200倍近い威力を持つ。それが、例えな東京都心上空で炸裂した場合、どのような被害がでるのか。一発で広島の2000倍、たった12秒で日本は焦土になり、日本は東日本と西日本はなくし、その破片の島と、北海道と九州・四国と言う南洋諸島のように変わり果てる。更にその残った島にも、恐らくは、放射能で人は住めないだろう。しかし、これは開発されたばかりの機器だからだ。今回の、ウクライナ侵攻によって明らかになったのは、ロシア軍の軍装備や兵練度が、かなりに不十分なものであり、いい加減であった事だ。ソ連崩壊以降に西側諸国の専門家が想定していたような水準にはほど遠く、砲弾も戦車もミサイルも、到底戦闘の域に達していなかった。ということだ。さらに部品取りが行われてきた戦車や、最新の標的先導型に、そうしたIC基板が取り付けられず、戦車使用も過去のT-72と同じにあって、欠陥部分の改善はなされていなかったのだ。



103:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/20 18:24:33.69 5FFvwqW8/
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・56

 こうしてみると、ロシア軍の戦争遂行能力はかなり低く、開戦からの11か月でわかっ
たのは、ここ20年ほどは装備品の保管や保守もろくにされていなかった。ということだ
った。車両のタイヤがパンクし、整備不良の AK-47を使っている様子からは、ロシア軍
の武器庫の状態がうかがい知れる。そして、それは核兵器についても、例外ではないか
もしれない。と思わせる。崩壊寸前の軍隊そう思われるソ連軍の後継ロシアにも、活発
な訓練を怠らない軍もある。それは急襲のベレー帽の精鋭部隊と、海外で活動する傭兵
部隊である。実はこの二つこそが、おそらくウクライナ侵攻において、要であったはず
と思われる。ところが精鋭部隊中の精鋭であった500人が、夜間のパラシュート部隊
の降下作戦に、待ち伏せされ、半数はヘリがヤラレ、半数は降下中に撃たれ、更に残っ
た者も、先のメドベージェフを逃がしただけの成果で、全滅したのである。アントノフ
空港は、そうした急襲部隊の全滅となった。核に戻って話せば報道では、現在5977発の
核弾頭を所有し、うち約1500発が、ロシアに配備中だ。という。これほどの数の核弾頭
は、アメリカの2倍弱である。しかし、核兵器を保守点検するのは容易なことではない
。結構に核兵器の保守はむずかしく、金がかかるのである。核兵器廃絶をめざす国際団
体「核兵器廃絶キャンペーン」の数字によると、2021年にアメリカは核兵器のメンテナ
ンスに約500億ドルもの費用をかけている。一方、ロシアは、たった86億ドルしか 使っ
ていない。ロシア保有の核弾頭は米国より格段に多い。それなのに、アメリカの五分の
一の金額である。いったいどのようにしてメンテナンスしているのだろうか?更に米国
ほど、整った機械化はされていない。撤去にしろ格納にしろ。かなりに難しいはずだ。
放射能の管理も必要だし、20年程で弾頭交換の可能性もでてくる。

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23/01/20 18:25:09.65 5FFvwqW8/
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・57

 アメリカの政府筋によると、2022年9月、プーチン大統領はロシアの新型原子力魚雷
ポセイドンのテストを行ったが失敗したという。ロシア政府も失敗を認める。さらには
2022年12月には、大陸間弾道ミサイル「ブラバ―」の発射テストに失敗した。とロシア
政府が発表した。失敗に継ぐ失敗である。ロシアは国民に核兵器が使える状態にない事
をしめす証拠があがったのだ。ロシア国防省の広報によると、「ミサイル発射の最初の
2ステージは正常に進行したが、次の第三段階で技術的問題が発生した。」という広報
をした。仮にである。仮に第3ステージをクリアして、使えたとして。核兵器が機能し
爆発させたとして、こんな大型の核に目標は、なにかあるのだろうか。仮に核兵器が、
正常に使用できたとして、本当の問題はその先にある。核兵器には当然ながら、戦略的
なゴールを達成するために使う予定の物だ。ではそれに見合ったターゲットとはなんだ
ろうか。ウクライナでの戦争において、核兵器を使用するにしても、このことに伴うだ
ろう全地球的な、ネガティブな影響に見合うような重要目標は存在しない。のである。
戦後にあの血海鼠の様な憎しみの時代すら、核開発の連鎖の中すら、朝鮮戦争でもベト
ナム戦争でもアフガンや中東・アフリカで、あんなに戦死者がでた戦争すら、戦略性が
なく、使えなかったのである。今でも、ウクライナの都市に対して、大型核兵器を使用
することには、戦略上の意味はない。となると、残された選択肢はより小規模な出力の
戦術核兵器となるのだが、それにもまた難しい問題が存在する。アメリカのジャーナリ
スト、ケリー記者はこう語る。「戦術核の攻撃目標にできるほど、ウクライナ軍は密集
していません。戦略的に意味のあるウクライナの軍事目標に対しては、通常戦力で十分
であり、放射能のリスクを取る理由もありません。」と。

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23/01/20 18:25:49.65 5FFvwqW8/
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・58

 いまや、小さな小型の核兵器でも大規模な破壊を引き起こす技術に至っている。ケリ
ーは続ける「例え5キロトン以下の小型の戦術核でさえ、大規模な破壊をもたらすので
す。広島・長崎ぐらいの威力は、当然あります。」と、核のエスカレーションには合理
性がなく、戦術核にも意味がない。更に経済性にも欠き、メンテに大きな技術性を強い
る。つまり保有にも使用にも何のメリットもないのであった。仮に、プーチン大統領が
戦術核を使う気になったとしよう。すると国内にまで当然ニュースは流れる。ところが
、それはベトナムの反戦運動の様に世界中の声と自国の国民の声は、当然あがるだろう
。更に自軍にも、占領に行こうとする土地にも、確実に影響を及ぼすだろう。こうした
兵器の使用には、確実に大多数は反対する。つまり地政学的リスクにも、見合わないの
だ。しかも、プーチン大統領にとって、ほんとうに悩ましいのは目標の選定や自軍への
損害ではない。最大の問題は、ウクライナに対して核兵器を使用した際に直面するであ
ろう、地政学的反動だ。「いちど核兵器を使用すると、これからの戦争ではそれが普通
になるだろう。という恐ろしいビジョンが広まります。そうなると、西側諸国に対して
最大級に敵対的な体制でさえ、恐怖することになります」と、ケリーは語る。世界中か
ら非難された上に、当然の様にロシア軍にも、対抗核の影響が大きく出る。今でさえも
日本に落とした結果から、それの威力の拡大を目指したのは過去の時代の遺物である。
この使い物にならない核に何故執着するのか。それは2つである、核の脅威からの恫喝
、更にもう一つは国内権威の高揚である。この二つは北朝鮮で如実に現れている。プー
チン大統領はこれまでなんども脅すような形で警告してきたが、2022年10月に行われた
会議において、ウクライナで核兵器を使用する計画はないと明言した。国防専門家マイ
ケル・バンはロシアがウクライナで核兵器を使用する確率を10~20パーセントと見積も
っている。ソコフ氏は「ウクライナに対して核兵器を使うかということなら、その可能
性は限りなく低いでしょう。ですが、もちろん、いまは何が起きてもおかしくない情勢
ではあります。」と述べた。

106:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/24 10:26:07.68 BJXFVPI7x
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・59

 今、「ウラジーミル・プーチンやその周囲から発せられてきた 核兵器使用に関する
シグナルは、開戦当初から、すべて西側諸国、NATOなどの世界の動きにに対して、
向けられたものであり、ウクライナに対してではありませんでした。」これを良い兆候
とみなしている。たしかにウクライナでは、核兵器は使われなさそうだが、国防専門家
がこれに応じて、ウクライナに更に兵器供給し、手伝いをすると言う罪を犯すバイデン
による苦境が伝えられる。「核兵器は、かれこれ77年も使われておらず、タブー化して
いると言う人もいます。この、戦闘において核兵器を使用しないという伝統は、なんと
してでも守られねばなりません」とバンは言う。アメリカの放送局、NPRのグレッグ
・マイヤーによるインタビューにおいて、国防専門家マイケル・バンはロシアがウクラ
イナで核兵器を使用する確率を10~20パーセントと見積もっている。プーチン大統領が
核兵器を使用する可能性が1割だとか、2割だとか、よく言えたものだ。と思う。日本
の明治期の、福澤諭吉による『明治十年丁丑公論』は、次の緒言から始められている。
―  凡(およ)そ人として我が思う所を施行せんと欲せざる者なし。即ち専制の精神
なり。故に専制は今の人類の性と云うも可なり。人にして然り。政府にして然らざるを
得ず。政府の専制は咎(とが)むべからざるなり。政府の専制咎むべからざると雖も、
之を放頓(ほうとん)すれば際限あることなし。又これを防がざるべからず。今これを
防ぐの術は、唯これに抵抗するの一法あるのみ。世界に専制の行わるる間は、之に対す
るに抵抗の精神を要す。その趣は天地の間に火のあらん限りは水の入用なるが如し。―
―  つまり、人が権力を手にすれば専制に陥るものであり、それは仕方がない、但し、
それを放置すれば際限がないので、大切なことは抵抗すること、抵抗の精神をもつこと
である. というのである。思想啓蒙家として誰もが知る福澤の「本性」は、武家のそれ
であり、彼の啓蒙思想は武家的精神に支えられている。

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23/01/27 18:56:07.11 isOHLDQgP
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・60

 明治を彩りを添える西郷隆盛は、戊辰戦争以降は大いに悩んで、日本の明治時代の礎
を切り開いていた。岩倉使節団を外遊させてる間に、着々と廃藩置県と教育制度と徴兵
制に、道を切り開く算段をしていた。そんな中で、山城屋和助事件が沸き起こったのだ
。明治四(1871)年、薩摩、長州、土佐三藩が兵を差し出し、「御親兵(ごしんぺい)
」が成立した。これを主導したのが西郷である。新政府が新たな施策に着手できたのは
、背景には、この朝廷側や新政府側の武力があったからであり、特に“第二の革命”と
いわれる「廃藩置県」が断行できたのも、新政府軍が、この時八千名のこの軍事力を、
もっていたからである。御親兵団は、明治五(1872)年に「近衛兵」と、その名を変え
たが、一貫して、中核を為していたのは薩摩兵であった。中世以来の独立圏薩摩という
風土を持ち続け、郷中(ごじゅう)教育の躾(しつけ)を受けて育った薩摩兵は、郷党
意識、団結力、と言った平たくいえば、愛国心と仲間意識が非常に強かった。といわれ
ている。彼らには、軍隊についても、新しい組織を創らなければならない立場の西郷が
、新風を吹かせた日本であっても、旧態のままで、次第に厄介な難物にもなっていた。
西郷の頭には、既に、この最強の軍団の近衛兵の解散を、大きく考えていたようである
。つまり、「徴兵制」の導入を企図したい。と考えていたのだ。この時に西郷は、山縣
を陸軍大輔に専念させることとして、自らが陸軍元帥・近衛都督に就任することによっ
て、山縣を救ったのであった。この兵站の供給先に山城屋和助がいた。急遽パリからも
呼び戻されたが、既に、陸軍の資金の返済能力もなく、証拠書類をすべて焼き払った上
で、明治五(1872)年十一月二十九日、陸軍省内の一室で割腹自殺を遂げたのだった。
私たちは学校の教科書で、「明治の文明開化により日本の近代化が始まった」と教えら
れてきた。が、はたして本当にそうなのか?。江戸という時代は、明治近代政権によっ
て「全否定」されたのだが、果たしてそうだったのか。大いなる疑問である

108:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 18:56:47.71 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・61

 この時の山城屋和助事件もこれによって、事件は闇に葬られることになってしまった
のである。同時に、「尾去沢(おさりざわ)銅山事件」も、これまた長州閥による絵に
描いたような権力犯罪であった。大蔵大輔井上馨(聞多:もんた)が官権を悪用して、
民間人からの、銅山を強奪するという、露骨といえば露骨過ぎる犯罪であったのだが、
これも闇に葬られた。伊藤博文と共に新政府きっての女癖の悪かった井上という男は、
金銭欲も激しかった。二人は、高杉晋作の子分として走り回っていたが、まるで女と金
を求めて動乱の時代を疾駆(しっく)していたかのような印象で生きていた。そもそも
である。井上を大蔵大輔に任命するなどという人事は、まるで盗人に財布を預けるよう
なものであって、新政府、特に長州閥の性格をよく表している。この男は、長州俗論党
に襲撃されたことがある。「袖解橋(そでときばし)の変」であるが、さすがの 司馬
遼太郎氏も、この時の事情をみて、彼は死ぬべきであったと断じている。あの司馬氏が
「人の生死を手軽に扱い過ぎる言い方」をしてるのである。大蔵大輔時代に「今清盛」
といわれていた井上馨は、権力によって財を為すことに執着が強かった。この事件が、
表沙汰になった時に、大蔵卿は大久保利通であった。が、彼は岩倉使節団として外遊中
であって、留守政府の大蔵省は、井上によって私物化していたといっても過言ではない
。南部藩で、御用商人だった村井茂兵衛(むらいもへえ)から少なくとも五万五千円と
いう多額の借金をしていた。が、当時の習慣によって証文には「奉内借」(内借し奉る
)と書かれていたのだ。これは、藩への貸付金であり、一部でも返却された時には提出
することを想定した文言(もんごん)で、武家や大名家と町民である商人との間の儀礼
的慣例であった。いくら井上と雖(いえど)も、その程度のことは分かっていたはずで
あるのに井上は、これを「村井が藩から借財している。」として即時新政府への返却を
命じた。いきなり新政府へ、ということ自体が、非論理の極みであり無茶苦茶な話であ
る。

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23/01/27 18:57:29.59 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・62

 が、この時、井上に指揮された大蔵省は、村井の釈明を一切聞かず、強引にも村井の
債務だとして返済を迫ったのである。実に稚拙な、かつ官権を悪用した露骨なやり口で
あった。藩への貸付を、逆に藩から借金したことにされてしまった村井は、年賦返済を
願い出る。しかし、井上卿は、それも拒否した。そして尾去沢銅山を、没収してしまう
のであった。日本近代史の研究家毛利敏彦氏は『明治六年政変』(中央公論新社)に於
いて、以下のように述べている。―やむをえず村井が年賦返済を嘆願すると、それを
拒絶して、理不尽にも村井が経営していた尾去沢銅山を一方的に没収した。旧幕藩体制
の時代にも例を見ないほどの圧政といえよう。村井は、銅山経営権を入手するために、
わざわざ十二万四千八百円を費やしていたのだ。ここに、村井は、破産同然となった。
大蔵省の強引なやり方を見ると、藩債返却云々は、口実で、当初から尾去沢銅山没収を
ねらっていた疑いが濃い―とはっきり断じていた。その後、尾去沢銅山を、没収した
井上は、工部省小輔山尾庸三に命じて、これを井上家出入りの御一新後の 成り上がり
政商岡田平蔵に払い下げさせたのである。その条件は、払い下げ金三万六千八円である
。しかも十五年賦、無利息という無茶苦茶な好条件であった。井上は、大蔵大輔辞職後
の明治六(1873)年八月、尾去沢銅山を視察、この時の視察費用も岡田が負担したこと
はいうまでもない。そして、現地に「従四位井上馨所有地」という立看板を堂々と掲げ
るという、厚顔無恥な振舞いを行っていた。仮に、自費で購入したとしても、大問題で
あったが、尾去沢銅山を所有したとするなら、井上はそれを入手するについて一銭でも
身銭を切ったか。否、である。すべて公金と官権を私的に悪用したに過ぎない。先述の
毛利氏も「出入り商人の岡田を、隠れみのに使って銅山の私物化を図ったきわめて悪質
な権力犯罪」であると断罪している。のである。江戸時代のその存在力は、常に新政権
の正統性を示すためだけに土深く埋められたといっていいだろう。しかし、今、世界が
この「江戸」という時代とその様式、価値観に何かを求めて大きく視線を当てている。

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23/01/27 19:00:26.89 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・63

 徳川家康の名言と言われる“人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし……”は
本人の発言ではなく偽造」「家康と家臣は、人質時代に今川家から抑圧されていた。と
いう話を作り上げ、今川への“裏切り”を正当化した。」「嫡男の信康切腹事件で織田
信長が命令し家康の名言は偽造だった!」徳川家康には「我慢の人」と「タヌキ親父」
というイメージがあります。「我慢の人」で、すぐ思い浮かぶのは「人の一生は重荷を
負うて遠き道を行くがごとし、急ぐべからず」の名言でしょう。しかし、これは家康の
言葉ではありません。明治時代において 旧幕臣の池田松之助が、水戸光圀(みつくに)
の遺訓と伝わる「人のいましめ」を基に偽造したもの。で、広まったのは、日光東照宮
など、この言葉を各地の東照宮に納めたからだ。とされています。また、この 名言の
起因となったのは、幼少期の家康が人質として今川家で苦難の日々を我慢しながら送っ
たエピソードで、源流は大久保彦左衛門(家康・秀忠・家光三代に仕えた譜代家臣)の
『三河物語』に行き着きます。しかしながら、今川義元は姪の築山殿(つきやまどの)と
の家康を結婚させており、一門に加え、今川家を支えていく重臣にするつもりであった
。ので逆に客人よりは、むしろ丁重に扱われていた。のでありました。ところが桶狭間
の戦いで、隠密理に今川義元を戦死させると、家康は織田信長と和睦(わぼく)し、今川
方の城を攻撃して、三河を平定。最終的には武田信玄と同盟して、今川氏を滅ぼしまし
たのであります。普通に考えればこれは「恩を仇(あだ)で返す」ものにほかなりません
。がしかし、そうした裏切り者のイメージなどは、徳川家にとって不都合なわけです。
そこで江戸時代に、家康は「神」ですから、一点の曇りもない存在でなければいけない
。と作り上げ、そこで「家康と家臣は、今川家から抑圧されていた」という話を『三河
物語』でも書き込み、裏切りを正当化していったのです。そう考えると家康は、「我慢
の人」ではなくなってくるのだが。家康を考えるに、やはり戦国時代を勝ち抜いた化け
狐かタヌキ親父の域を出ない、と言うのが私の感想である。

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23/01/27 19:01:14.34 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・64

 もう1つの要因の、徳川家康が我慢の人であるとイメージ付けたのが「信康事件」で
ありますが、信長の命令で、泣く泣く、嫡男信康を切腹させたとされる事件とされるが
、これも実は後世の脚色という説が有力と言われる。信長が命じたことがわかるような
一次史料は、今だ存在しません。家康が信康を処分することに対し、信長は許可を出し
たようでありますが、積極的に、命令した形跡はない。というのも先の『三河物語』も
、信長が全部悪い。という書き方はされていません。むしろ信康を中傷した妻の徳姫と
なった信長の娘への憤りなどを記していて、この考え方に怒っていたようであります。
『三河物語』と同時代の『松平記』は家康の妻である築山殿の「悪女説」を採用してい
ます。それらを踏まえて考えられるのが、徳川家にも、やましいことがあったのではな
いか。という見方です。つまり、信長の命令ではなく、家康が信康を自分の意思で切腹
させたとも考えられるのでありました。近年の研究では、信長から信康殺害の指示が出
たことに否定的な流れのようだ。さらに別の視点ですが、戦国時代には子どもや家族を
殺すのは、全く珍しくありません。武田信玄でも、息子を殺しているし、信長も弟を殺
している。独眼竜正宗も同じで、家督争いがあって、しょっちゅう戦争をしている時代
なので、親子や家族でも油断ならない存在なのでした。骨肉の争いが普通にある世界で
あるわけです。しかし、江戸時代に、平和な世の中で、人々の価値観が変わり、家族で
殺し合いをすることは受け入れられなくなります。江戸時代になって家康は天下人とし
て神様になりましたから、「息子を殺した」などとなると、都合が悪くなっていきます
。そこで周りから、家康が命令したのではなく、信長の命令で従わざるをえなかった。
という物語が作られた。と観る事ができます。時代を経るごとに、お涙頂戴のストーリ
ー展開が書き加え、強調されていったようです。

112:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:05:42.49 HdaPzfcbN
まあ一説によると、幼少のころ竹千代君は、盗賊から人さらいにあって、
後の天海和尚になっていったが、尾張家は今川家に隠し通してちょっと似の別人をたてた。
ってかいてあったそうだが。徳川実記には。

113:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:06:57.16 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・65

 大阪の陣では、「方広寺鐘銘事件」が起こります。大坂冬の陣の原因となった。と、
される方広寺(京都)の大仏殿の梵鐘の鐘銘をめぐる事件です。大仏殿が完成し、開眼
供養の前に、徳川方からは、鐘銘の中に「国家安康(こっかあんこう)」と「君臣豊楽(
くんしんほうらく)」の文字があることを、咎(とが)めます。そこで、供養の中止を命
じました。「国家安康」は、徳川家康の名前が分割されて使われており、それが家康を
呪詛するとされたのであります。徳川方は、「挑発して戦争に持ち込んだ」という話が
ありますが、これは誇張されています。もちろん、まったく挑発の要素がなかったかと
言われると、ある程度は、あったと思います。ただし、家康が是が非でも戦争に持ち込
もうとしていたと言えるかどうかは、疑問とされています。現代の感覚からすれば、当
然のように、「政治問題としてちょっと騒ぎ立てすぎ。」という側面が大きい。一方で
、当時の感覚からすれば、「徳川方が怒るのは無理もない。」という面もあるのです。
「国家安康」で、家康の名前の「家」と「康」を切っているのは事実で、これは問題で
しょう。当時は相手の名を利用した呪詛(じゅそ)の作法があったので、「呪詛するもの
だ」と言われてもしょうがない。そうなると、豊臣方に致命的なミスがあった。とも言
わざるをえません。しかし、徳川方が何が何でも戦争に持ち込もうとしていたかという
ところでは、そうでは無いとも言える。徳川方が示した「三箇条(秀頼の駿府と江戸へ
の参勤)か、淀殿を江戸詰めで人質として生活とする。という条文か、「秀頼が大坂城
を出て他国に移る。」という条項は、秀頼の身の安全と、豊臣家の存続を図るのには、
おそらく必須事項として交渉していた筈だ。これは、豊臣方からすると理不尽なことに
見えますが、天下人であるという徳川家康からしてみたら、むしろ大きく譲歩した要求
であって、「今まででも、かなり我慢してきたんだ。」という思いのあった交渉のはず
です。豊臣家は生き残ろうとしたら、この3つのうちのどれかをのむべきだった。とも
思います。時は戦国時代の終焉で、強い者が生き残ると言う情勢から当然の話であった
のです。

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23/01/27 19:07:21.26 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・66

 そもそも「国家安康」のチェック体制が甘かったのは、明らかに豊臣家の手落ちであ
り、更に平和になって、浮浪の浪人を城内に貯め抱えて言う姿勢のなかでは、とても、
危険視されても当然の中だったのです。銘文を考えたのは、東福寺の禅僧・文英清韓で
ありました。安土桃山時代から江戸時代初期にかけての臨済宗の僧。伊勢国奄芸郡出身
で、俗名は中尾重忠でした。出家し、後に文禄の役で、祐筆として加藤清正に従い朝鮮
半島に渡っている。祐筆とは、いわゆる武将の秘書役である。武士においては、その文
章が正しい様式(書札礼)について知悉しているとは限らなかった。文盲の者もいて、
武士の中で、僧侶や家臣の中で文字を知っている人間に、書状や文書を代筆させること
が習わしになっていたのだ。武士の地位が高まり、公私にわたって文書を出す機会があ
れば、専門職としての右筆が誕生し、右筆に文書を作成・執筆を行わせ、武家はそれに
署名・花押のみを行うのが一般的となったのである。しかし、この文禄の役では文書に
問題が生じている。秀吉は(明の)冊封国である朝鮮の服属を強要した。が拒まれた為
、遠征軍をまず朝鮮に差し向けたのが朝鮮征伐の文禄の役の発端である。この時、小西
行長や加藤清正らの侵攻で、混乱した首都・漢城を放棄した朝鮮国王宣祖は、明の援軍
を仰いで連合軍でこれに抵抗した。この時、双方に決定的な戦果のないまま、厭戦気分
の強い日本側の諸将達は、撤退を画策し、未決着のまま終息を画策。対馬藩は、この時
偽使を用い、勝手にも国交の修復を試みた。しかし、江戸時代に柳川一件として暴露さ
れて、更に次の・慶長の役を行うのである。従って、この文禄の役時代の祐筆役には、
かなりの裏人脈があるとも言える。この時の戦役の影響は、明と朝鮮には傾国の原因と
なる深刻な財政難を残して日本軍は引き揚げた。豊臣家ででも武断派と文治派に分かれ
、豊臣の日本国の家臣団の内紛をもたらしたので、三者三様に被害を蒙った。西国大名
の中には多数の奴婢を連れ帰るなどして代償を得る大名もあったが、双方に痛み分けと
いう状態で疲弊したのだ。

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23/01/27 19:07:44.92 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・67

 慶長5年(1600年)に、京都東福寺の長老となって、その後南禅寺の長老となった清韓
であったが、恐らくは家康方からは嫌われる存在だった筈だ。漢詩文に秀でて、同年8
月には、且元に同行して駿府へ弁明に向かっている。清韓自身は家康の諱を祝意として
「かくし題」とした意識的な撰文である。と弁明した。(「国家安康と申し候は、御名
乗りの字をかくし題にいれ、縁語をとりて申す也」)が、実はこれが家康を更に怒らせ
ている。この事件は、豊臣家攻撃の口実とするため、家康が、以心崇伝らと画策しての
問題化させた。と言うのが通説である。だが、近年の研究では 問題となって然るべき
もの。と考えられている。また、清韓は元々親豊臣派で、関ヶ原の戦い以降に、家康が
台頭し始める事になったのを不満に思っていた。結果、わざとこういった表記にしたと
いう説もあるほどだ。ここでそもそも、「家康」の諱を、割って入れたとするならば、
個人的に、親しい訳では無い人物の「諱」を本人に無許可で勝手に入れるという行いの
これ自体が、既に「論外」と言える程の、礼節に欠けた行いである。逆に豊臣に関して
は「秀頼」の諱を使わず姓である「豊臣」の字を割らずに入れている為、悪意がある。
と見なされても仕方の無い部分でもある。さらに五山の僧の答申では、いずれも当時の
諱の扱いに対する常識や礼儀として問題視しているのだ(『摂戦実録』)、諱を避けなか
ったことについて五山僧から非難されている事は、その時代でも非礼とされ、ここには
、先に家康の承認を得た文脈にしなかった。と言う事の方が大きな問題だったと言える
。つまり、いくら立派な僧が書いたからといっても、そのまま使うのではなく、「セカ
ンドオピニオン」に聞くべきで、一方での徳川家から諮問(しもん)を受けた五山僧は、
名前の分割を批判している。それだけ呪詛の観念が強い時代だったとも言えるのです。

116:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/27 19:08:05.52 HdaPzfcbN
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・68

 方広寺鐘銘事件を口実に豊臣家を挑発して「大坂冬の陣」に持ち込み、大坂城の内堀
の埋め立てた。などの謀略で、豊臣家を滅ぼした流れが、家康を「タヌキ親父」のイメ
ージに世間の評判を変えた。しかし、時代の変遷とともに、家康の謀略に対する解釈が
変わってくる。家康を神と崇(あが)めている江戸時代の史料では、「家康が策謀により
豊臣家を滅ぼした。」と書いています。一見、家康を悪く書いているとも読めますが、
江戸時代に、家康も、相当に悪辣(あくらつ)な陰謀をやったのだが、そういういう描き
方はしていない。むしろ「見事な策によって豊臣家を滅ぼし、徳川の安泰(あんたい)の
、磐石(ばんじゃく)の世を築いた。天下泰平の世を築いた」と肯定的に捉えているのだ
。まあ、平和の希求が強かったから賛成と言った処だろう。一方、明治以降は、家康を
神として崇めなくてはいけない。と言った縛りはなくなるので「主家を無理やり滅ぼし
た、悪辣な陰謀なんじゃないか。」という疑問や見方に傾いて行く。すると、日本人の
素朴な感情として、卑怯な感じがつきまとい始めます。よって、明治以降はタヌキ親父
のマイナスイメージが定着しましたのです。ところが、戦後は、またもや家康像が転換
する。山岡荘八の歴史小説『徳川家康』は、織田をソ連、今川をアメリカ、徳川を戦後
の日本に見立てて、平和を求める戦後日本の苦難の歩みを、家康を通じて表現していく
。連載開始時は、家康は「タヌキ親父」として嫌われていたので、全く人気が出なかっ
たそうですが、連載の暫く後には好評を得た。そして、同書は昭和30年代に「経営者の
必読の書」として注目を集めたのである。山岡の意図は平和の尊さを訴えるものでした
。が、家臣を大切にする「家康の生き方」が、戦後の「家族主義的な企業経営」の理想
像を産み、非情なアメリカナイズされた経済理論やドラッガーのマネジメント理論など
の経営戦略と比較されて、日本再生に大いに利用され、タヌキ親父と非難されてきた、
この家康の行動も、国家論企業論経営論として、肯定的に評価されたのでありました。

117:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/30 16:45:16.02 INo7Z4Kcc
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・69

 この所 人類の論調がおかしい。今回ポーランド落下のミサイルも、あって然るべき
攻撃だろう。ウクライナだからといってボカスカとロシアが打ち込んでも良い。って事
には、ならんだろう。NATOにしろ米国にしろ、兵器を送って、テメ~らは戦争ごっ
こをやってろ。なんていう事はヤクザか暴力団であろう。ちゃんとロシアに接触して、
次々と接触して粘り強く話し合うか、世界戦争になっても連合軍を送るかが本来の戦争
のやり方であろう。そうでなくては地球を守れない。このユダヤ主義的姑息な周回冷戦
常態の創出は、メジャー張りの中世思想としか思えない。戦争と言う言葉も使わずに、
特別軍事作戦といい、それを認めたかのような国連って、本当に戦争反対なのか疑問だ
。更に今回の国連の発表した世界人口もNHK論説は、人口増加が問題ではない、地球
の資源と、格差拡大が問題だ。と説く。では格差の無い様に、アフリカの世界を贅沢な
文明社会の生活に変えるのか、或いは、先進国が後退して狩猟世界に戻るのか。という
話になる。こうしたおかしな論理は西洋文明の二枚舌外交と同じだ。かつてNHKを、
ぶっ壊すなどと言う政党が注目されたが、NHKは国民放送なのか、公共放送なのか、
放送協会なのか、組合なのか、訳の分からない上に、高市議員のような恫喝発言議員が
いる。もし国民放送ならば、海外に投資した映像などもっての外で8k開発など主旨の
逸脱である。公共放送ならば、今の放送姿勢の、広告だしたり視聴率論争は無用の話だ
さらに国会中継は完全に生放送を行うべきだろう。放送協会とか組合というなら、国に
闘う姿勢が無さすぎで、議員が、NHKの監査し視聴料の強制などおかしいだろうに、
この国は共産主義でも社会主義でもないのだから。これは農協と言う組合にも言える。
労働者の為に組合や協会がある。という事は国際社会に打って出ても農業経営をすべき
であるが、全くそんな支所や出張した農地を持たない。全くの矛盾である。責任と権利
の乖離である。それが今の米国主義の銀行家の広めたリスク回避とリターン搾取の矛盾
放任主義である。

118:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/30 16:45:39.08 INo7Z4Kcc
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・70

森氏発言が波紋・・・・なんて見出しがみえる。ところが、何処が波紋の発言なのか。
常識的発言で全国民の共同認識だろう。文句言ってるのは工作員のみで、本当の日本人
なら言わないし言ってない。そもそも中国は、もう日本人は要らない。と言っている。
実際に核弾頭ミサイルを日本に向けているのである。そういう国だ。能天気な事に20
年も前から、ガス田掘って尖閣沖に出た時、既に中国高官が言っていたが二階氏以下、
知らんふりした。アメリカは、利用して日本は我らのATMだ。って、事で、ダレスの
恫喝時代から言っている。これまでココム違反、ビデオ提訴、日本車ダンピング提訴、
OS規制、FX持ち掛け、と散々やって来たのだ。今般の、岸田政権はおかしいだろう
。欧米追従は許すとしても、なんでロシア敵対なのか。これまでの和平交渉は何だった
のか。単に領土返還の交渉ではなかったのに。全く無知蒙昧な行為だ。簡単にロシアへ
の金融制裁に寄り付きやがって。今まで東南アジアと同じに、日米同盟堅持で、全方位
外交をやって来たんじゃないのか。日本の基軸スタンスを、なんで崩して行かねばなら
んのだ。狂気の中国こそが、敵対すべき隣国だろう。だとしたら その抑えにもロシア
友好外交は、大事な使命じゃなかったのか。お馬鹿の小泉のイスラエル援助よりひどい
迷走ぶりだろう。今の議員の低脳認識に危険常にが付きまとう。そしてそれが、政治・
経済・外交・防衛にまで及んでいる。要するにドラえもんなんだよ。ロシアってのは、
有り余る資源。と言うドラえもんポッケを持っていて、人間じゃないウルトラ宇宙人だ
。のび太って言うウクライナと 常につるんでいたんだよ歴史上は。ウクライナだって
自国一国で戦えない。それどころか経済も成り立たないから、東欧の隣国から援助を受
けて戦っている。その援助してる隣国だって、みんなロシアンガスとか、ロシアの資源
とかで生き延びているんだ。よく解っていない愚民代表のオルガルヒ支援の大統領なん
かに乗せられるんじゃないよ。日本がいじめっ子ジャイアンに着くスネ夫でもいいけど
中国と言う狂人の出木杉君には もはやスネ夫やのび太が教えてやれることはないんだ。

119:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/31 20:20:13.98 GiN5X++Xw
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・71

 ロシアに一定の理解を示す森喜朗元首相(85)と鈴木宗男参院議員(74)を“老害”
などと批判したのは、デヴィ夫人の言い過ぎだろう。失礼な話だ。がしかし、それ以上
に白鵬のパーティにはリップサービスもホールアナウンスもしなかった事はもっと失礼
である。ここらで、このデヴィ夫人の感情の糸がぷっつんしたのだろう。この日本態に
。ここに鈴木宗男は、「一般的な外交に立ち会っていない人と訳が違う」という高慢な
意見を言う。これは本当に議員のおちいる高慢ちきな話で、何も有力議員や首相一人で
外交や安全保障が決まる物ではない。それなりに工夫や作戦が議員の肩にはあるだろう
。そして、確かにその政策の方向性は決まるだろうが、最終的には、民主主義は独裁で
はない。結局、国民総意や時代の流れなどでの決定である。日本政府のウクライナ支援
について、「こんなにウクライナに力入れちゃっていいのかなと。ロシアが負ける。と
いうことはまず考えられない。」という森氏の発言も正直な正解だろう。がさりとて、
日本が、米国やNATOの誘いや、西側協調を崩してまで 孤立出来る話ではないし、
全方位外交を志し、国家の安全を考えるならば、現状のロシア敵視を除いて考えても、
ロシアの侵略戦争であることには疑いのない話だ。今回のウクライナへの救援のデヴィ
夫人の様な「民主主義の墓場にさせることは絶対にできない。」とする決意や行為は、
大賞賛されて、尊敬されて 然るべきであろう。戦争とは、双方に理由があるのは明白
だが、無辜の住民の哀れさには、何の罪も責任もないはずである。デヴィ夫人は、日本
政府が退避勧告を出しているウクライナに入り、虐殺があった街などを訪問し支援物資
を届けた。この支援は、別に売名行為でやってるんじゃなくて、民主主義の根幹として
責務にかられて、老体に鞭打ってやってるのであろう。されど平和ボケの日本人は称賛
が無く、日本の為にもなっているのに政治家すら動いていない事に腹がたったのであろ
う。

120:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/31 20:29:26.32 GiN5X++Xw
 無辜の市民が傍に死んでる世界に降り立ち、そこで見た光景が、ロシアに理解を示す
政治家への怒りにつながっているようデヴィ夫人。「ブチャというところで 大殺りく
があって、車ごと焼かれた人達が沢山いる訳ですよね。その車の横腹に、ひまわりの絵
がいっぱい描いてあったんですね。ウクライナが負けるようなことがあったら、もう、
民主主義の墓場になってしまう。(宗男氏らは) 恥を知れですね。井の中の蛙ですね」
「世界わかってない、何を思っているのか。老害ですね、愚かですね。」「


121:岸田首相が、一生懸命米国と肩を並べてウクライナを応援しようとしてますよね。ドイツも戦車を送る、フランスもする、英国もするという中で、森元首相と鈴木宗男氏は何を思っているのでしょうか。老害ですね。日本がどういう風にあるべきか、どういう事をするべきかというのを、もっと真面目に考えるべきだと思いますね。」という。しかし、これは一つの感情論であり共済と救済の論理であって、日本だからの国策の話ではない。これに対し、宗男氏は猛反発し「デヴィさんにね、あなたが老害じゃないですかと。今の、ウクライナが善だ、ロシアが悪だという竹を割ったような論調になって話をしているがそもそも間違い。喧嘩は元々、何が原因かという、その元があるので言い切れない。」と反論する。確かについこの間まで、ソ連邦の構成国でありロシアの心臓部であった。「歴史の勉強は、貴方よりも、私がしていると言うこと。一般的な外交にも立ち会っていない人とは、訳が違う。ということを、私はきちっと説明したいと思います。」と、外交のプロだ語る。「プーチンさんの理由は、本当にこじつけですし、彼が何と言おうと、彼が言っている理由は正当化できないですよ。本当に歴史の勉強をしているんだったらば、プーチンさんの方が、おかしい、ということに気がつかないと」元首相と外交通のベテランを、「世界情勢がわかっていない。」と断じる。だがここに異論はある。国会でも、ミサイル防衛が威嚇だと言う共産党に、侵略戦争は国際法違反で西側はやらない。などと自民党はいう。ここに嘘がある。百歩譲って威嚇した武装防衛であっても、日本が強くなる事は良い事であり、更に侵略戦争をやる国際社会だからこそ 狂気のアメリカの側に着いていっている事をわかってない。



122:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/31 20:47:26.10 GiN5X++Xw
  帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・73

 又、宗男氏らを「愚か」と切って捨てたデヴィ夫人に対して、森元首相と鈴木宗男議
員が、ロシアに一定の理解を示して、ウクライナへの支援に疑問を呈し「老害はデヴィ
夫人だ。」と批判するには 訳がある。一つは姑息な事だが、ロシアが欧州側に振り向
き戦争してる間は、地政学的にも、歴史的に日本はロシアから攻められない。という事
もある。2つ目は日本は全方位外交して平和主義を貫いて来たという事である。確かに
世は核兵器やITの時代で、一国で防衛出来るような時代ではない。だが以前からも、
日本は鎖国するか、全世界開国するしか残されていないという国防の道を歩いてきた。
それは陸続きのない島嶼国の宿命である。海で囲まれた日本において、戦争の為の兵站
はない。だからこそペロシ下


123:院議長の訪台に対して、中国は艦船で包囲し、いくつかのミサイルを撃って、我々は台湾を いつでも兵糧攻め出来るぞ。と言う姿勢を示したのである。つまり 島の弱点を知っていて、香港島への真水の供給問題で、英国が諦めて返還した経緯と同じである。つまり、日本はロシアや北朝鮮、或いは中国の核兵器よりは、この経済封鎖なり海上封鎖が、一番国難なのである。だからこそ台湾有事は日本の有事と安倍は唱えたし、遠く開国時代の黒船来航でも、日清日露戦争も、太平洋戦争も開く為に戦ってきたのである。その意味では、ロシアの南下作戦に於いてウクライナを自国の一大工業産地として、黒海沿岸を開発させてきたので、しがみついて奪い合う。と言うのは判っていた事なのである。そこにアメリカが飛びつくと言うのはハイエナのやり方で我慢ならない。と言うのは当然だろう。三つ目は狂気のアメリカやNATOに、何故、日本はついていかねばならぬのか。という事だ。デヴィ夫人は、西側欧米世界のやり方や論理を絶対正義の様に言ってやまない。しかし、最近の欧州の移民問題や、中国の経済大国化の問題は、そもそも欧米においての戦争の傷口であり、出血の部分だ。散々罪作りを犯してきた 天罰なのである。



124:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/01/31 21:20:48.72 a4+jYN+lO BE:5117483096-2BP(0)
連投乙

125:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/08 10:08:43.59 hS/GJB48k
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・75

 ウクライナへの軍事侵攻について「すべての国が、他国の主権と領土を尊重すること
を求めている。ウクライナでの戦争は直ちにやめなければならず、交渉による平和的な
解決が実現するための環境づくりを共に進めていくことで合意した。」と述べ、事態の
打開に向けて日本とともに外交努力を続ける考えを示しました。そのうえで、ジョコ大
統領は、日本との経済協力について「貿易や投資を拡大することで合意した」と述べる
。脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーへの転換や、首都の移転に伴うインフ
ラ整備などで日本からの投資に期待を示しました。G20=主要20か国の議長国を務める
インドネシアのジョコ大統領はロシアのプーチン大統領から、ことし11月にバリ島で開
かれる予定のG20首脳会議に参加すると伝えられたことを明らかにしました。これに
ついて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は29日、記者団に対し「ロシアは、G20の
首脳会議のために準備する」と述べる一方で「まだ 参加の方式について話すのは時期
尚早だ。」としています。一方、ジョコ大統領は27日に、ウクライナの、ゼレンスキー
大統領と電話会談を行い、G20首脳会議にゼレンスキー大統領を招待したことも明ら
かにしました。G20の開催をめぐってジョコ大統領は、G20の結束を望んでいる。とした
うえで「分裂させてはいけない。平和と安定は、世界経済の回復と発展の鍵だ」と述べ
、ロシアの排除に賛同しない意向を示しました。・・・ここで注目すべきは、岸田総理
大臣が、ジョコ大統領との会談の成果に「ウクライナ情勢や自由で開かれた、インド太
平洋などさまざまな課題について突っ込んだ意見交換ができ、大変有意義だった。」と
嘘を付いている事だ。インドネシアのジョコ大統領は「人道的な対応を進めていく。」
また岸田総理大臣との会談後の共同記者発表で、ロシア参加のG20構想を述べて、アジ
アは、米国に偏らない全方位外交でロシアを排除しない。と言う姿勢である。この姿勢
に、日本がどういった対応したかが問われるところだ。

126:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:40:40.09 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・76

 「中国こそ、国際秩序を再構築する意図と、手段を持つ唯一の競争相手だ」として、
「米国民は先週、その現実の最新の実例を見た。わが国の主権と国際法に明らかに違反
し、わが国の領空に侵入した。中国の高高度監視気球を米政府は探知し、綿密に追跡し
、撃墜した。」と高らかに吠えた。それでもバイデンは「中国とは仲良しだよ~ん。」
と、インタビューに答えている。米外交トップの アントニー・ブリンケン国務長官は
今週、中国を訪問予定だった。そのため中国は当初、今回の件はすべて事故だとして、
米政府を安心させようとした。しかしながら、ブリンケン氏が訪中を取りやめ、気球が
戻ってこないことが明らかになると、中国は対決姿勢を明確にしている。そして現状は
、中国政府が望んでいたものとはだいぶ違った。ブリンケン氏は今頃、米中の友好関係
を高らかに歌い築いた筈だ。最低でもこれ以上の関係悪化を食い止めようとしていた筈
だ。この動きに中国の習近平国家主席は注視し、ブリンケン氏の訪中に大きな期待を寄
せていたものと思われる。自ら同氏に会う予定だったとも言われているほどだ。では、
このプロセスを台無しにしてもおつりがくるような、有用な情報を、気球は集めたのか
。およそこの気球は5日程度でアメリカに到達する。風次第なので、早ければ3日遅く
とも10日だから、ブリンケンの訪中が決まってから飛ばされた事になる。中国が今回
、気球をこの時期に飛ばしたのは中国側の大きなミスだったはずだと、多くは考えてい
る。それがたとえ、ある程度大きな成果のあるスパイ行為に相当したとしてもだ。だか
ら簡単な答えを素直に言えば、この気球は「何も」もたらさなかったにだ。だからこそ
、大きな批判にさらされ中国への不信感を大きくさせている。

127:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:47:24.92 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・77

 もしこうした考えが中国でも正しいなら、今ごろ中国国内でも、誰かがこの件で厳し
く叱責されているはずだろう。今や、4つの高行動気球が問題になっており、他にも幾
つかの気球が世界各地の上空に、浮いている情報が存在する。そうした状況では、非難
はなおさらに強くなるしかない。思えば、2016年11月に アメリカ大統領に選ばれた、
トランプは、アメリカファーストを掲げて登壇した。「対中貿易赤字の解消」「貿易の
不均衡の解消」を公約として、次々とリーダーとして政策を進めて、問題をあぶり出し
た。その具体策として、2018年には中国からの輸入品818品目(340億ドル相当)に対し
て25%の関税率をかける。と宣言した。ブッシュ・オバマ時代までの最恵国待遇とは、
雲泥の差である。日本では、ODAからの融資支援を止めたのは、日本より、はるかに
GDPも軍事費も大きくなった後も続いて2018年の、菅総理時代であった。中国で改革
開放政策が始まった1979年以降に、円借款、無償資金協力、技術協力といった事で
ODAを約40年間で計3兆6500億円余り拠出。無償の技術協力5兆円とされる。
こうして、道路を含むインフラ整備などを通じて中国の近代化を支えてきたのだったが
、中国に、急速な経済発展をもたらし、対中ODAを疑問視する声は、ここ20年止まら
なかったが強硬に援助を行使している。抗日教育・嘘の戦争資料・ミサイルの核弾頭を
付けた列島攻撃目標・・・対中円借款は2007年に新規供与を終るまでに、そうした
資金力ともなっていた。さらに中国は、2010年に国内総生産(GDP)は既に日本を抜
き、米国に次ぐ世界第2位の経済大国に成長していく。政府は、日本の米国頼りの国防
に対して、アメリカ以上の兵力を揃えて高笑いの中にあったのだ。政府関係者は「中国
の軍事力は了承している。」という。米国での トランプ直下での、関税引き上げに、
中国は直ちに、アメリカから 輸入品の545品目、340億ドルに対して25%の報復関税を
課した。

128:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:53:54.58 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・78

 事はここで収まらない。その後も、両国が報復関税を追加し、最終的にアメリカが、
中国製品に関税をかけた品目は、5,745品目で2,000億ドル規模になる。中国側は 5,207
品目、620億ドル規模で対応した。両国の対立は 関税の引き上げ合戦に止まりません。
例の、通信インフラ整備分野で、安全保障を理由にアメリカが中国ファーウェイ製品を
排除。もはや、米中の対立は貿易摩擦を超えて、世界経済やハイテク分野の覇権争いに
まで発展した。ここでアメリカの大統領は、トランプ氏からバイデン氏に代わるのだが
どうしても納得出来ない。というのもトランプを高齢と批判してる国民が、更に高齢の
バイデンを推している。という、起こり得ない事象が起こっている事なんだが。DSが
いるにしても、いないにしても、何故こうした有り得ない事が起こるのか。多分そこに
様々な工作と思惑と原因があったのだろう。と言うしかない。一般的に、大統領が2期
しないなどはよっぽどの事で、病気や暗殺や政策の失敗が無ければ起こらない。ドミニ
オン集票機の不正も、さることながらこのコロナ禍も、更に怪しさ満載だ。BBCやら
CNNの報道の狂い様は、甚だしいものだった。ここにDSの思惑があったのは当然だ
ろう。が、そうまでしてトランプを避けた理由は何だったのか。が重要である。先ず、
アフガンやイラクからの撤退であろう。これらにバイデンの撤兵のマズさは、目に余る
程だがこれは、CIAやペンタゴンには撤兵のシナリオを持った人間には、寝耳に水の
出来事であったの様だ。これは撤退日を決めていないトランプ交渉が、バイデンで突然
に日程を決めたからとされる。更にウクライナ紛争である。既にウクライナ支援と対露
戦略に狼煙はすでに上がっていて、ポーランド国内やバルト諸国で、軍事訓練にOBの
私兵顧問団は活動を行っていたのであった。この事は、尻すぼみになっていた軍産複合
体の軍需産業に危機感を抱かせたと言えるのだろう(大体こんな時にMRJをのほほん
と申請にいく馬鹿さが驚きだ。)では日本の根幹にあるシーレーン防衛、すなわち台湾
有事と米中対立はどういう位置と意図が見えるのか。

129:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:54:53.59 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・79

 この事は不思議にも、トランプ政権と変わらない一貫した姿勢が見える。あれほど、
鋭く批判の矢があった移民政策も、対中貿易や欧州対応、或いは温暖化や気候変動にも
、今度の一般教書演説では、全く違わない上に、更には、演説の雰囲気と、アメリカン
ファーストの傲慢な呼びかけすら同一なのだ。これは一体何なのだ。と不可思議な事、
ばかりである。この新政権でも貿易不均衡解消の方針に大きな修正はない。2021年の、
貿易政策の指針報告書で「アメリカの労働者に 損害を与え続けている中国の不公正な
貿易慣行に対処するため、あらゆる手段を使う。」と、中国の貿易赤字の問題に対して
は引き続き徹底的な措置をとることを明言している。近年では米国は、中国への輸出量
に比べて中国からの輸入量が上回り、アメリカの対中国貿易赤字は膨らんできている。
中国からの輸入量が増加しているということは、中国からアメリカに製品がどんどんと
入って来ていることであり、アメリカ製品の国内の売り上げ減少につながっている筈で
ある。危惧したトランプ前大統領は、中国の輸入品に関税をかける決定をし、これを受
けて中国側も、アメリカからの輸入品の一部に関税をかけることを表明。それに対して
アメリカはさらに関税対象を広げて・・・という、互い関税報復合戦が繰り返されて、
ブロック経済化、自国保護主義の流れは、変える気がないのである。この米中貿易摩擦
は、普通の日本の貿易立国、いわゆる同盟国経済は大変である。それは今では、ウクラ
イナ紛争同様に、経済封鎖的に共産党中国との仕入れ物品・流通部品・投資経理にメス
を入れて止めようとしてる裏で、米国企業のみ認める形態に変わって行ってきてるから
だ。ファーウェイ関連でも直接取引は勿論だが、迂回納入も全てを止めているが、米国
内の中国企業は温存され、株主すらなっているのが現状なのだ。

130:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:55:24.96 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・80

 日本人なら、首相や官僚はもちろん、国民でさえも知っておくべき歴史が存在して、
社会全体の構造を歪めている事実を深く刻み込む必要がある。それは戦後に進駐軍米兵
が緻密に創った共産米兵の創った「掟」である。日本にやって来た小麦粉は、水で作る
うどんや手軽な食品でなく、わざわざ焼いたパンにして子供に与えた。アメリカ政府は
そうした施策を何故やったのか。という事だ。日本とのあいだではなく、じつは米軍と
日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた「占領期の軍事密約」を起源としている
こうした方策や施策は、朝鮮戦争で立ち消えになった。ところが、最高裁・検察・外務
省の「裏マニュアル」が既に寄稿されていて、日米合同委員会の実態には、その多くが
米国の日本支援に名を借りた支配権が相当数存在する。東京のど真ん中ある、六本木と
南麻布に、それぞれ非常に重要な米軍基地「六本木ヘリポート」と「ニューサンノー米
軍センター」がある。そして、日本の首都・東京が、じつは沖縄と並ぶほど米軍支配の
激しい、世界でも例のない場所だ。ということもはみなさんよくご存じの常識なのだと
思われる。さらに、アメリカが米軍基地を日本中「どこにでも、基地を作れる」という
協定も、残念ながら存在する。戦後が生みだした「敗戦時の妥協」で作られた地位協定
で、外務省がつくった、高級官僚向けのマニュアル(「日米地位協定の考え方増補版」
一九八三年一二月)のなかにも、わざわざ書かれている。この、[1,アメリカは日本国
内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。 [2, 日本は合理的な理由
なしに、その要求を拒否することはできない(現実に提供が困難な場合以外、アメリカ
の要求に同意しないケースは想定されていない。)という見解が、明確に書かれている
。つまり、日米安全保障条約を結んでいる以上、日本政府の独自の政策判断でアメリカ
側の基地提供要求に、「NO」ということはできない。これが吉田茂が白洲次郎と喧嘩
してまで受け入れた、講和条約での米軍との協定事項だった。

131:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 11:56:25.59 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・81

 2016年、安倍首相による「北方領土返還交渉」が、大きな注目を集めた。長年の
懸案である北方領土問題が、ついに解決に向けて大きく動き出すのではないか。と報道
された。日本の人々は期待を抱いた。ところがである、日本での首脳会談(同年12月
15・16日)が近づくと、事前交渉停し、結局なんの成果もあげられないどころか、更に
厳しい遠いゴールになった。その理由は、まさに先の吉田茂の裏取引に大原則にあった
。官邸は一時、この北方領土と米軍基地の問題について、アメリカ側と改めて交渉する
道を検討した人もいた。しかし米政府と軍には溝があり垣根があって実現せず、結局は
11月上旬、モスクワを訪れた元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長は「返還された
島に、米軍基地を置かないという約束はできない。」という基本方針が、ロシア側に伝
えられることになった。たった北方の4島すら米国は基地不建設の要求がのめなかった
のである。その報告を聞いたプーチン大統領は、11月19日、ペルー・リマでの日ロ
首脳会談の席上で、安倍首相に、「君の側近が『島に米軍基地が置かれる可能性はある
。』と言ったそうだが、それでは交渉は終わぞ。」と述べた。(「朝日新聞」2016年12
月26日)。この事実は、ほとんどの日本人は伝わらなく当時のマリオに扮した五輪終幕
の紛争のみのトピックスに終わったわけですが、この時点で、既に1ヵ月後の日本での
領土返還交渉が、ほとんどゼロ回答に終わることは、完全に確定していた。のである。
つまり、NHKを始め、日本国民は、報道しない自由によって騙されていたのである。
もしも、このとき、安倍首相が従来の日米合意に逆らって、「いや、それは違う。私は
今回の日ロ首脳会談で、返還された島には、米軍基地を置かないと約束するつもりだ。
」などと返答していたら、彼は、2010年に普天間基地の沖縄県外移設を唱えて失脚した
鳩山由紀夫首相(当時)と同じく、すぐに政権の座を追われたことになったであろう。
と言われる。我々がウクライナ紛争を見る時相当にロシア悪玉説に乗る。が日本ででも
同じくあれば、米国も同じに防諜や暗殺を問わない。ただ効率よいトップ交代を選ぶの
み話だ。

132:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 12:09:00.82 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・82

 今ようやくその改正を問われている日本国憲法の生い立ちについて、大方の国民が忘
れている。と言うより迂闊に知らずにいる歴史的事実があることをこの今こそ思い起こ
すべきと思われる。それは、共に同盟国として敗戦し連合国に降伏したドイツと日本の
敗戦に際して、どの姿勢の決定的な違いについてだろう。未曽有の新兵器原爆によって
瞬時に二度も数十万の市民を殺戮されて 腰を抜かした国民の動揺前に、日本中枢が早
くから無条件降伏を発信していたのに比べて、ドイツは降伏に際しても、ヒットラーは
断固反対し自殺を謀り、あくまでも三つの条件をつけ、それが受け入れられぬ限り徹底
して戦うと主張していた。その時の三つの条件とは、第一に、敗戦の後の国家の基本法
の憲法はあくまでドイツ人自身の手によって作る。第二は、戦後の子弟の教育指針には
ドイツ人自身が決める。第三はたとえ数はごく少なくとも国軍は残すというものだった
。この国家民族の主体性を踏まえた主張は、勝者の連合国側にも受け入れられ、ドイツ
は他国による完全支配を免れている。それに比べ日本は他国による奴隷的な支配の甘受
を許容することになった。その国家民族の没個性的な状況を象徴するのが、現憲法に他
ならない。しかし、これにも裏がある。混迷し、暗黒だった中世が終わった後の世界の
歴史は、ほとんど白人による有色人種への一方的支配だった。唯一の歴史的例外は東洋
の奇妙な、中国と臣下にも従属にも融合にも存在しない、鎖国状態での合意体国家日本
という特殊な存在だった。白人による他地域への 支配を象徴する 強大な帝国海軍を
保有するまで、時間もかけず強国化した有色人種の国家は、唯一日本だけであり、世界
一巨大で強力な戦艦『大和』や『武蔵』を保有するに至った。日本は白人支配に対する
歴史的『NO』を示す目障りな存在となっていった。アメリカによる戦後の日本支配は
その復活を、半永久的に封じるため。の目的に他ならなかった。それを象徴するものが
彼等が即製し、強引にあてがった現憲法に他ならない。しかし座してそれを受け入れた
。と言うより、大日本憲法の意思と、ほぼ変わらなかったものだったのだ。

133:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 12:24:37.52 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・83

 今は亡き江藤淳が、アメリカの戦後日本における言論統制を 痛烈に批判した論文が
ある。「『閉ざされた言語空間』にあったように日本人の 正統な日本語による為政者
への統制批判を封じるものの象徴的存在は、間違った日本語で綴られた前文、これに始
まる憲法に他ならない。かつてシェイクスピアを全訳もした優れた英文学者でもあった
福田恆存が指摘していたように、憲法の前文には明らかに 慣用の日本語としては間違
いの助詞が数多くある。たかが助詞と言うなかれ、一つの助詞は言語の本質からして、
それ一字だけで文章全体の品格を左右しかねないものなのだ。」と書いている。石原は
いう。「かつてドナルド・キーン氏であったろうか、昔の 優れた叙景歌人だった永福
門院の名歌『真萩散る 庭の秋風 身にしみて 夕日の影ぞ 壁に消え行く』を翻訳し
て見せられた時、なるほどと 感心して読みなおした私に、「でも、あそこの一字だけ
はとても難しくて、英語に訳すのは まず無理ですねえ。」と慨嘆してみせた。私も「
あれは難しいでしょうな。」と相槌を打ったものだが、ここの禅問答みたいな会話の芯
は、(夕日の影ぞ)の、「ぞ」という間投詞の味わいなのだ。この歌は、夕日の影「も
」でも成り立つが「ぞ」という助詞一字の 味わいがなくしては帝の寵を失った女の悲
しみは伝わってこない。それほど助詞というものは文章を支える芯の芯にも値するもの
なのだ。しかし、アメリカ人が 英語で即製して 日本語に翻訳した憲法にはわれわれ
が日常使うべき日本語としてはなりたたない。そのような助詞の誤訳が 随所にある。
例えば多くの問題を含む「九条」を導き出すための前文『平和を愛する諸国民の公正と
信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。』という文言の「公正
と信義に信頼して」の、一行の助詞の『に』だが これは日本語としての慣用からすれ
ば、あくまで『を』でなくてはならず 誰かに高額の金を貸す時に「君に信頼して貸そ
う。」とは言わずに「君の信義に信頼して貸す」と言う話で正に貸すののでないよ。与
えてやる。の形である。つまり、世界相手に信用してやるから公正にやれ。という形で
ある。これは、極端に言って、正確な英訳出来るのか、或いは正確な和訳なのか。

134:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 13:05:33.07 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・83

 今は亡き江藤淳が、アメリカの戦後日本における言論統制を 痛烈に批判した論文が
ある。「『閉ざされた言語空間』にあったように日本人の 正統な日本語による為政者
への統制批判を封じるものの象徴的存在は、間違った日本語で綴られた前文、これに始
まる憲法に他ならない。かつてシェイクスピアを全訳もした優れた英文学者でもあった
福田恆存が指摘していたように、憲法の前文には明らかに 慣用の日本語としては間違
いの助詞が数多くある。たかが助詞と言うなかれ、一つの助詞は言語の本質からして、
それ一字だけで文章全体の品格を左右しかねないものなのだ。」と書いている。石原は
いう。「かつてドナルド・キーン氏であったろうか、昔の 優れた叙景歌人だった永福
門院の名歌『真萩散る 庭の秋風 身にしみて 夕日の影ぞ 壁に消え行く』を翻訳し
て見せられた時、なるほどと 感心して読みなおした私に、「でも、あそこの一字だけ
はとても難しくて、英語に訳すのは まず無理ですねえ。」と慨嘆してみせた。私も「
あれは難しいでしょうな。」と相槌を打ったものだが、ここの禅問答みたいな会話の芯
は、(夕日の影ぞ)の、「ぞ」という間投詞の味わいなのだ。この歌は、夕日の影「も
」でも成り立つが「ぞ」という助詞一字の 味わいがなくしては帝の寵を失った女の悲
しみは伝わってこない。それほど助詞というものは文章を支える芯の芯にも値するもの
なのだ。しかし、アメリカ人が 英語で即製して 日本語に翻訳した憲法にはわれわれ
が日常使うべき日本語としてはなりたたない。そのような助詞の誤訳が 随所にある。
例えば多くの問題を含む「九条」を導き出すための前文『平和を愛する諸国民の公正と
信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。』という文言の「公正
と信義に信頼して」の、一行の助詞の『に』だが これは日本語としての慣用からすれ
ば、あくまで『を』でなくてはならず 誰かに高額の金を貸す時に「君に信頼して貸そ
う。」とは言わずに「君の信義に信頼して貸す」と言う話で正に貸すののでないよ。与
えてやる。の形である。つまり、世界相手に信用してやるから公正にやれ。という形で
ある。これは、極端に言って、正確な英訳出来るのか、或いは正確な和訳なのか。

135:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 13:06:15.90 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・84

 「さらに後段の『全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ』云々の『から』
なる助詞は『から』ではなしに慣用としては、恐怖『を』免れのはずだが英語の原文の
前置詞がFROMとなっているために『から』とされたに違いない。たかだか 僅かな
助詞の話ではないか。と言う筋も多かろうが、正統な国家の正統な基本法ならば、あく
まで正統な国語で綴られるべきであって、この日本語の体をなしていない前文なる文章
は、悪さをなして、先生にひどく叱られ恐縮して ひたすらにお詫びする生徒の様な、
卑屈な姿勢を象徴している。といわざるを得ない。日本がひきおこしたとされる太平洋
戦争についても、ナセルとスカルノは、期せずして同じことを述懐していたものだった
。曰くに『われわれが、独立を果たすことができたのは、敗れはしたが 日本が白人と
あれだけ、戦った。という事実のおかげだ。』と声明を出した。日本という有色人種に
よる軍事国家の誕生が、中世以来の「白人支配」いわば植民地経営の侵食という歴史の
原理を、変えたことは間違いない事実であって、それは歴史の本流を歩んできた白人達
にとっては、看過できないことだったに違いない。この感覚は、現代の技術を謳歌して
幸福な時代を送る現代人の若者に、告げる事は出来ても、教える、諭す、感じさせる。
と言うのははなはだ難解で厄介なことだ。だが、そうした歴史観に立っていた、かつて
の為政者によって現憲法が一方的に作り与えられたことは間違いないし、そこに闘った
日本人がいた事も事実だ。さらに横暴な「選民論白豪主義」や「黄禍論人種差別主義」
が今だ跋扈してる事も現実である。われわれが、今拝領させられている憲法の歴史的な
背景を考えれば「民族の主体性」が及んだ痕跡などはどこにもありはしない。ただ幸い
にして、ごく早くに世の中に出られ当時の文壇なるものにも顔が出せば、さまざまな所
に戦前からの、明治の気性も残っていたし、日本人の知恵も、垣間見える状況だった。

136:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 13:06:44.38 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・85

 今や、左派とも極右ともとれる人々が、そこに敗戦の憤怒をもって生活していたのだ
。行事を通じて多くの先人たちとまみえることができる環境が次第に開けた。例えば、
広島原爆の碑には、ここに眠る人々の霊を雨露から守りたいという気持ちから、埴輪(
はにわ)の家型に設計された。中央の石室に原爆死没者名簿が納められ、石棺の正面に
は、「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれている。この碑文は
、すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないこと
を誓う。という言葉であり、過去の悲しみに耐え、憎しみを乗り越えて、全人類の共存
と繁栄を願い、真の世界平和の実現を祈念する「ヒロシマの心」が刻まれている。とさ
れるものである。昭和20年(1945年)8月6日、世界最初の原子爆弾によって 壊滅した
広島市を平和都市として再建することを念願して設立したもので、広島市でこの碑文の
意味を正確に伝えるため、慰霊碑前の平和の池の中に、多言語(日本語、英語、フラン
ス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、中国語(簡体字)、ハングル)での説明板を
設置している。ところがである。「安らかに眠って下さい」はいいとして、「過ちは繰
返しませぬから」となると、もう被害者になる事はない。と言う宣言なのである。こう
なると、核戦争の対抗論で、報復核の準備を決心した。と言う意味合いになる。これは
、広島市や数多くの平和主義者には反発があろうが、自主独立と誇りをもって核を準備
し、報復核で自主予防を委ねたい。との希望を意味している。つまり、慰霊に際しては
、もっと広島人は、いや日本人は強くなります。と宣言したのだ。これは戦後において
、「欲しがりません。勝つまでは。」「油一滴、血の一滴」「鬼畜米英」といった過激
に満ちた、軍国社会を耐え抜いた日本人の気性に合う話ではある。つまり、日本人には
周り全てが植民地支配の体制となり、いよいよもって仕方なく戦った。という事実と、
その胸芯はあったのだから、何故に国連法に違反の一般市民が焼け出されたのだ。米英
は紳士の国じゃなかった。やはり鬼畜に等しかった。という落胆が込められている。

137:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 14:33:24.93 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・86

 石原は、小林秀雄と親交のあった白洲次郎氏とも、ゴルフの会などで親しく話す機会
を得ている。会話の中で印象的だったのは、かつて吉田茂総理の側近中の側近だったろ
う白洲氏が、「吉田茂の犯した最大の間違いは自分も同行していったが、サンフランシ
スコの日本の独立が、認められた講和条約の際の 国際会議でアメリカ制の憲法の破棄
を宣言しなかったことだ。」と言った。この事は極めて印象的だった。と書いている。
この現在の世紀に至って、日本を囲む諸状況は、緊張を増していて、新しい危機の到来
が予感される。こうした今日に、果たして我々日本人は、今の憲法を金科玉条の如くに
墨守し、それを与えたかつての支配者達に、すべてを委ねることでの平和で、国家民族
の主体性を保持できるのだろうか。『天は自ら助くる者をのみ助く』という 人の世の
原理を、我々は、今ようやく憲法を見直すことで思い起こす事が出来るのではないだろ
うか。と問うている。現憲法に、その成立の過程を含めて 日本という国家の主体性を
疑われる節々が、多々あることは否めない事実だろう。それだけではなしに官僚支配と
いう、中央集権制の民主国家としての体質すらも損ないかねぬ条項がいくつかある。例
えば、予算を通じて官僚が国民を欺きかねぬ事態を保証している国の会計監査に関する
第九十条である。『国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し』と
ある。役人が、役人たちの税金に、関する所行を検査しても、その矛盾を 厳しく指摘
するなどということが、あるのだろうか。正に考えられない言葉巧みな矛盾で賄賂忖度
や斡旋収賄の促進法である。そのせいでもって、今もこの日本だけは国家の会計制度は
先進国の中で、いまだに非発生主義の単式簿記という体たらくで、赤字垂れ流し、効率
を問う、幾何基準は項目すらなく採点もされない始末だ。更に採点する民間研究機関も
ない。特別会計制度なる利権の巣窟が、温存され続け、まさに藪の中の蛇で、役人天国
の温存で塩川氏の言う牛すき焼きパーティ状態だ。これらも含めて我々はようやく本気
で憲法や身売りの国体経済を、われわれの子孫の繁栄のためにも、自分の目で読み直し
考え直す季節が到来している。

138:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 14:33:53.92 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・87

 このように、日本の一丁目一番地の改革は、国会と国体の政府方針での、米国対象の
外交方針と外交規定の決定と自立自尊の国家経営母体の建設である。日本の外務省が、
はっきりと認めている、一方的な国内の地位協定や、米国駐留のちゃんとした位置づけ
であろう。韓国の場合駐留米軍は一応は、国連からの多国籍維持軍であった為に米国の
駐留に違法とはしないながらも、撤去を求め、米国はそれに応じたが、中国は、敵対化
どころか、収受経済隷属国家でないと受け付けないとして、文政権の2トラックの国体
運営と言う政経分離経済は破綻した。中国に経済シャットアウト、米国に軍事援助拒否
で、レーダー開発にも日本に対してのレーダー照射や北のスパイ船長の忖度でも射殺と
いう悲惨さである。ではドイツはどうか。メルケルはじめ、欧州社会はロシアとの経済
交流での平和構築を目指した。日本の中国対応と同じだ。世界のグローバルなサプライ
チェーンに組み入れる事での、サプライヤーやサプライサイドのリスクを共に持つ関係
の構築である。ところが、これに猛然と反対したのが、ウクライナのガスプロムで資金
洗浄でしこたま利益を得ていた、クリントン財団につながる米国軍需産業である。名目
上は、ウクライナに支援された金は、米議会で審議が進む大型歳出法案で、ロシア侵攻
に抵抗するウクライナ向けの136億ドル(約1兆6000億円)の軍事・人道支援が
含まれている。その前のソ連崩壊時でも200億ドル2兆円ほどの投入されて5兆円程
リターンされて米国に入ったとされている。米国防総省は今回でも、ウクライナに対し
て最大3億ドル(約370億円)相当の軍事支援を即時に行うと発表したが、実は既に
武器リースは行っていたのである。軍事支援の総額は、ロシアの侵攻開始以降だけで


139:、16億ドル(約1950億円)に達するとしているのだが、このリターンの確定の為にノルドーガスのパイプラインの爆破まで行っている醜悪さである。



140:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 17:24:43.03 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・88

 海外においての、日本の言葉や思想と言うのは、途轍もなく奇異な言語なのだろう。
聖徳太子やらの言った「和を以って、貴しと為す。」と言うのは、現代人にも難しいの
であろうが、この和と言う言葉は、海外で当然中国から来た言語だろうが、中国や朝鮮
或いは宋などの文字や言語であっても、日本のアイヌ語に近い言語と融合し重箱読みの
類で、今やその意味や字画は逆輸出されている。愛や和と言った言葉は、中国語では、
「我愛」であって、単なる私は好きとか大好きにしか、意味はない。しかし日本での愛
は、好きではない。「愛憎」と言う言葉の様に熱中し人生を賭けた慈しみを表していて
、途端に似て非なる言葉となる。和も同じである。「和気あいあい」「仲むつまじい」
と言った友好関係を和睦としてるが、中国語の「和」は、学習初期段階から非常に頻繁
に使う重要な単語で、日本語で言う「~~は」と言う、接続詞と前置詞(中国語の介詞
)としての使われる。接続詞の「和」:「~と~」の意味を表したり、前置詞の「和」
:「~と(一緒に)」など動作の対象を表すとされる。この日本人や日本国が、争いを
好まず、全体の和を尊重する。とよく言われるが、これを説明するのは、外国人には、
殆ど不可能であろう。争いがまったくないわけではなく、社会や集団の整合性を重視し
、ときに個人の感情を表に出さないことが、良くも悪くも良しとされ「和」の精神の表
れとして、「沈黙は金」などは、イギリスの思想家・政治家カーライルの「衣装哲学」
の中の「Speech is silver,silence is golden.」を訳し「雄弁は銀、沈黙は金」とし
た言葉の輸入であって、ここに第三位はありませんが。多くの日本人に見られる影響で
、「銅は傍観とか追従」と言えるだろう。先輩諸氏に従え、長子恵遇の作法である。和
と言うのは、ここで、先人の知恵に従う。黙ってついていく。という事の緩い規制での
法律や掟とも言える。

141:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 17:25:07.91 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・89

 こうした私たちが、何気なく使っている日本語の言葉には、海外の人の胸を打つもの
があるようでもある。ニュースサイトでも、日本は最新技術で知られるとともに古くか
らの哲学を持つ国だ。との説明も多い。親日国としても知られるトルコデイリー・サバ
紙は、長寿国・日本の考え方を トルコにも取り入れるべきだと説く。「侘び寂び」は
日本固有のコンセプトとしては有名だが、意外にも「木漏れ日」などのワードも海外に
はない表現となっている。と報道する。例えば「生きがい」というのも「A reason for
 being(存在の理由)」と訳されて単語そのものがない。自分なりの人生の意義を見出
し、情熱を傾け一日一日を大切に生きる。仕事であれ趣味であれ、生き生きと毎日を過
ごすための秘訣としての、海外でも注目を集めているワードだと説明されている。たっ
たの「生き甲斐」や「甲斐性」だけでも長い説明文が必要だ。「もったいない」と言う
言葉も「勿体無い」と感じで書く。勿体とは、1外見や態度の重�


142:Xしさ、2態度や風格。または物の品位。とされる。所謂、人の見かけや格式や形式で、「ええかっこしい」の事である。これらにこだわらない。と言うのが「勿体無い」の語源である。つまり、見かけは重視しない宣言なのだ。食べ物を無駄にせず、限られた資源を大切に扱う。という思想が宿る言葉だとされ。英語でもwasteful(無駄が多い)との言葉はあるものの、やはり 「mottainai」と言う、「モノの本質を大切にする」と言う日本で重視されているワードとしての新たな単語となっていて、知名度が高い、オリンピック招致のスピーチを通じ、海外でも知られる事になった「おもてなし」も、見返りを期待せず、最高の待遇で、迎えることを意味すると解されている。日本社会に深く根ざした重要な文化の一部だと受け止められているが、実は大きく違う面がある。サ行五段活用の動詞で、「持て成す」の連用形に名詞化し御を付けたもので、成功の為の接待の任用であった。つまり、実は官用の、飛脚や旅人の厨車の食事や世話をやる仕事としての係の仕事で、あったのだ。見返りを期待せず。でなく先行して地位を得ての接待なのである。



143:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 17:26:52.87 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・90

 海外のメディアなどでそういった注目で、取り上げている日本の言葉に、仏教に由来
する侘び寂びの考え方がある。儚さや不完全さを認め、そこに未完成の美を見出す思考
を表現したものだ。常に完璧とはいかない人生のを、完全を目指す重荷から解放され、
未完成な自分を楽しむコンセプトとして海外で理解されている。だが日光東照宮にある
逸話のように、完成すればそれ以上の物が期待できない下り坂の思想は、日本人に多い
。詫びと錆びと言うのは、空白の論理で、言葉の様に「詫びと錆び」すなわち西洋での
十戒や、戒めの中の生き方なのである。「思いやり」も、現代では、自分の考えは一旦
置いといて、相手の心情を汲み取ろうとする考え方とされる。なかなか無私の心を得る
のは難しく、それでも相手の立場を尊重する教えとして、海外のビジネスや教育の場で
導入が試みられるようだ。だが少なからずそれらは「忖度」に帰する。忖度には、他人
の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。とされている。この
事が日本人の本質なのであろう。こうした想いと言うのは、人のみでなく動物や物にも
愛着として器用に存在し、仕事上にも育まれている。トヨタの進出で系列とか改善とか
が広まった。仕事に関連して、もう一つ有名な「改善」は、日本型のコンセプトである
。もはや英語として通用するようになった「カイゼン」だが、工場における効率を継続
的に高めていく手法として採用される。日々の好ましい習慣を、習得する方法として、
日常生活でも取り入れようとしている企業は多い。しかし、それらが、何故西洋に無か
ったのか。と言うのが大きな謎だ。西洋には、革新と保守と言う政治勢力が拮抗する。
ここで、経済でも、レボリューション(革命)とかイノベーション(改革)とかある。
しかし、「レボリューション」の語源は「回転する」の意味を持つラテン語の反転攻勢
を意味するものだそうだ。従って、イノベーションも変革を意味し、改善とは異なる。
とされる。

144:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 17:27:54.67 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・91

 少し経済的な話をすれば、日本語表現上におけるイノベーションは“innovation”の
に英語由来し、革新や変革、という意味があるのは確


145:かだが、しかし、実際の話のところ“innovation”も、元々の語源ではありません。語源はラテン語に遡り、「リニューアルされたもの」になる。この言葉自体には「技術やテクノロジー」を示す意味はないという点も押さえておくべきで、技術革新の話じゃないので、こうした和訳に賛否両論がある。イノベーションに対し「技術革新」という和訳を当てはめる例もありますが、これについては賛否が分かれています。単なる技術の進歩だけでなく、既存の技術や、テクノロジーを流用しつつも 全く新しいアイデアやビジネスモデルを発案することで変化を起こすというアプローチ法を以ってイノベーションとTVが盛んに放映するまちがいがそこにある。「イノベーション」の言葉を語る上で欠かせないのが、オーストリアの経済学者ヨーゼフ・シュンペーター氏の存在であろう。シュンペーターは、1912年に著書『経済発展の理論』において、イノベーションを、「経済活動の中で生産手段や資源、労働力などを、それまでとは異なる仕方で『新結合』すること」と定義したのだ。この定義が 100年以上経った今でも色褪せることなく、むしろ、再注目を集めている重要な考え方とされている。イノベーションと 似た響きのある言葉として「リノベーション」があります。しかし、これは全く別の単語であり、類語でもありません。リノベーションは住宅用語に分類され、主に大規模な改築や修繕を指します。住宅用語の中でリノベーションに近い「リフォーム」がありますが、リフォームが主に、原状回復や模様替えを意味するのに対して、リノベーションは建物全体の価値を高めるような、大がかりな改良や修繕を施すことを指す。つまり、本来リノベーションこそが「革新」や「変革」なのである。実はこの、ニュアンスの日本語と英語の違いがムズイのである。



146:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 17:33:39.69 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・92

 シュンペーター氏が定義するイノベーションを読みほぐすと、実は会社や企業でなく
世間や社会の改革という事になる。「イノベーションマネジメント」を文字通り読もう
とすると「イノベーションを管理する。」という風に考えがちですが、これは適切では
ありません。「イノベーションマネジメント」は、イノベーションを起こすための広報
、アイデアの、新しい創出やビジネスモデルの構築という事で、実は社会の変革につい
て行く事を示唆するプロセスである。事業化へのプロセスに関する意思決定や、判断を
最適化する。という極めて高度なマネジメント手法であり、技術革新を求めたデンソー
と違って、日航を再構築した稲尾哲学に近い。イノベーションを評価する際に、既存の
ビジネスモデルや成功例を基準に判断されるが、それはベストとはならない。というの
も、この変革の核心は技術でなく、業績や社員精神の統一化など、それぞれがそれぞれ
の企業風土にあった、新しい社会への対応であるからだ。この為イノベーションのマネ
ジメントの実行・運用すること自体が、容易ではない。と考えられる、このマネジメン
ト手法は、統一化や基準化出来ないのでさほど普及していない。各個に違っているから
だ。クレイトン・クリステンセンは著書『イノベーションのジレンマ』の中で紹介する
中に、「破壊的イノベーション」と「持続的イノベーション」の概念がある。持続的な
イノベーションとは、現在の市場で求められている価値を向上させる性質を持つものへ
イノベーションアプローチを指し、一方の破壊的イノベーションとは現在市場で求めら
れている価値を低下させる別の価値を、向上もしくは誕生させる性質を持つイノベーシ
ョンとされる。市場における既存のルールや、価値観を根本的に覆すというアプローチ
は破壊的な一面を持ち、むしろ、そうしてこそ新しい価値観を�


147:n造することができると提唱しており、この二つの相容れない事こそが、イノベーションの本質と性質である。ここで、日本語的には、政治の右派や左派、革新と保守と言う概念と同じに、日本にはない抽象的ものがある。色々語学的理解はあろうが、概論として奴隷制度もない差別と海外での 殺しや虐殺も厭わない差別という、意味は同じでも感覚的違いが言葉にある



148:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/14 17:37:49.91 AuH4/O+ff
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・93

 なぜこうした矛盾思想が生まれて、ジレンマがあるのか。実は改善やら改装と言った
リニューアルなどは、基本的に企業や枠組みの中で市場に寄り付いていく事であり、個
の中に存在する改革である。ところが、イノベーションは独善的な、使用市場の消費者
すら変えてしまう改革である。ここに「イノベーション指数」なるものが存在するのだ
。イノベーションを起こす土壌や、可能性を示す指標で、国際的なイノベーション指数
といえば、アメリカのブルームバーグ通信社が毎年発表している国ごとのイノベーショ
ン指数がある。つまり広範囲な土壌で、その地域や国まで広げた指数となるのだ。一方
、日本国内で有力企業に対してイノベーションの度合いを評価するものが、一橋大学と
日経新聞が共同で定めたイノベーション指数が広く知られている。後者のイノベーショ
ン指数は、米中の有名IT企業や日本の大手企業など国内外のリーディングカンパニーと
呼ばれる 約320社を評価したもので、指数の構成要素は組織力・価値創出力・潜在力に
関する18の個別項目の成績に値をつけたものだ。何をもって革新と位置づけるかは一概
に定義することが難しく個人の所感に左右される要素が大きいともいえます。一般的に
イノベーションとは、語源や定義と比べもう少し簡潔な内容で理解されており、主に、
「新しい物事の創造」や「社会に革新をもたらす」といったものとして解釈されている
。その意味でイノベーションの例を挙げれば、インターネットとスマホは、間違いなく
その部類の代表格で、著しい社会変革を起こした。インターネットの登場によって物流
や販売の仕組みは劇的に変化し、店頭販売以外の選択肢が誕生した。さらに電話や手紙
の既存の通信手段は、その大半をインターネットが代替している。またスマホはインタ
ーネットを加速度的に普及させ、無線通信によってパソコンがなくても、手軽に大容量
データを送受信でき、オフィスに出勤せずとも仕事をこなせるようにさえなった。これ
らのによるインパクトは絶大で、既存の業種や業態は急激な変化が迫られている。日本
では、言葉の意味合いに、そうした規模の違いや、レベルの違い、で明確に区別した物
は往々にして、見失っている。

149:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/16 20:02:45.70 alUP7DH1j
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・94

 自民党が、日本で巨大な多岐にわたる組織なのは間違いない。しかし、その一方で、
日本は、ロシアや中国の様な共産化を目指していないことは救いであろう。共産党中国
の、共産党内の各部門や各勢力が影響力を競い合っても、政府統制において、巨大権力
を行使してる。ライバルが有利にならないよう情報を隠し、意図的に行動を予見させな
いこともあるほど派閥に、汚職や腐敗や対立が息づいており、忖度が激しいものだろう
。その自民党の祖の岸信介が取り入った日韓関係の文鮮明の統一教会はえぐり出されて
いくが、同じように吉田茂の裏約束も大きくえぐられている。北方四島にも米国の保護
が掛る。そしてこの北方領土問題が解決できない理由に。さらにこの話には、もっとひ
どい話の続きは、米海軍がいつでも、どこでも、何度でも、勝手に駐留する事が出来る
。という占領規定である。こんな条件をロシアが呑むはずないことは、小学生でもわか
る事だ。この極秘マニュアルによれば、そうした法的権利をアメリカが持っている事で
、たとえば日本とロシア(当時ソ連)との外交交渉には、次のような大原則が存在する
。(3) だから北方領土の交渉をするときも、返還された島に米軍基地を置かないという
ような約束をしてはならない。と言う大原則なのだ。極秘マニュアルにこうした具体的
な記述があるということは、ほぼ間違いなく日米のあいだに、この問題について文書で
合意した非公開議事録(事実上の密約)がある。と言うことを意味している。したがっ
て、現在の日米間の軍事的関係が根本的に変化しない限り、ロシアとの領土問題が解決
する可能性は、じつはゼロであって。ロシアとの平和条約が結ばれる可能性もまたゼロ
なのである。たとえ、日本の首相が 何か大きな決断をし、担当部局が頑張って素晴ら
しい条約案をつくった。としても、最終的には、この日米合意を根拠として、その案が
外務省主流派の手で 握り潰されてしまうことは確実なのである。

150:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/16 20:03:19.28 alUP7DH1j
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・95

 「いったい、なぜ、こんなものがあるのか」その答えが本当の意味で知るためには、
じつは、東京都知事だった、美濃部亮吉の公開された政府への質問状時代から、既にあ
った。この時は、米軍戦車の国道、市道や都道の通行禁止に端を発した物だったが、橋
や道路の重量制限法と米軍の進駐する特別措置とどちらが優先するか。と言う問題だっ
たが、最高裁判所は、高度な外交の政治的判断は避ける。として判断しなかったのだ。
日本のマルクス経済学者の天皇機関説で戦前は白い目で見られ、戦後は一貫して左翼の
政治家とされた。しかし教育者であり、東京都知事(第6・7・8代)と歴任し、参議院議
員(全国区)も歴任した。成田の飛行場建設に際しても、横田空域問題が後ろにあった
。この横田空域問題は、東京都の西部(福生市ほか)にある米軍・横田基地が管理する
空域で広大である。巨大な米軍専用空域が、日本の空を東西まっぷたつに分断している
。「米軍基地問題」が沖縄だけの問題と思っている首都圏の人々は少し当事者意識をも
って認識していただきたい。東京の場合の、横田空域の境界は、上板橋駅、江古田駅、
沼袋駅、中野駅、代田橋駅、等々力駅の ほぼ上空を南北に走っている。高級住宅地の
世田谷区や、杉並区、練馬区、武蔵野市など、ほぼ全域がこの横田空域内にある。従っ
て境界線の内側上空で、米軍はどんな軍事演習をすることも可能で、日本政府からその
許可を得る必要もなく、ビルにぶつかって事故が起こっても泣き寝入りである。現実に
二〇二〇年から、横田基地に配備されるオスプレイは、すでにこの空域内で頻繁に低空
飛行訓練を行う事になる。又、富士演習場~厚木基地ルートなどでオスプレイの危険性
について驚かすつもりはありませんが、もしこの空域内でオスプレイが墜落して死者が
出ても、事故の原因が日本に公表されることはない。正当な補償がなされることもない
。つまり米軍の演習場内の都市なのである。早く遷都すべしと言う議論の種である

151:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/16 20:03:49.43 alUP7DH1j
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・96

 「戦後日本」に存在する見え隠れする、自治のない掟は、私たちが暮らす「戦後日本
」という国に、小作人解放の農地政策段階から始まっている。1947年(昭和22年)GH
Qの指揮下で、日本政府は農地の所有制度の改革を行った。元々、日本の官僚の間には
農村の疲弊を打開するために地主制度を解体する案があった。しかし、財界人や皇族・
華族といった地主層の抵抗が強くて、実施できなかったが、敗戦を機にGHQの威を借
りて実現した。太平洋戦争終結以降にアメリカの施政権下となった沖縄県および鹿児島
県奄美群島などでは、農地改革は行われなかったが、軍部接収が終戦後に行われている
。1945年(昭和20年)10月幣原内閣の農林大臣となった松村謙三が、就任直後記者会見
で「農地制度の基本は自作農をたくさん作ることだ。」と発言する。この時点でGHQ
に指示はなく、農林省担当者による農地改革案の説明に対しGHQに"no objection (
異議なし)"と答えているので、口裏合わせしすり合わせの法律(第一次農地改革法)の
原案があったのだろう。(農林省には戦前からの準備があった。)その後、松村の大臣
就任の4日後には出来上がり、その1ヶ月後には国会への法案が上程され12月09日に、
GHQの最高司令官マッカーサーは日本政府にSCAPIN-411「農地改革に関する覚書」を
送り、「数世紀にわたる封建的圧制の下、日本農民を奴隷化してきた経済的桎梏を打破
する。」ことを指示した形となった。第一次農地改革法は国会を通過したが、その後に
GHQに拒否され、日本政府は指示により、徹底的な第二次農地改革法を作成、同法は
1946年(昭和21年)10月に成立した。正確には農地調整法(1938年)の改正と、自作農
創設特別措置法(1946年)及び関連法の特別会計法などである。このようにして小作制
度は廃止され、地主が所有し小作人から地代を取得していた小作地は法23条の規定に基
づき交換され、いったん農林省が土地所有者として登記されてから小作人に分割される
などになった

152:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/16 20:04:19.74 alUP7DH1j
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・98

 「横田空域」や「岩国空域」という、米軍が管理するこのふたつの巨大な空域に関し
ては、JALもANAでも今も不自然な飛行が余儀なくされている。という。更に私達
日本人が、もっとも注目すべきポイントは、それは空域の大きさではありません。私た
ちが、本当に注目しなければならないのは、「この横田と岩国にある巨大な米軍の管理
空域について、国内法の根拠がなにもない」という事と、「全く公示しないまま隠され
て神棚のように置かれている」と言う驚くべき事実なのです(「日米地位協定の考え方
 増補版」) 「自国の首都圏上空を含む巨大な空域が、外国軍に支配(管理)されてい
ながら、じつはそのことについての国内法の根拠が何もない。」と言う放任主義である
。いったいなぜ、そんな状況が放置されているのでしょうか。小池百合子主義とされる
声明や折衝、あるいは、こうした米軍などと巨大な物との対決は、まったく今やない。
*註 原文は次の通り。「このような考え方からすれば、例えば北方領土の返還の条件
として「返還後の北方領土には施設・区域〔=米軍基地〕を設けないとの法的義務を、
あらかじめ 一般的に日本側が負うようなことを、ソ連側と約することは、安保条約・
地位協定上問題がある。ということになる。」(「日米地位協定の考え方 増補版」
1983年12月『日米地位協定の考え方・増補版・外務省機密文書』所収 2004年 高文研)
*註 しかし、美濃部行政に石原は自著『歴史の十字路に立って 戦後七十年の回顧』
で「美濃部都政時代に、増税なきバラマキ政策を行ったことで、東京都また日本に無償
福祉ポピュリズム、という悪しき影響を与えた。」「東京都が都政初の財政赤字自治体
になったことは負の遺産になった。」と批判した。美濃部都政下の公営ギャンブル廃止
に、財源確保の面から批判しており、パチンコ業界に反射的利益を与えた政策と主張し
ている。

153:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/16 20:05:32.30 alUP7DH1j
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・99

 石原は美濃部の対北朝鮮政策について「日本の保守派が支持する韓国よりも、北朝鮮
を正統な国家とする美濃部など 革新派の思想が、背景にある対抗意見や対抗意識があ
ったのだろう。当時から外部の人間に監視など移動制限を行っていた北朝鮮に訪朝した
ことで、北朝鮮の異常さも分からないはずもなく、理解した後も支援していたのだろう
。」と批判している。これは、日本の敗戦事情を知るものと、知らない者の差であろう
。当時の金日成は左翼とも右翼ともされない親日家であり、韓国人の米国系共産党の、
強引でスパイで密告を旨とした李承晩に、日本も北朝鮮もうんざりしていた筈だからだ
。1971年に、平壌を訪問し、北朝鮮首相金日成と会談している。これは、「都市外交の
一環」を名目としたもので、現職都道府県知事としては、唯一の北朝鮮訪問であった。
産経新聞(2016年5月7日付)の報道によれば、美濃部は、1971年の金日成との 会談に
おいて「私は1925年に大学を卒業して以来、約40余年間マルクス経済学を 勉強してま
いりました。それ故に、私は社会主義者であり、社会主義の実現を理想とする人間です
。金日成元帥がなされたような活動は、出来ませんでしたが、日本国内で私のなし得る
ことはやりました。・・云々・・このような立場にたっている私としては、貴国で進め
られている社会主義建設の、素早いテンポには 非常に尊敬の念を抱いてきました。」
と発言し、社会主義下の平壌の現状を引き合いに「資本主義の負けは明らかである」と
断じている。産経新聞では、その記事中で「朝鮮学校の認可は、金日成訪問の手土産で
あった。」と報じている。1971年11月には、中華人民共和国にも訪問し、当時自由民主
党幹事長だった保利茂から俗に「保利書簡」と呼ばれる周恩来宛の書簡を託されてる。
美濃部都政下の東京都と、中華人民共和国の首都北京市は 1979年3月から姉妹都市と
なって、翌4月に都知事に就任した鈴木俊一の都政でも、東京と北京の交流関係は続く
ことになった。池田信夫は、美濃部の政策を「革新自治体のバラマキ福祉」と批判して
いる。

154:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/18 11:35:54.12 /E+cQUSLK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・100

 最初に、民主主義について言えば。民主主義はフランスやアメリカのようなその牙城
でさえも、攻撃を受けている。ロックダウンなど、人々の自由を制限することでのみ、
ウイルスを封じ込める措置が広範囲でとられるからだ。時には強権的に施行された中国
が賞賛された事もあったが、それが失敗である事も証明された。2020年より前には考え
られなかったことだが。コロナ禍が民主主義の基盤を侵食�


155:オた。などと考えている人がいたら、極めて不適切である。パンデミックと、現在の状況を見れば、それを乗り越えることに最も成功したのは、民主主義国家であることがわかる。特にロシアの今の現状を見れば、批判隠しの紛争の可能性すら見えて来る。中国では、当初も今も最悪である。自国民にも嘘をつき、外国人にも嘘をついてきたからである。そのために、パンデミックに発展し、2・3度も、食糧供給のないアパートにに閉じ込められた住民が餓死して行くと言う事件・事故も発生しているのです。もし中国が、19年12月に、本当のことを世界に連絡し、言っていたら、こうならなかったでしょう。中国は、コロナが流行った後すらも、その科学的解明を避けているままだ。そうやって自国民に嘘をつきました。どうすべきかの説明すらもできなかった。今日、パンデミックにおいて、世界で最悪の国の一つが中国であると断言できています。ロシアもパンデミックに関しては、最悪です。一方で、民主主義国家に目を向ければ、私たちはずっとましでしょう。このような状況を乗り切るのに、最も成功しているのは、世論に対して透明性のある国々なのです。すなわち、「何が起きているのか」「どうあるべきなのか」を国民に表明した国です。そして、それが成功したの国々なのです。



156:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/18 11:36:25.89 /E+cQUSLK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・101

 最悪のシナリオの例としては、ブラジルを挙げることができるでしょう。ブラジルは
、残念ながら、今のところ本当の民主主義国家ではありません。フランス、ニュージー
ランド、韓国、日本、イギリス、ドイツ、スウェーデン、カナダ……。こういった国々
は、パンデミックに直面したときに、はるかにうまくやりました。これは主に民主主義
の国家として当然でもあり、民主の国にとっても、成功なのでしょう。 たしかに、人
はパンデミックによって、我々の行動制限が掛り、個の自由が損なわれたのは事実です
。しかし、奇妙なことに、多くの人々が、それを「良し」としたのです。多くの人が喜
んで家に留まったのです。多くの人が自宅で仕事をすることになり、ある意味新発見をし、家族団らんや育児や家事を目の当たりにして、生活に満足していました。それらは、
政府が必要な資源を提供すれば、生活できる。ということです。もちろん、政府が在宅
勤務のための資源を、提供しない国では、自宅で仕事をすることは悲惨でした。そして
、多くの発展途上国がそうでした。民主主義国家は、そうではありません。ですから、
長い目で見れば、民主主義がパンデミックの勝者である。と確実に言えるのではないで
しょうか。では、新型コロナウイルスのパンデミックやロシアのウクライナ侵攻を経て
、私達人間の未来や将来の世代に、害を与えていることには危機感がないのだろうか。
「命の経済」を強調されている「世界屈指の知識人・ジャック・アタリ」が指摘する様
に、これらは、幅広い分野にまたがって影響があります。例えば、教育、保健、農業、
そして持続可能なエネルギーなど、です。また、「利他主義」を公的な議論の中心に取
り戻すよう呼びかけています。これは、気候変動や自然破壊、健康や教育の軽視といっ
た問題を解決するためですが、命の経済と利他主義に再び焦点を当てることになるまで
の経緯がそこにある。

157:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/18 11:36:55.48 /E+cQUSLK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・101

 最悪のシナリオの例としては、ブラジルを挙げることができるでしょう。ブラジルは
、残念ながら、今のところ本当の民主主義国家ではありません。フランス、ニュージー
ランド、韓国、日本、イギリス、ドイツ、スウェーデン、カナダ……。こういった国々
は、パンデミックに直面したときに、はるかにうまくやりました。これは主に民主主義
の国家として当然でもあり、民主の国にとっても、成功なのでしょう。 たしかに、人
はパンデミックによって、我々の行動制限が掛り、個の自由が損なわれたのは事実です
。しかし、奇妙なことに、多くの人々が、それを「良し」としたのです。多くの人が喜
んで家に留まったのです。多くの人が自宅で仕事をすることになり、ある意味新発見を
し家族団らんや育児や家事を目の当たりにして、生活に満足していました。それらは、
政府が必要な資源を提供すれば、生活できる。ということです。もちろん、政府が在宅
勤務のための資源を、提供しない国では、自宅で仕事をすることは悲惨でした。そして
、多くの発展途上国がそうでした。民主主義国家は、そうではありません。ですから、
長い目で見れば、民主主義がパンデミックの勝者である。と確実に言えるのではないで
しょうか。では、新型コロナウイルスのパンデミックやロシアのウクライナ侵攻を経て
、私達人間の未来や将来の世代に、害を与えていることには危機感がないのだろうか。
「命の経済」を強調されている「世界屈指の知識人・ジャック・アタリ」が指摘する様
に、これらは、幅広い分野にまたがって影響があります。例えば、教育、保健、農業、
そして持続可能なエネルギーなど、です。また、「利他主義」を公的な議論の中心に取
り戻すよう呼びかけています。これは、気候変動や自然破壊、健康や教育の軽視といっ
た問題を解決するためですが、命の経済と利他主義に再び焦点を当てることになるまで
の経緯がそこにある。

158:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/18 11:37:42.77 /E+cQUSLK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・102

 ここで、3つのコンセプトを説明しましょう。つまり3つの骨格としての思想の基軸
である。まず1つ目は、人々と言うより、生物が産まれた時から持っている「利他主義
」という概念です。「自分が他人の幸福に関心がある。」ということです。これは自我
に関わる、自分と、他人とを区別する作用に基づくものだ。生まれて間もない頃には、
自分と親、自分と兄弟 家庭と他人と言った間柄が、そこに現れて教育機関が無いにも
関わらず我々は区別を理解するのである。2つ目は、ポジティブな社会である。ポジテ
ィブな社会とは、何でしょうか。能動的社会と訳される社会の事だ、行動化精神にあふ
れた世界である。それは、実は次の世代の面倒を見ることが自分たちの利益である、と
理解している社会のこととされる。つまり、逆に言えば子孫繁栄に繋がらない仕事は、
仕事ではなく、社会悪や反社活動、という事になる。隣人だけではなく、まだ生まれて
いない人たちにも「利他的」である。つまり日本語的に言えば建設的行動と言うことに
なる。直感的に理解するのは難しいですが、この部屋にいる私たち皆がまだ生まれてい
ない人たちの「幸福」にも関心を持つ事になる。つまり、日本精神で言う「英霊の遺産
」とか、「特攻精神」とか「手伝いは、やろう。やろう。の心意気」とかのスローガン
の話となる。つまり、そのためには、日本の例が非常にわかりやすいでしょう。仮に、
将来、生まれてくる人がいなくなった。と仮定する。そうすると、それは自殺行為であ
る事になる。今、日本に住んでいる人達には、これから先、ひどい人生を送ることにな
る。少子高齢化の波の、労働人口収支が、そのまま国家の財源収支となるからだ。です
から、まだ生まれていない人たちの幸福に対する利害に、大きく関わるし、彼らがまだ
生まれて無いのにも関わらず、子供に対して利害に関わる事になる。そう、生まれて来
た時のポジション問題、所謂親ガチャの産まれ環境の良さが結果となるのだ。

159:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/18 11:38:25.47 /E+cQUSLK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・103

 だから、これは「ポジティブな社会」「理解する仕事社会」と呼んでいます。つまり
、それは、「多くの世代の利益を大切にしなければならないこと。」を理解している様
な社会のこととなる。つまり、世代格差、ゼネレーションギャップの無い世界が唯一の
幸福社会をつなげるものだ。と言う原理とその証明という事になった。3つ目のコンセ
プトは、カジノ経済が言及した「命の経済」と言うです。この概念は「パンデミックの
際に、何をすべきか」の重要な要素と重なったように思います。パンデミックについて
見てみると、事の発端は、中国の不潔な卸売市場である。衛生の欠落、粗悪な食べ物、
透明性の欠如、民主主義の欠如などが、パンデミックを招いた。しかしその少し前から
SDG's や カーボンニュートラルなど地球規模の危機管理対策が叫ばれていたのだ
。それは、今の企業にある「企業道徳」、最近ではコンプライアンス(法令遵守)の訳
語が使われるが、基本は企業の行動学で、投資家、消費者などのステークホルダーにも
大きな繋がりと影響を与える様に仕組まれてきた事だ。社会や環境に深刻な被害を与え
るもので、企業の行動は、常に高い倫理性をもって行動して、現実の企業においても、
いかに掲げる種々の社是や事柄と、結び付けて経営者をはじめとした行動指針によって
一人一人の人間も、個々の現場に倫理的に正しい判断を行うことを規制し企業倫理が守
られて、社会道徳まで守られる。と言う考えで、「アライアンスコンセプト」とされて
、英語での「同盟」や「縁組み」「枠組み」の基本的繋がりに、経済利益から、実は、
道徳的精神や 省資源化での繋がり、つまり「系列同盟」が重視されてきたのである。
しかし、これらは進化と言う物ではなく、およそ竹下内閣時代、1985年(昭和60年代)
から既に、持続可能な省エネ時代の構築は、叫ばれていた事で深化という事になるのだ
。だが、日本はそれらに逆行して、消費税システムを入れ、諸外国も理解した行動を示
さなかったのである。

160:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/18 11:38:46.06 /E+cQUSLK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・104

 ゲーム理論に於いてのカジノ経済学では、カジノディーラー、つまり、親なんだが、
この親と賭ける客の間には、一つの事象しかない、つまり掛けたら勝つか負けるか。で
ある。ところが、親が勝続ければ、客は損をする。つまり、損ばかりであった。とする
ならば、客は来ないし賭けない。当然である、持ち金が無くなり不足するか、魅力も無
く賭ける気にならないからだ。では逆に客が勝ち続けると、これも又店が存在しないし
、損ばかりでは客を呼び込めない。成り立たないからだ。そこで程よく勝ち程よく敗け
る様な、大衆に対して成り立つゲームルールとなる。ところが、である。この大衆とか
、一般、とか言う物の、何処に指針を置くか、で変化する。殆どの場合のゲームに攻略
法なる怪しげな方法がある。なぜ怪しげか、と言うのは、ルール上出来ても難解だから
である。例えば、カードゲームがある。通常のカードゲームルールでは、対人とのゲー
ムの勝敗でその賭けの勝敗が決まる。ところがこうした物が商売上になると、ルール上
の平等さで、デーラーが勝つか対する客が勝つか、に賭ける勝敗になる。つまりダービ
ーと言う対馬券である。ブラックジャックでも競馬でも、賭けるのは自由に勝てる者を
選ぶ。と言うやり方である。しかし、これらにも攻略法がある。それが確立論でなく、
統計論である。確率論は、サイコロの賽の目が平等に1/6に出る事の数学的見地から
の勝敗率である。しかし、統計論では、例えば投げる人の癖だとか、サイコロの癖とか
を勘案する為に過去の惜敗率で行うものだ。従って競艇も競馬も、馬だとか騎士だとか
天気だとか競馬場模様だとかで、人々は選考するのである。そこで出る答えが、順位の
勝敗には偶然はないが、そこに賭ける人は偶然しかない。と言う現象になる。それを、
社会学や経済学で貯めて具現化し、貴族の遊びとして発展したのが、投資世界である。

161:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/18 11:39:14.54 /E+cQUSLK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・105

 投資世界では、今日の利率の裁定は一般化された投資家が決める事になる。良い分野
と、悪い分野が分かれていようがいまいが、人々はその時々の勝ちに賭ける。それは、
価値でも、業績でも、技術でもない。瞬時瞬時の突風の様な利率の伸びである。これが
今「死の経済学」での悪い分野に注がれたとして改定が迫られている。「すべて毒」の
素とされる科学分野での発展が、気候に災厄をもたらす化石燃料分野。つまりエネルギ
ー分野に罰点が付けられたのだ。これは、カジノ経済での総取りの欲望というもので、
破綻経済の石油やガスなど関連した、メジャーや巨大投資家の守銭奴の働きと発達で起
こったものだ。日本でもこのエネルギー危機で、オール電化と言うリスクヘッジ出来な
い便利さに釜かけた生活者が悲鳴を上げている。電力会社が電気器具とつるんでの販売
促進や消費拡大に走ったからだ。こうした事は科学が悪だ。と言う話ではない。生活実
態に於いて、当然人類進化に進むべき道は、科学の発展や原子力利用などという事に、
なるであろう。しかしながら、薬と毒は紙一重の例え通り、経済の病人に、これはいか
んと、バンバン現金支給し、投薬すればよい。と言う物ではない。アトキンス理論では
「労働分配率の低下と企業投資の減少によって、世界的にインフレ率が低下して、日本
は、人口減少と高齢化という さらなるデフレ要因も加わって、デフレから抜け出せな
くなっているのだ。」と評価分析し、「日本で賃金が上がらないのは、労働分配率低下
と企業投資減少に最大の原因があって、個人消費が増えないことが、企業の緊縮戦略の
原因だと反論するが、そうではなく個人消費が増えているときも、企業は労働分配率に
投資しなかった事だ。」と説く。「理屈上、唯一日本経済が成長しない理由がデフレで
ある事」が成立するには「企業が労働分配率を下げ、投資もせずにいたら競争に負けて
GDP低下は何処の国でも起こる。これは原因がデフレだからということにならない。
」と叫んでいる。

162:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
23/02/18 12:25:06.59 /E+cQUSLK
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・106

 ところが、事はそう単純な話ではない。毒の様な化学製品の進歩、あらゆるものに、
石油製品があり、自動車・繊維製品の大部分、化学産業の大部分、観光の大部分、飛行
機、食品中の人工甘味料に関連する大部分の、毒なる要素は約62%もある。という。
また、自然に由来した、「善」なるもの「自然活用の生産形態」「省エネや、天然使用
」の製品と言う、毀損しない社会の創造品は僅か25%程度だ。と叫ばれている。この
区分は、経済学者で思想家のジャック・アタリ氏などの提唱する「命をつなぐ経済」の
構築は、そう多易い物ではない。こうした理念は既に1980年に国際自然保護連合 (IUCN
)、国連環境計画(UNEP) などがとりまとめた「世界保全戦略」にも初出しているし竹下
氏の声明を発した「持続可能な多様性社会の尊重」でも内容は一致していた。1991年、
「環境と開発に関する国連特別総会(UNCED)」いわゆる地球サミットの開催を、
提唱し翌年に控えて「地球環境保全と持続可能な開発を両立させるために」必要な資金
調達問題が、サミットの成否を握るという状況を呈した。モーリス・ストロングのUN
CED事務局長の要請を受けて、竹下登元首相は、中心となって、カーター元米国大統
領をはじめ、国際世論に影響力のある有力者を、「地球環境賢人会議」として東京に集
めて国際会議を開催した。この成果は、そのままリオ・サミットの成功につながって、
リオサミット前段会議と称された。これを踏まえGEAは、開催に尽力した日本側の、
有力者・超党派国会議員・経済界・学会等をメンバーに、竹下登元首相が発起人となっ
て発足したものとなっていた。初代会長は竹下登元首相、2代目は海部俊樹元首相、3
代目会長は平岩外四経団連名誉会長、現会長は斎藤十朗元参議院議長として活動した。
また、アメリカ合衆国第39代大統領のジミー・カーター氏も、海外顧問の一人です。


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