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山口真由
ところで、改めて考えてみると英国に3人誕生した女性首相は全員が保守党出身だ。
そして保守党といえば、直近の党首選に手を挙げた候補者たちは極めて多様だった。
トラス首相とインド移民の家庭に生まれたリシ・スナク氏を、「英国で最もセクシーな国会議員」と称された白人女性ペニー・モーダント氏と10代の頃までナイジェリアと米国にいた黒人女性のケミ・バデノック氏が追走。
序盤に早々に離脱した唯一の白人男性、トム・トゥーゲンハット氏は最下位だった。
他方、労働党は一貫して白人男性が率いる。
一般論として左派は多様性に寛容で右派は不寛容といわれるが、これはウソなのか?
いや、そうでもない。
トラス首相とスナク前財務相、サッチャーとメイという過去の女性首相には共通点がある。
そう全員が超名門オックスフォード大学の出身だ。
階級社会のイギリスでは人と人とを分けるのは、人種や性別よりもむしろ学歴かもしれない。