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櫻井よしこ「焼身自殺をテロと呼ぶ中国の狂気」
URLリンク(yoshiko-sakurai.jp)
チベットは中国の一部という政治的主張のために、学問・研究の基本原則までも改変してしまうのだ。チベット人の焼身自殺についても中国政府は新しい定義を編み出した。焼身自殺者は自殺者ではなくテロリストだというのだ。新しい定義に基づいて中国政府の取り締まりは強化され、苛酷さを増した。自殺をはかっても火を消され生き残った場合、手当をしてもらえず連行される。生きて戻った例はない。昨年3月16日、四川省のアバ地区で焼身自殺をはかったプンツォクという若い僧の事例は、もっと悲惨だった。彼の身体を包んだ炎は、漢族の武装警官によって消されたのだが、そのあと、まさに地獄絵が現実となった。武装警官らは火を消したあと、その場で、息も絶え絶えのプンツォク氏を死ぬまで殴り続けたのだ。
「日本こそ、アジアの大国」
これまでも中国政府はテロリストという言葉でウイグル人を弾圧してきた。01年9月11日、米国が同時多発テロ攻撃を受けた途端に、中国政府は国内のイスラム教徒であるウイグル人をテロリストと位置づけた。アルカーイダ勢力への米国人の恐れを巧みに利用して、中国政府は9・11をウイグル人弾圧の好機としたのだ。そしていま、再び、テロリストという言葉でチベット人弾圧を進めるのが中国共産党である。