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>>37
◆@kgbcccp0171 2022年02月27日
ロシア情勢の最低知識【1】 ーパイプラインについてー
赤い線が元々のウクライナ経由欧州行。2009年に「ガス紛争」が起きている。
値段交渉が折り合わず、露がウ向けガス停止。ウがガスを抜き取る!露、ウへ供給停止。という事件である。
そこで2012年に「ノルド1(水色)」ができている。
欧州には安定した露のガスは魅力的。そこで「ノルドストリーム2」が建設された。この稼働を全力で阻止したのが米国だ。
『この稼働は「ユーラシア・欧」という巨大な経済圏は米国を必要としなくなる』。
そこで一貫して米国は「露・欧州エネルギー交流」を妨害してきたということは重要な背景だ。
『欧州とロシアが友好関係を保つ世界では、米軍基地も、NATOも、高価な米国兵器も』、
『米ドルでのエネルギー取り引き決済もいらない』。
ドルの価値は急落する。『経済大国は自然、中国にうつっていく』。
『このパイプラインは、戦後長い間アメリカが君臨してきた「一極世界秩序」の終わりを意味するのだ』。
なお、見逃してはいけないのは、現在「シベリアの力」と呼ばれるガスパイプラインが、中国に向けて稼働している。重要な点である。
『イランを経由してインドまでも延びる予定なのも見逃してはいけない』。いざとなれば、欧州だけが取引相手ではないということだ。