22/01/28 16:04:23.04 Ry4R0MIZ0.net
こういう人いるよ。
医師は穏やかに出来るだけ苦しまずに死ねるように、看取りまじかの人には
点滴もしない。水欲しがっても飲ませないようにという事も多い。
下手に水を飲ませても、代謝しきれず肺に水が溜まってベッドの上で溺死という
苦しい死に方になるから。
これがほんとかどうかは分からないけれど、脱水気味で看取った方が本人も
恍惚感で苦しまずに済むと言われている。（あくまで医療の定説。）
それを残酷なやりかたで放置された、と受け取るご家族は多い。
医療ももう少しちゃんと説明した方がいいと思うんだけど。
結局、いつどういう形で亡くなるかというのが高齢者の最後の課題なんだけど、
本人より子がそれを受け入れられない事は結構ある。
「延命は希望しない」と言いながら、ガッチガチの医療的管理を求めて
ガミガミ医師にくいつき、モニター付けたり血液検査させたりして体調異変の
兆候を見逃すなと要求していたり、
そういう事も全部延命だというのが解らない。
漫画に出て来るような、縁側で座りながらポックリという往生スタイルだって、
事前に検査してれば心不全の兆候を発見できて防げた事故だったって可能性もある。
でも、そうすることで管だらけにされて食べたいものも飲みたいものも我慢させられ
点滴だけで生かされてる生きる屍みたいな晩年を何か月も何年も過ごす事に
なっていたかもしれない。
いくら説明しても受け入れられない人には受け入れられない。
老衰っていうのは、老衰って周囲が判断したから老衰なのであって、
どんな死に方にも病因は必ずあるし、緻密に検査なり処置なりし続けたら
残酷な方法で生き延びさせる手段ならいくつもある。それにも限界あるけど。
結局、どこかで割り切らなきゃならない。そうでないと本人に苦痛を強いる。
でも、親がいつか死ぬと頭で理解していても、
心理的にどうしても受け入れられない人っている。
独身に多い。
子のエゴで、無理やり生かされてるボロボロの状態の高齢者がかわいそうになる事がある。
いい加減、楽にさせてあげなよって思う事がある。