21/08/07 02:05:48.41 NGN/sMTs0.net
>>136
「学歴」よりも「塾歴」
東大理Ⅲに多くの合格者を出す学校といえば、灘、開成、筑駒、桜蔭あたりが有名。それぞれ個別に見ていくと、たとえば2015年に開成から理Ⅲに合格した14名中13名が鉄緑会出身だ。同様に、灘では15名中13名が、筑駒では9名中8名が、桜蔭でも9名中8名が鉄緑会なのである。駒東からも理Ⅲに3名の合格者が出ているが、実は全員が鉄緑会出身である。
毎年春になると、週刊誌各誌がこぞって東大合格者ランキングの特集を組み、やれ「開成が1番だ」とか「灘と筑駒はどちらが上か」などということが話題になる。
卒業生数と東大合格者数の割合から東大合格率によるランキングを作ってみたり、各大学の偏差値と合格者数をかけ合わせて学校ごとの「大学合格力」なる指標で並べてみたりして、「どの学校がいちばん東大に近いのか」「いい大学に行ける学校はどこか」をあの手この手で比べようとする。それによって翌年の中学受験における各学校の倍率が如実に変わる。しかしそれも虚しいことに思えてくる。
「学歴」よりも「塾歴」。この国では塾が受験エリートを育てているのだ。
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