21/05/27 16:31:57.02 etBZ4Ns4M.net
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「税金を何だと思っているのだ！ トリエンナーレ、あっちこっちに電凸したので報告」2019年8月、高須クリニックの高須克弥院長がツイート。「先生の力で大村知事に天罰を」いいねは17.000件に上った。
田中孝博容疑者「10年前の名古屋市議会リコールに比べ、今はSNS（ネット交流サービス）が充実した社会になった。高須先生のツイッターには80万人、河村（たかし）市長には20万人のフォロワーがいる。ホームページに（署名の受任者の）登録をしてもらえば、一瞬のうちに100万人が集まる」
高須氏らはツイッターなどで活動の様子を随時発信。
同8月25日には「命をかけて出陣します。あなたの署名が愛知を甦らせます」（1.6万いいね）と投稿。
大阪府の吉村洋文知事も「リコールは簡単にはいかないと思いますが、応援してます、なう」と支持を表明。
高須氏の投稿はヒートアップ。
河村市長とのツーショット写真と共に「勝利は目前」「肌感覚ではリコール圧勝です」。10月上旬からはハッシュタグ「#日本のためにお辞めください大村知事」を付けた投稿を拡散。
その一方で、じつは署名は集まっていなかったのだ。
逮捕前、田中容疑者は「署名が思うように集まらず、大変だと思っていた時、広告関連会社の社長から提案があったので署名集めを依頼した」「高須先生が『勝利が見えた』と発信していて、恥をかかせてはいけないと思った」。
政治とSNSの関係に詳しい麗沢大の川上和久教授（政治心理学）「SNS上では、自分が聞きたい意見や情報しか見えなくなる『フィルターバブル』の状況に陥りやすい。自分が目にするネット上での盛り上がりと実際の世論を見誤り、そのギャップを埋めるため民意の偽造に至ったのではないか」…第ニ回につづく（記事を抜粋、要約）