20/11/23 04:08:43.65 5UpSRyzQ0.net
>>207
なあ、IPCの定義から話さないといけないのか?
ASCIIのページから引用すると
P=F×IPC
PがPerformance(処理性能)で、FがFrequency(動作周波数)、IPCは「Instructions Per Cycle」
つまり、クロックあたりの処理性能を調べるってのはイコールIPCを調べることになるわけだが
Pの定義がアーキテクチャによって異なるから、
典型的な処理をベンチマークで行った結果で比較するって事なんだぞ
要は
ある処理にx86だと1P
ARMだと2P必要だとしても
ベンチマークのシングルの結果ではそれが考慮された形で現れるわけ
具体的にはベンチのシングルスコアは
P×(アーキテクチャで異なる定数)
と表されるわけだから
=F×IPC÷(アーキテクチャで異なる定数)
となる
ここで相対IPCをIPC÷(アーキテクチャで異なる定数)と定義してやれば
クロックあたりの性能(P÷F)は
相対IPCとイコールになるんだが
要は、クロックあたりの処理量は、命令セットが違おうがシングルスレッド性能とその時のクロックで考えられるという当たり前の事しか言ってないんだけどなw