20/10/23 22:40:29.56 YuAkYr4Z0.net
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【簿記能力検定】
全国経理教育協会(全経)という団体が実施している簿記検定で、全経簿記ともいう。
英検や秘書検定などと同じ、文部科学省後援の検定試験。主にビジネス系の専門学校生が受験する。
ちなみに全経は内閣総理大臣を務めた森喜朗氏や麻生太郎氏が会長を務めたこともある団体である。
日商簿記が社会人向けであるのに対し、全経は専門学校生が授業で学んだことを確認するために受ける試験であるため、その性質上、日商簿記よりはやや難易度が低めに設定されている
(とはいえ、全経上級は別格に難しいが。)。
上級、1級、2級、3級、基礎簿記会計の5つのランクがある。
全経1級が日商2級と同じくらい、全経2級が日商3級と同じくらいの難易度と思ってもらえると良い。
全経上級に合格すると、日商1級同様、税理士試験の受験資格を得ることができる。
日商1級より合格難易度がやや低いため、手っ取り早く税理士を目指すのであれば全経上級のほうがオススメである。
ちなみに、ざっくりと難易度が高い順番に並べると、
日商1級>全経上級>日商2級≒全経1級>日商3級≒全経2級≒全商1級
(左のほうが難易度が高い)
といった感じである。
【簿記実務検定】
通称、全商簿記。商業高校生のための簿記検定であり、必修となっていることも多い。
主に高校生が受験する試験であることから、一般的には日商簿記や全経ほど難易度は高くないと言われる。
ちなみに全商の1級が日商簿記3級と同じくらいと言われることが多い。