20/07/21 06:52:20 rS6Mv+qQp.net
>>296
バブルが弾けた反動は凄まじく、まさに今のコロナ不況のような状態だった。
企業側に雇用の余裕がなくなり、内定取り消し、採用枠の激減によって、就職難民となった学生たちは「とりあえず仕方ない」とアルバイトや派遣労働者となった
しかし新卒至上主義のこの国では、一度新卒のチャンスを逃せば二度とチャンスは巡って来ず、次の年にはその年の新卒しか採用の対象にならないということを何年も繰り返し、年を追うごとに就職は難しくなっていった
やがて不毛な就職活動に心折れ、20年もアルバイトや派遣で時給が100円上がっただけなどという、キャリアを積むチャンスさえなかった中年が大量に生産されていった。それが俺ら就職氷河期世代
これからも日本は右肩下がりだろうが、コロナが落ち着けば、雇用は少しずつ回復していくだろう。
しかし今年就職出来なかった学生、リストラされた会社員、会社が倒産して失業した人、この人たちはほぼ全員が俺たちと同じ運命を辿ることになる。
コロナが収まった時に企業が雇いたいのは、コロナで就職出来なかった学生や失業した人ではなく、その年の新卒なのだから