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新型コロナウイルス時代のイベント・ガイダンスとして、米国の業界専門家によって作成された「イベント・セーフティ・アライアンス再開ガイド」は、コンサートを再開した際、モッシュやクラウド・サーフィングの禁止を強く求めています。
米イベント安全連盟(Event Safety Alliance)の副社長スティーヴン・アデルマンが編集した29ページのガイドラインには、一般的な入場イベントに関する次の規定が含まれています。
「イベントが再開されるときは、いくつかの明らかな変更が必要になります。観客は、いつものようにステージの前に立つことができません;モッシュやクラウド・サーフィングは、それ自体がソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の違反であり、
このパンデミックの間に絶対に禁止されなければなりません;利用者が集まる廊下や喫煙エリアも、健康ポリシーを実施するために監視する必要があります」
このガイドでは、人々の間に適切な距離を保つために、「屋内スペースの床には目立つ高さのガフテープ(撮影現場で使われる布製の粘着テープ)、
屋外スペースにはスプレーチョーク、サーベイフラッグ(調査旗)、コーンを使用して6フィート(約2メートル)の間隔をマークすること」を推奨しています。
ガイドはまた、会場のスタッフは、観客が遵守しているかどうかを確認するためにエリアを「パトロール」することを提案しています。
ガイドはまた、会場スタッフの1時間ごとの手洗い、マスク着用の義務、ドアノブやシンクの蛇口、エレベーターのボタン、自動販売機、ゴミ箱などの消毒ほか、会場のスタッフが行う必要がある予防策と手順についても説明。
また観客全員に対し体温検査を行い、観客が一塊にならないよう会場への列をずらして配置することなども提案しています。
■「イベント・セーフティ・アライアンス再開ガイド」
PDFファイル
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