20/02/24 18:17:46 68Utxdky0.net
>>23
や、それは違う。
いわゆるオウム事件。オウムが異常な犯罪者集団だと世間が認識し始めたのは
地下鉄サリン以後からでその前から犯罪行為を行う集団ではあったが
世間的には国政選挙に出て変なパフォーマンスをして落選したり
80年代末期には教祖がバラエティ番組に出ていたり
変な集団、笑う対象としての存在でしかなかった
一方では70年代から米国で流行り始めたカルト宗教団体
ニュー・エイジ系の思想を取り入れて90年代初頭に集団自殺したとかニュースにもなっていた
富野はVガン製作準備期間である91年から92年にかけてそれらのトレンドを取り入れていて
オウムに関しては80年代末期のメディア登場初期か注目していて、教祖にかなり興味があったとインタビューで語ってる
Vガン製作の準備期間がF91の劇場公開後から92年までだとして93年3月放送には放送が開始されている
実質的な製作期間が91年の年末から94年の3月放送終了までだとすると
その頃のオウムは次々と事件を起こしていたものの、それは水面下の出来事で警察も把握出来なかったほどで
世間も全くオウムには関心が無かった頃にVガンは製作、放送時期は終わってる
世間がオウムに目を向けたのは地下鉄サリン事件の後からで
地下鉄サリンは95年に起きる。Vガン放送終了から1年後の話
つまり時代としては被ってるものの、Vガンとオウム事件は直接的なリンクはしていない
Vガン製作時に富野が思い描いていた宗教集団は国内のカルトではなく
北米カルト宗教団体のニュースなどを参考にしていたと思う
95年の地下鉄サリンまではオウムが狂った集団だと日本人の殆どは思っていなかった
それは当時を知ってる俺の所感でもある