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12月2日に参議院本会議で安倍晋三首相が極めて重要な発言をしました。
桜を見る会の名簿破棄問題について、安倍首相は国会答弁で「(内閣府のデータは)サーバで保存するシンクライアント方式で、データの復元は不可能」と述べ、内閣府がシンクライアント方式を採用していると言及。
このシンクライアント方式とはパソコンのような端末ではなく、サーバーにデータを全て保管し、画面のみをユーザーのパソコンなどの端末に転送表示するシステムのことです。
そのため、シンクライアント方式を通してデータ閲覧や操作を行った場合、パソコンとサーバーのやり取りの記録がほぼリアルタイムで残るような仕組みとなっています。
安倍首相は「シンクライアント方式だからサーバーのデータが消えて見れない」としていましたが、それは全くの真逆なのです。
大本のサーバーが残っていれば、データは絶対に消えることはありません。内閣府には端末しか無く、現時点で安倍首相の手元に名簿のデータが無いことは納得ですが、だからこそ名簿の電子データは消えたわけではないと言えるのです。