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アゴラ設立の経緯とか
【11月例会】ネット言論最前線からの報告(新田哲史さん)
投稿日 : 2016年11月17日 | 最終更新日時 : 2017年10月13日
URLリンク(mcri-waseda.jp)
新田さんはまず、アゴラの2009年創刊に至った経緯について、当時の日本のネット空間では匿名の情報が幅を利かせ、
実名制の信頼できる言論サイトがないことに危機感を持ったライブドア社(当時)の田端信太郎氏(現LINE上級執行役員)の提案がきっかけだったと紹介。
経済学者の池田信夫氏がオーナーとなって、米ハフィントンポストをモデルにオピニオンブログによるサイトを作り、
レギュラー陣が自由に投稿できるシステムでスタートしたといいます。
(略)
また、民主党代表選では蓮舫氏の二重国籍問題が争点の一つとなりましたが、新田さんによると、
八幡和郎氏(徳島文理大教授)が「日本国へのロイヤリティーがあるのか」とアゴラに投稿したのを受けて、夕刊フジや産経新聞がこれを取り上げて問題が表面化。
さらにネットユーザーが、「自分は台湾籍」などと話していた蓮舫氏の過去の記事を指摘し、池田氏が、台湾政府の官報サイトの国籍離脱者の名簿欄に蓮舫氏の名前がないことを突き止めたのも、ネットユーザーからの情報提供がきっかけだったということです。
新田さんはこのケースについて、八幡、池田両氏らプロの知見がきっかけとなり、一般のネットユーザーの情報収集力・調査力が自律分散・自然発生的に機能したと指摘。
「ネット時代の調査報道の新しい形かもしれない」と述べました。
講演後の質疑応答では、「メディアとして何を目指すのか」「具体的な経営状態やスタッフの数・体制は」など多数の質問が出ました。
これに対し、新田さんは「新聞・テレビが公平性とかに縛られて立ち回りにくい領域を触れていくのがアゴラの立ち位置。
一つの問題に関しアゴラ上で激論になるのが理想像だ」「経営は楽ではないが、都知事選と二重国籍問題の“バブル”で、今年の業績は間違いなく上向き。
正社員はおらず、3人のスタッフは私も含め業務委託。人件費を抑えたスモールビジネスだ」などと答えました。
■新田氏の略歴 1975年生まれ。2000年、早稲田大学法学部卒業 。
読売新聞記者(運動部、社会部等)、PR会社を経て2013年独立。
大手から中小企業、政党、政治家の広報PRプロジェクトに参画し、東洋経済オンライン、現代ビジネス、アゴラ等のネットメディアにも寄稿。
2015年10月、アゴラ編集長に就任後は数々のリニューアルを仕掛け、都知事選や蓮舫氏の二重国籍問題で注目を集める。