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異色の戦法「れいわ新選組」際立つパフォーマンス
街頭演説にはSNS(会員制交流サイト)などを通じて多くの聴衆が集まり、4月の結成から募ってきた寄付金は3億円を超えた。消費税の廃止など目を引く政策を並べ、無党派層にターゲットを絞ったパフォーマンス中心の手法が当たった形で、他の野党は警戒を強めている。
山本氏は19日夕、東京・JR新橋駅前で「れいわ祭」と題する街頭演説会でこう訴えると、聴衆からは歓声が巻き起こった。会場の広場にはれいわ新選組のシンボルカラーであるピンクの幟(のぼり)が林立し、仕事帰りのサラリーマンや若者らが続々と足を止めた。立憲民主党の関係者は「枝野幸男代表の10倍以上の聴衆が集まっている」といぶかしげに語る。
政策には「完全に地盤沈下した人々の暮らしを大胆に底上げする」として消費税の廃止を掲げた。さらに555万人分の奨学金返済を免除する「奨学金徳政令」、最低賃金1500円など、大規模な財政出動が必要なものが並ぶ。
ただし、財源は「富裕層への課税強化」や、新規国債発行を柱とする「MMT(現代貨幣理論)」など「実現可能性が乏しいか、必要額に到底届かない」(立憲民主党幹部)ものが目立つ。山本氏は「権力があれば政策を実現できる」と訴え、批判は意に介さない。
山本氏は今回、5議席以上の獲得を目標に掲げ、同時に公職選挙法の政党要件の一つである2%以上の得票率も目指す。次期衆院選への挑戦も公言する。立民関係者は「かつての日本新党のように参院選で橋頭堡(きょうとうほ)を築き、次の衆院選でそれなりの議席を目指す腹ではないか」と評する。
山本氏は平成25年、園遊会で天皇陛下(今の上皇さま)に手紙を手渡しし、請願法に違反する可能性もあると指摘された。27年には、安全保障関連法案の参院本会議での採決に喪服姿で登場し、壇上で焼香の仕草をするなど、参院議員として物議を醸したこともある。
「永田町の空気は一切読まない」(山本氏)というれいわの訴えは有権者の心に届くのか。
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