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時事通信まで書いていた
◆立憲が国民に「刺客」＝官邸参戦で対立激化－静岡【注目区を行く】[時事通信 2019年07月11日]
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６月、東京都内のホテル。首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた。
参院選静岡選挙区は改選数２の「２人区」の中で唯一、立憲と国民民主が競合する。
立憲が国民現職の追い落としを図った格好だが、選挙後をにらんだ首相官邸がこれを阻止しようと参戦。
野党対決は激しさを増している。
国民参院幹事長の榛葉賀津也に対して立憲が「刺客」を放った背景には、『国会対応での路線対立がある』。
『榛葉は自民参院幹部とゴルフや酒席を共にして親交を深め』、
『重要法案の審議日程や委員会人事を「あうんの呼吸」（自民関係者）で決めてきたとされる』。
『過去３回、自民と議席を分け合う「ぬるま湯」（国民県連関係者）の選挙を戦ってきた榛葉にとって、徳川の出馬は一大事だ』。
静岡県湖西市で１日に開いた国政報告会では、連合傘下の組合員やＯＢら約６００人を前に
「新しくやってきた野党の方と大接戦で、『私は３番手』。この戦い、絶対に負けられない」と神妙な面持ちで語った。
頼みの綱は連合だが、連合静岡の幹部は「これまでも最大限やってきている。『新たにできることはあまりない』」とうめく。