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“大和”な歌詞のイメージは「子連れ狼」から
─作詞に関しては、先ほどおっしゃったようにまさに任侠の世界を描いてらっしゃいます。
宝野 うん。“龍”ってだけでなんか任侠っぽいじゃん。任侠編はもっといろいろ書けるなと思いましたね。大和ソングの歌詞を書く場合、先にテーマを決めて「書いてやるぞ!」っていう気持ちで書くんですよ。
例えば「隼の白バラ」(2013年発売の12thアルバム「令嬢薔薇図鑑」に収録)は零戦の曲にしようと思ったから事前にいろいろ調べたうえで臨んだし、「陸と海と空と」(2015年発売の14thアルバム「快楽のススメ」に収録)も私なりの愛国心を歌にしたものだし。
─宝野さんの“大和”っぽいボキャブラリーって、どこで培われたんですか?
宝野 そう思いますよね(笑)。
─以前のインタビューでは寺山修司がお好きというお話をされていましたけど、文学からなのか……。
宝野 なんだろう……あ、ボキャブラリーじゃないけど、イメージ的なものは「子連れ狼」じゃないかしら。子供の頃から好きだったんですよ。あと「サスケ」ね。
その世界がいまだに私の中にあるんで、そこから出てくるんじゃないかな(笑)。たぶん私、仇討ちが好きなんですよね。「少女殉血」は仇討ちの歌だし。