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>>568 >>600-635
ローマ帝国崩壊
376年から382年のゴート戦争は、
ゴート族が、
ローマ帝国領土内のバルカン半島に侵入した一連の事象を指す。
ハドリアノポリスの戦いに代表される緒戦において、
ローマ帝国が蛮族に対して大敗北し
を喫し、ローマ皇帝がなぶり殺され、
さらに、このあと、
ローマ帝国中央部に、ゴート族の国家建国を、容認したことで、
最終的に、ローマ帝国の東西分裂の具体化、西ローマ帝国滅亡に繋がる、
『ローマ帝国衰亡』の始まりを告げる歴史的転換点となった。
376年頃、フン族の侵入にさらされたゴート族が避難場所を求めて
ローマ帝国領内に移動してきた。
ローマがある本家の、西ローマ皇帝ウァレンスは、
労働力、兵役と引き換えに、トラキア移住の許可を出したが、
その後、ゴート族の想定外の流入増大での、大飢饉から、
ゴート族が、ローマ帝国諸都市への
襲撃、大型暴動、大規模略奪を起こしたため、
皇帝ウァレンスは、自らローマ軍を指揮、派兵、
ゴート族を鎮圧しようとした。
378年、ハドリアノポリスの戦いで両者は会戦したが、
ローマ軍は、ゴート族部族連合軍に、完全に撃破され、
皇帝ウァレンスも負傷した。
その撤退途中に避難した小屋が敵軍に包囲・放火され、焼き殺されるという最期を遂げた。
唐帝国後半 安史の大乱
玄宗皇帝が、中央アジア系の大将軍、
安禄山を、重用する。
漢族の、中央省庁官僚系との
対立激化から、安禄山は、クーデターを起こす。
天下泰平での、実戦経験がなかった
唐帝国軍は、
猛者揃いの、安禄山クーデター軍を鎮圧できず、
首都シーアンすら陥落する。
十数年にわたる、巨大内戦となり、
ウイグル軍の介入でようやく、武力鎮圧。
唐帝国の衰退をまねく。