19/02/13 00:40:57.50 PZ67ezQL0.net
急性リンパ性白血病の治療では、大量の抗がん剤を使用します。とくに35歳以下の方の場合は、
かなり強力な化学療法を行わないと、治療効果が出にくい傾向があります。「治療は順調」であることは何よりですが、
おそらく大量の抗がん剤を使用しているでしょう。
白血病に使う抗がん剤は、卵巣にも大きな負担を与えます。
加えて、妊娠すると、免疫寛容状態(ごく簡単に言うと、免疫機能が落ちること)になります。
そのため、妊娠すると、白血病を再発する患者さんが少なくありません。
また、出産された場合、化学療法によって、障害などを持ったお子さんが生まれる可能性も高まります。
白血病の患者さんを多く診ている血液腫瘍内科の医師としては、ご本人の治療を最優先することを勧めます。
どうしてもお子さんを希望される場合は、卵子の冷凍保存をしている医院などに相談する方法もあります。