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性腺機能障害 移植前に行う大量の抗がん剤や放射線照射によって性腺(男性の精巣、女性の卵巣)がダメージを受け、
移植後にはほとんどの患者さんが精子や卵子を作れない状態になります。
これは、こどもをつくるができない、「不妊」状態につながり、また、女性の場合は女性ホルモンがでなくなるために、
月経がこなくなり、更年期障害のような症状が出ることもあります。
ただし、性腺の障害の程度は移植前処置の方法によって大きく異なります。再生不良性貧血に対する
シクロホスファミド(商品名エンドキサン)単独の前処置や悪性リンパ腫に対する自家移植の前処置の
後には女性の卵巣機能が回復することは珍しくありません。一方、ブスルファン(商品名ブルルフェクス)
という抗がん剤を大量に使うと性腺機能はほとんどの場合に回復しません。シクロホスファミドと
全身放射線照射の併用の移植前処置の場合は稀に性腺機能の回復がみられます。