18/12/27 15:09:02.71 Zk9Of60T0.net
秦は保守だけど歴史に関しては専門家だからバカウヨとは明らかに違う
南京大虐殺についての秦の主張↓
日本が満州事変いらい十数年にわたって中国を侵略し、南京事件をふくめ中国国民に多大な苦痛と
損害を与えたのは、厳たる歴史的事実である。それにもかかわらず、中国は第二次世界大戦終結
後、百万を超える敗戦の日本兵と在留邦人にあえて報復せず、故国への引きあげを許した。
昭和四十七年の日中国交回復に際し、日本側が予期していた賠償も要求しなかった。当時を知る
日本人なら、この二つの負い目を決して忘れていないはずである。
それを失念してか、第一次資料を改竄してまで、「南京"大虐殺"はなかった」といい張り、
中国政府が堅持する「三十万人」や「四十万人」という象徴的数字をあげつらう心ない人々がいる。
もしアメリカの反日団体が日本の教科書に出ている原爆の死者数(実数は今でも不明確だが)が
「多すぎる」とか、「まぼろし」だとキャンペーンを始めたら、被害者はどう感じるだろうか。
数字の幅に諸論があるとはいえ、南京で日本軍による大量の「虐殺」と各種の非行事件が起きた
ことは動かせぬ事実であり、筆者も同じ日本人の一人として、中国国民に心からお詫びしたい。
そして、この認識なしに、今後の日中友好はありえない、と確信する。
秦郁彦「南京事件」あとがき