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◆地元で名士の父が突然ネトウヨに……
週刊誌記者のAさんは、定年退職後、突如ネトウヨ化してしまった73歳の父親についてウンザリした顔で話してくれた。
「実家に帰ってテレビを見ていると、突然父親が『中国人や韓国人は脳の構造が日本人と違うからノーベル賞が取れない』と言うんです。
それを聞いて僕もカチンときて『僕には韓国人や中国人の友人や仕事の同僚もいるからそういうことを言わないでくれ』って言ったら、そこから大喧嘩。『お前も記者なら南京大虐殺や従軍慰安婦について、本当のことをちゃんと書け!』とか怒鳴り始めて……」
Aさんの父親は地方の国立大学を出て、地元の地銀一筋に勤め上げ、支店長も経験したいわゆる“地元の名士”である。酒も夕食に嗜む程度で、ゴルフをやめた今の趣味は読書
。どちらかといえば物静かなタイプの父親が感化されたのは、いわゆるヘイト本との出合いだったとAさんは推測する。
「あり余る時間を読書に充てたことで、とにかくいろんな本を読むようになった。その中にいわゆるヘイト本が交じっていたのがきっかけだと思います。
そうした本をスマホで検索すれば、ほかのヘイト本やネトウヨ系サイトが出てきます。ネットに耐性のない高齢者がそういう情報に触れて鵜呑みにしたんだろうと思います」
実家の本棚には百田尚樹や小川榮太郞、差別的なタイトルの嫌韓・嫌中本がズラリと並び、本を読んで気になったことをスマホで検索して
さらなる“理論武装”にも余念がないという。ネトウヨ化した父親を同居する母親や兄は苦々しく思っているという。
「人間って年を取るごとに頑固になるじゃないですか、そこにネトウヨ的な考えが入ってきて……。母も兄も話すのも面倒だからほってると言っています」
そんな父からAさんにこんなメールが先日届いたという。
「テレビ局は泉放送制作という在日の会社が牛耳っているんだろ? そういうことをなぜ記者として取材しないのか?」
2年以上も前にネットで話題になったデマの話を今ごろされ、開いた口が塞がらなかったという。