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富士見産婦人科病院事件(ふじみさんふじんかびょういんじけん)とは、1980年に埼玉県で発覚した、乱診乱療とされた事件。
埼玉県所沢市にあった富士見産婦人科病院(すでに廃院。富士見市にあった富士見産婦人科とは別)では、美容室やアスレチック室、ラウンジなど一流ホテルを思わせる構えであった。
このため、埼玉県内はもとより近県からも多数の妊婦が診察に訪れるなど繁盛していた。
1980年、ある妊婦がこの病院で診察を受け子宮癌を宣告された。しかし他の病院で再度診察を受けた際、全く異常が無いことがわかった。
この病院でしか診察を受けていなかった妊婦は病院の診断のまま子宮や卵巣の摘出手術を行われ、健康な子宮や卵巣も摘出していた可能性が疑われた。
また、理事長は当時まだ珍しかった超音波検査を行っていたが、医師免許を所持しておらず、これは無資格の診療であったこともその後の調査により明らかとなった。
この事件は、1980年9月12日の朝日新聞のスクープとなった。1981年、理事長の妻であり、医師免許を持って診察や治療を行っていた院長は医業停止6ヵ月の処分を受けた。
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