18/09/13 17:01:23.01 4lI4eBT8K.net
>>36
これに対し、22年前の1995年に同調査の結果を報じた同年8月21日付『日本経済新聞』では、
現状の生活に「満足」が約7割に達すると本文で書く一方、
見出しには「『今後の生活は良くなる』13.7%過去最低に」と掲げ、
《二つの数字をつなぐ鍵》として取材で得た「景気回復が足踏みするなか、《現状を追認する傾向》が見られる」という総理府(現内閣府)の分析を紹介している。
『当時、生活に「満足」の割合が高く現れたのは』バブル崩壊後の停滞が続く中で、
この先も景気が良くなると期待できない『国民が、半ばあきらめて「まあ満足」と回答したからではないか』との見方を国民目線で報じたのだ。
2017年の同調査でも今後の生活が「良くなっていく」と回答した国民の割合は9.4%と、上で示した『95年の13.7%より4.3%低く』、
『民主党政権時代の9.7%(2012年)にも及ばない』。
だが、《現在の「満足」と今後の「予想」に潜む世論の洞察》を怠った『朝日新聞』の報道には、
『将来に対する悲観から今の生活にやむを得ず「満足」を見出そうとしている国民の姿』は映し出されていない。