18/09/10 11:05:35.55 A5e2+8RnH●.net BE:324064431-2BP(2000)
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"コスト感覚"を一瞬忘れる有権者と政治とマスコミ
石川和男
政策アナリスト、NPO法人社会保障経済研究所代表、霞が関政策総研ch主宰、一般社団法人日本介護事業連合会顧問など
(略)
近年、日本人の"コスト感覚"がおかしくなったと思うような話がある。
と言うより、政治もマスコミも、意図的に議論の俎上に載せることを避けてきたものがある。エネルギーコストに関することだ。
2011年3月の東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故を契機として、全国の原子力発電所が強制的に再稼働を止められている。
九州、四国、関西の各電力会社の管内では一部の原子力発電所の再稼働が始まっているが、その他多くの原子力発電所は今も停止"塩漬け"状態のまま。
日本の電源構成における原子力比率は、2010年までは3割前後であったが、震災による福島事故をきっかけとして、定期検査後の再稼働などが容認されなくなった。
停止させられた原子力発電による電力量を補うため、天然ガスや石油など化石燃料発電の追加に依存せざるを得なくなった。
その結果、震災以降での追加燃料費は年間2~4兆円の規模に上っている。2016年度末までの累計では14兆円を超えた。
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