18/07/11 07:54:18.71 PZS4upXq0.net
>>193
14からの31に関する見解を書いただけなんだが
ちょっといい加減に書くと、デュルケームのアノミー論は19世紀末の話で
産業革命が後発の国でも終わり、マルクス主義みたいな思考の革命もあった
丁度、オームも世紀末思想があって、社会変化も高度成長期から人口増加による食料やエネルギー問題
消費増加による経済成長の限界があるのかみたいな時代で
割と100年前の理論がそのまま当てはまる状況ではあった
これに比べ、マートンは大恐慌とかの後の時代で、再度、世界大戦に向かって行く時代
それは丁度現代日本との類似性が見られる
逸脱とラベリングは卵が先か雛が先かみたいなことで
デュルケームの時は社会規範の共有が薄らぐとアノミー化して犯罪に走るみたいな話だったが
マートンは社会規範は相対的なもので、ラベリングにより犯罪とされたものが犯罪になるとした
これはネットの同調圧力によるヘイトやハラスメント認定がそれで、社会規範はむしろ共有されていく
ナチスも正に同じ構造で大きくなった