18/07/06 12:25:41.65 zJpdbkwM0.net
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文部科学省の私立大支援事業に関連し、同省の前局長が息子の裏口入学への関与をめぐり逮捕された受託収賄事件で、
疑惑の舞台となった東京医科大(東京都新宿区)の臼井正彦理事長(77)と鈴木衛学長(69)が不正に関わった疑いがあることが5日、関係者への取材で分かった。
東京地検特捜部は、臼井理事長が前局長への依頼など不正を主導したとみており、大学の組織ぐるみの可能性が出てきた。
一方、加計学園系列の2大学が同じ支援事業の対象になっていたことが判明。野党は、選定の背景が不透明と追及を始めた。
東京医科大の事業が選定された「私立大学研究ブランディング事業」の16年度分で、獣医学部新設問題が問われている
「加計学園」(岡山市)が運営する千葉科学大と岡山理科大が選ばれていた。岡山理科大の事業は「恐竜研究の国際的な拠点形成」で、
千葉科学大は「『フィッシュ・ファクトリー』システムの開発」などが対象。思わぬ形で加計学園の名が浮上した。
文科省によると、対象校の選定はまず、各大学の提出書類を複数の専門家が審査して点数化。それを基に大学学長らが委員を務める
委員会で決まるというが、加計問題を追及する野党は国会内で開いたヒアリングで、同事業での大学選定までの経緯に「お手盛りやお友達の利権が入り込む余地があるのではないか」と指摘。
東京医科大の問題で佐野容疑者が、自ら選定に「後押し」したと一部で報じられたこともあり、“口利き”が通じた疑いがあるとして、大学が事業に選ばれる過程の詳細な情報公開を求めたが、文科省は捜査中を理由に説明を避けた。
大学選定の会議は非公表だが、文科省担当者は「議事録は残していない」と述べた。選定のプロセスが明確にならない限り、加計系2大学の選定も含めて、疑惑が深まりそうだ。