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通じていない「おもてなし」
2018年3月2日
知り合いの若い会社員が、友人とニシタチの居酒屋で飲んでいたら旅行に来ていた米国人のカップルと意気投合したという。片言の英語だったが、随分喜んでくれたそうだ。
街中で外国人をよく見かけるようになった。安いバックパッカーの宿も増え、交流を求めて日本人の利用も多いようだ。
県の2018年度一般会計当初予算案の目玉「観光みやざき未来創造基金」はインバウンド(訪日外国人客)対策の強化を主要な目的とする。
一昨日発表された17年本県の外国人延べ宿泊者数は約31万人。前年比で26・5%増えたが、九州では最低だ。
交通の便を考えれば仕方ない面はあろう。人情を含めて観光地としてのトータルな魅力はよそに負けない。伸びしろは大きい。
ただ、先日東京で観光庁の田村明比古長官の講話を聴く機会があり、インバウンド増加には多くの課題があることも認識した。
さまざまなデータを見せてくれたが、日本人が誇る「おもてなし」は外国人にはあまり理解されていない、という指摘がショックだった。
日本は観光地としてのランキングは世界4位。だが旅行者が「歓迎されていると感じられるか」の問いでは13位と低い。「英語で話すと逃げる」「通信環境が乏しい」などが理由だ。彼らが旅に何を求めているか、じっくり分析したい。
相撲の朝稽古を見学して力士とちゃんこを食べるツアー、料金は安くなくアクセスも悪いが評価の高い岐阜県の鍛冶体験など“うけている”例に注目した。眠る観光資源を発掘していかに提供するか、受け手の目線に立ったアイデアが要る。
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