18/02/06 18:54:40.53 AnQHnkJya●.net BE:876811395-2BP(1000)
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「日本では義務と趣味のバランスが悪いのかもしれない。この子たちは、練習が休みだと言ったら全員喜ぶよ」
「たぶん生徒たちは、明日の練習が休みだと言ったら大喜びする。でもドイツの子供たちは、
今日はサッカーが出来ないなんて言われたら、みんながっかりして落ち込むよ。もしかすると日本は義務と趣味のバランスが悪いのかもしれない」
サッカーを義務と感じたら「先生がいなくなった途端に辞めちゃう」
実際にエンゲルスが、翌日練習がオフだと告げると、生徒たちから一斉に大歓声が沸き上がった。
「プロになれる選手なんて全体の1%。残りの99%の子供たちにとって、一番大切なのはサッカーを楽しむことじゃないか。
僕はみんなに、サッカーを生涯の遊びにして欲しかった。
そうすれば彼らの子供たちもサッカーを楽しむ。
そういう種を蒔いていかなければ、サッカーは広まっていかない。サッカーを義務だと感じていたんじゃ、先生がいなくなった途端に辞めちゃうよ」
さらにエンゲルスは熱弁を続けた。
「トレーニングをして試合に勝つのも結果だけど、サッカーを好きになってもらうのも大切な結果だよ。
僕は80人の部員全員を、しっかりと見たかった。プロになれる可能性のある子と同じように他の子も助けたかった」
結果的にサッカーを楽しんだ滝川二高からはその後、波戸康広(元横浜F・マリノスほか)や加地亮(元ガンバ大阪ほか)、
岡崎慎司(レスター)、金崎夢生(鹿島アントラーズ)ら次々にプロの選手も育っていった。
2/6(火) 15:53配信 ザ・アンサ�