17/12/17 13:15:54.66 UFuQD69l0.net
＞自衛隊幹部の一人は取材に「米国の装備品は性能がいいが、
＞輸入に頼ってばかりでは国内産業が育たない。米国製は修理にも手間がかかる」
幕末の小栗上野介と同じだな
列強に対抗するため軍艦を揃えた海軍の設立が急務になったとき、小栗は「自前の造船所を持ち軍艦を作ることこそ日本に必要だ、金は幕府の無駄を減らして作る」と説いた
それに対し勝海舟は「そんな莫大な金はどこにもない、軍艦は外国から買えばいい、日本製の軍艦の海軍など500年かかる」と鼻で笑い真っ向から対立
幕府のお偉いさんがたも担当の部署の予算が軒並み減らされるというので猛反対
オランダやイギリスは勝の意見に賛成、アメリカは南北戦争中でそれどころじゃない、フランスだけが小栗の造船所建造に全面的に協力する、と
どうにか造船所建設にGOが出て、小栗は癒着のないことを示すためもあり辞任
ネジ一本の製造から軍艦からメンテナンスから他の造船所建築から工場建築から技術者育成までを成し遂げた小栗の横須賀造船所の存在は、
のちの日露戦争海戦大勝利の非常に大きな要因となった
東郷平八郎が小栗の子孫に「小栗さんが造船所を造っておいてくれたことが日露戦争の勝利にどれだけ役立ってくれたことか」と礼を言うのは、
小栗が薩長軍の命により殺害された44年後のことになる