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留学生大けが 会社と工場長を書類送検
12/15(金) 8:20配信
2016年6月、宮城県名取市内の食品メーカーの工場で、アルバイトのネパール人留学生が右腕切断の大けがをする事故があり、
仙台労働基準監督署は、14日、この食品メーカーと当時の工場長を労働安全衛生法違反の疑いで仙台地方検察庁に書類送検しました。
書類送検されたのは、コンビニの弁当などを製造する食品メーカーで千葉市に本社のあるフジフーズと、
名取市本郷にある仙台工場の40歳の当時の工場長です。
仙台労働基準監督署によりますと、仙台工場では2016年6月、当時19歳のアルバイトのネパール人の女子留学生が、
肉の加工用の機械を洗っていた際に巻き込まれ右腕を切断する大けがをしました。
女子留学生はコンセントを抜いてから機械を洗わなければならないことを知らなかったということで、
フジフーズと当時の工場長は、採用時に義務付けられている安全教育などを行わなかった疑いが持たれています。
書類送検についてフジフーズは、「厳粛に受け止めている。母国語での安全教育などを行い再発防止に全力で取り組んでいく」とコメントしています。
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