17/12/06 13:50:48.49 1drsJnIZE.net
■碑文
この記念碑は日本軍によって性奴隷にされ『慰安婦』と呼ばれた何十万人の女性と少女の苦しみを表しています。
その大多数は戦時中囚われの身のまま命を落としました
■山口一男の主張
③碑文の内容に疑義があるという批判で(碑文の中身をこのように書き換えるべきではないのかという提案なら別だが)、
慰安婦像設立自体に反対するのは、部分に疑義があるから全体を否定することで、それは論理的におかしいこと。
③について説明を付け加えよう。通常何かが「無い」と証明するのは「悪魔の証明問題」といわれる。
「ある」ことの証明は一例で済むが、調べた多数のケースについて「無い」ことは「無い」ことを証明しないからである。
慰安婦像設立への正当な抗議は、「慰安婦たちへの重大な人権侵害は無かった」ということを証明しなければならないが、
これは悪魔の証明問題ではない。なぜなら既に重大な人権侵害があったとみなされる例が多数報告されているからである。
それに対し、吉田清治の捏造や他の一部に事実誤認がある、という主張では「ある」という結論を否定できないのである。
報告されているケースについて論理的にはすべて、そして現実的には大多数が、事実ではないと証明できない限り、
重大な人権侵害があったことは否定できず、従って①②の条件の下での慰安婦像自体の設立反対は正当と思われないというのが③の理由である。
■解説
碑文「何十万人の慰安婦の大多数が戦時中に死んだ」という主張に対し
大阪市が「そんな事実はない」と抗議したら
山口一男は悪魔の証明問題を持ち出して
一件でもあったら何十万人を否定できないんだ
何十万人のほとんどで無いことを証明できたら無かったと認めてやるよ
という屁理屈を展開