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3年前の よしりん コラム
教科書の従軍慰安婦の記述をなくすために立ち上げた「つくる会」の記者会見には怒号しかなかった。
名を連ねていた女性2名の発起人は姿を現さなかった。
それほどテレビや一般誌を含むマスコミや世論の同調圧力が強かったからだ。
「朝まで生テレビ」で慰安婦問題を討論したときは、ギャラリーの軽蔑と憎悪の視線に恐怖を感じた。
それがどうだ?17年経ってみれば、誰もが堂々と、女性までが、朝日新聞をバッシングしている!
敗戦後に世の中の論調がコロッと変わったと言うが、こんな調子なんだろう。
誰もが勝ち馬に乗りたいだけなのだ。
そしてわしが、「とっくに吉見義明と朝日新聞は、“強制連行”から“強制性”にスライドしてたのだよ。
この“強制性”の意味合いに置いて、アメリカでは“性奴隷”という表現になっているんだよ。
だからこの“性奴隷”の意味を知らなきゃ勝てないよ」と言ってるのに、また誰も耳を貸そうとしない。
みんな、「運動」がしたいだけで、「思想」をする者がいないからである。