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鶴保議員後援会長に多額資金か=業者が証言、選挙応援も―刑事告発を検討
11/20(月) 19:47配信 時事通信
沖縄県の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事をめぐり、前沖縄北方担当相で
自民党の鶴保庸介参院議員(和歌山県選挙区)に陳情を行った鹿児島県の採石業者が
「面会料として議員の後援会長に計850万円を渡した」と周囲に証言していることが20日、
関係者への取材で分かった。
関係者によると、業者は鶴保議員が当選した昨年7月の参院選では、動員した同社社員の給与や
有権者らとの飲食費など計数百万円を負担したという。
業者は、こうした選挙費用の負担は公選法違反(買収)の疑いがあり、面会料についても
政治資金として適切に処理されていない可能性があるとして、刑事告発することを検討している。
関係者によると、業者は鶴保議員が沖縄北方担当相に就任する前の昨年2月から同相就任後の
今年5月にかけて計11回面会し、辺野古の埋め立て工事に参入できるよう陳情を繰り返した。
その際、後援会長から要求を受けて50万~300万円を面会料として渡したという。
業者は周囲に対し「面会料の入った封筒を受け取った後援会長は、1人で大臣室に入ることがあった」と話している。
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