17/10/20 16:31:50.89 AnVRnYaO0.net BE:765875572-2BP(1000)
米ウエスタンデジタル(WD)はハードディスク駆動装置(HDD)の記憶容量を3倍にする技術を開発した。
マイクロ波でデータを書き込む密度を高めた。パソコン市場の縮小などによってHDDの出荷台数は
減少傾向にあるなか、インターネットサービスの拡大を背景にデータセンター向けは堅調。
「データの膨張」を受け止める技術で生き残りを目指す。
「ついにブレークスルーを成し遂げた。HDDはデータセンターで活躍し続けるだろう」。
米サンノゼ市のWD本社で11日、マイク・コルダノ社長兼最高執行責任者(COO)はそう言って
新技術「マイクロ波アシスト磁気記録(MAMR、ママー)」を紹介した。
データを読み書きする磁気ヘッドにマイクロ波を出す部品を付けた。WDが現在、
販売しているデータセンター向けHDDの記憶容量は1台あたり最大14テラ(テラは1兆)バイト。
マイクロ波の作用によってより高い密度でデータを書き込めるようになり、記憶容量を増やせるという。
コルダノ氏は「MAMRを使えば、2025年までに(1台あたり)40テラバイトのHDDを
生産できるメドが立っている」と説明する。具体的な記憶容量は明かしていないものの、
18年にサンプル出荷を始め、19年から量産する。
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URLリンク(www.nikkei.com)