17/09/03 22:46:35.12 xO1KGVC9a●.net BE:741292766-2BP(2000)
「自動車に住む」ことを選ぶ若者がアメリカでは増えつつある
アメリカでは、若い世代を中心に「家を所有しない」という価値観が広まっています。
これは、「住宅を購入せずに賃貸住宅を選ぶ」というものだけでなく、「自動車で生活する」という人の急増を意味しているそうです。
シアトルの郊外に「住む」28歳の女性ショーナ・ネルソンさんは、SUVタイプのフォード・エクスプローラーを根城にしています。
後部座席は取り払われて、動物柄のブランケット付きのベッドを備えており、寝転んだ状態で本を読むためのランプもあります。
ネルソンさんは、駐車違反のキップを切られたりレッカー移動されたりしないと確信すると、眠りにつくとのこと。
1年前から自動車で寝泊まりを始めたネルソンさんは、「おそらくワクワクすることのないアパート暮らしのために月に1200ドル(約13万円)を費やすべきか、それとも旅行に1200ドルを費やすべきでしょうか?」と話しています。
ネルソンさんのような車中泊の生活を選ぶホームレスの急増は、アメリカ各地で起こる住宅価格の高騰という住宅問題だけでなく、必要な物を最小限まで切り詰めるミニマリズムという価値観の台頭が原因だとのこと。
このため、一般的な低所得者が余儀なくされるホームレス状態ではなく、中産階級で新しい居住形態として現れているのが特徴です。
調査によると、18歳から35歳の世代は、それ以前の世代よりも賃貸住宅に住み続ける傾向にあることがわかっています。
2016年に18歳から35歳だった人の74%が賃貸住宅に住んでおり、これは2000年にジェネレーションX世代が賃貸住宅に住んでいた割合の62%を上回っているとのこと。
若者の生活様式の変化は住宅だけにとどまらず、食事・旅行・レクリエーションへの消費は20%を上回り、生活消費財や自動車への支出が10%を切っているのと対照的です。
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