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3、既存の大学・学部との関係
・ 既存の大学・学部では、一律の教育(コアカリキュラム)が主であり、上記1にあるよ
うな新たな分野への対応(アドバンス教育)は、専門教員の不足もあり、十分な取組
がなされているとは言えない。
・ 具体的には、大学基準協会の獣医学教育に関する基準(改定案)によれば、学生入
学定員数を 30~120 人とした場合、アドバンス教育まで含めた場合の必要な専任教
員数は、68~77 人以上とされているが、ほとんどの大学では十分でない。
4、近年の獣医師に関する需給バランス (試算)
・ 平成 26 年度の獣医師法第 22 条の届出者数は 39,098 人であるが、獣医師の勤務年
数を 35 年とすれば、現状を維持するために必要な一年あたりの獣医師養成数は、
1,117 人。
・ 現在、全国の獣医師系大学の入学定員数は、930 人。
・ 獣医師に対する需給は逼迫しており、特に上記1の新たな分野に関する人材の不足
が見込まれる。
終わり