17/05/07 08:32:21.18DmMtrCKz0.net
これが自民の憲法草案だ!
・人権は常に「公益及び公の秩序」の範囲内でのみ認められる。
現行条文の人権制限条件「公共の福祉」は他者の人権を侵さないという意味だが
自民案では権力者の決める「公益」と「秩序」が条件になる。
つまり「公益のために財産よこせ」「秩序のために死ね」が可能になる。
そこを責められると自民は「今と同じ意味だから変えてもいい」と釈明するが
同じ意味なら変える必要は無く、過去の判例が無効化されかねない。
・国防軍を国防目的とは別に治安維持に動員できる。
「国防」目的の治安維持ではなく、その他の活動として「公の秩序を維持」と規定。
そして「国民の生命も自由も守らない治安維持」ができることになっている。
自衛隊をわざわざ「国防軍」にする真の目的はここにあるもよう。
・戦争や内乱や災害時以外でも内閣判断だけで「緊急事態宣言」を出し、生命権すら制限できる。
しかも衆議院だけの採決で事後承認、延長できる。
しかも衆議院の任期を繰り返し永久に延長できる。
つまり衆議院の過半数を確保した与党が、望みさえすれば永遠に日本の与党に留まり続け、
基本的人権も制限でき、反抗する国民には銃を向けることができる憲法になる。
つまり「上からのクーデター」。
エジプトのムバラク政権が非常事態宣言で長期独裁したのと同じ。
もちろん立憲主義を否定している憲法は無効なので
論理的には北朝鮮のような形だけの立憲国家ということになり
国連で批難決議されたり、欧米諸国などが「日本の民衆を解放」するため空爆することさえ可能になる。
自民の憲法案ほど日本の防衛を脅かすものはない。