17/01/26 15:04:47.51 8ZTwcrb1H.net
極東連邦大学（ウラジオストク）でのサマースクールを通して
私は、この夏休みに極東連邦大学で開かれた３週間のサマースクールに参加して
きました。極東連邦大学はロシア極東地域の中心的な総合大学であり、ウラジオス
トクにキャンパスがあります。ウラジオストクは日本から飛行機で約３時間で行け
る都市ですが、1958 年からソ連崩壊までの間、外国人の居住が許されない閉鎖都市でした。し
かし、2016 年現在はとても活気のある街であり、住み心地もよかったです。
今回の語学研修で最も印象に残ったことの一つは、他留学生との交流です。私にとって外国人
と外国語で会話をするという体験は初めてのことでした。相手の言っていることが聞き取れない
ことも多く、曖昧な形で会話が終わってしまうこともあり苦い思いをしました。しかし、こんな
に語学力の無い私を遊びに誘ってくれる留学生も多く、拙い英語でも黙っているよりは良いと思
いなるべく会話を続けられるよう心がけました。
また、街中でロシア人と会話をする機会も多々ありました。訪れる前
はロシア人に対して「無愛想で無口」というステレオタイプのイメージ
を持っていましたが、実際は一度仲良くなるととても陽気で優しく接し
てくれる人たちが多かったです。
今まで自分の生活とかけ離れすぎていてイメージもあまりしにくかっ
たロシアの雰囲気、生活、人々が、サマースクールを通じて鮮明に思い
描けるようになった気がします。この経験をロシア語学習だけでなく自
分の進路設計にも活かしていきたいです。
三村 侑意（法学類 2 年）