17/01/21 22:38:03.57 zA/soG4h0.net
ムソシ鉱山(ムソシ鉱床、キンセンダ鉱床)
ザイール(コンゴ民主共和国)南部のシャバ州に所在する。
1960 年 :日本鉱業がアフリカにおける探鉱開始。
1965 年 :コンゴ民主共和国カタンガ州政府とカッパーベルト地帯における
鉱山開発の覚書取り交わし。
1966 年4月 :ルブンバシ駐在員事務所開設。
1966 年7月 :中央政府より鉱山開発についての原則的許可受領。
1967 年1月 :探鉱一般許可取得。
試錐探鉱開始。
1967 年 12 月 :36,000m2 の鉱業協定(排他的調査探鉱権・開発権を保証)締結。
本格的探鉱開始。
1968 年4月 :日本法人投資会社「コンゴ鉱山開発(株)」(コデミコ。1972 年1月ザイー
ル鉱山開発(株)、コデミザに改称)設立。(出資比率:日本鉱業 62%、
住友金属鉱山 12%、三井金属鉱業 12%、日商岩井5%、古河鉱業9%)
1969 年4月 :コンゴ政府と合弁の現地法人「コンゴ鉱工業開発(株)」(ソジミコ。
1971 年 11 月にザイール鉱工業開発(株)、ソジミザに改称)設立。
1969 年 :開発工事開始。
1970 年 :キンセンダ鉱床発見。
1972 年 :生産開始。
1974 年以降 :価格低落、輸送コスト上昇により経営不振。
1975 年8月 :アンゴラ内戦によるベンゲラ鉄道閉鎖(アンゴラ・ロビト港
2,199km)。モザンビークのベイラ港(2,523km)に変更。
1976 年3月 :ローデシア・モザンビーク国境閉鎖。南アフリカ・イーストロン
ドン港(3,372km)に変更。
1977 年以降 :経営改善計画として、ムソシ鉱床の出鉱縮小及びキンセンダ鉱床
の高品位鉱の開発を行う。
1983 年5月 :ムソシ鉱山の経営権をザイール政府に譲渡決定。
1983 年6月 :経営譲渡、撤退。